前場コメント No.8 アルプス電気、丸紅、住友重機械、太陽ＨＤ、日本航空電子など
★9:43 アルプス電気－野村が目標株価引き上げ ハイエンドスマホ向け新製品サイクルと為替を反映
アルプス電気<6770.T>が反発。野村証券では、ハイエンドスマホ向け新製品サイクルと為替を反映させ、野村予想を増額。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2950円→3500円と引き上げた。
為替前提と事業見通しを更新し、業績予想を増額修正。野村では、OISを用いたデュアルカメラやハプティックモータなど同社が得意とする新しい部品が、17年のハイエンドスマホや新型ゲーム機器に採用される可能性が高いと考え、来18.3期以降のカメラアクチュエータとハプティックモーターの収益見通しを増額したとしている。なお、為替前提の変更（1ドル104→114円）は、来18.3期営業利益を理論上約100億円押し上げるが、円安や業績改善に伴う費用増をも踏まえ、約70億円の寄与と見立てたとしている。
アルプス電気<6770.T>が反発。野村証券では、ハイエンドスマホ向け新製品サイクルと為替を反映させ、野村予想を増額。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2950円→3500円と引き上げた。
為替前提と事業見通しを更新し、業績予想を増額修正。野村では、OISを用いたデュアルカメラやハプティックモータなど同社が得意とする新しい部品が、17年のハイエンドスマホや新型ゲーム機器に採用される可能性が高いと考え、来18.3期以降のカメラアクチュエータとハプティックモーターの収益見通しを増額したとしている。なお、為替前提の変更（1ドル104→114円）は、来18.3期営業利益を理論上約100億円押し上げるが、円安や業績改善に伴う費用増をも踏まえ、約70億円の寄与と見立てたとしている。
★9:44 丸紅－反発 国内セメント販売から撤退
丸紅<8002.T>が反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が国内のセメント販売から撤退すると報じられた。
90％出資する丸紅セメント資材（千代田区）の国内営業事業を4月に太平洋セメント<5233.T>のグループ会社、太平洋セメント販売（東京都中央区）に売却するという。人口減少などで需要の拡大が見込みづらい国内事業から撤退し、輸出に特化するとされる。丸紅は資源や穀物事業の苦戦で業績が伸び悩んでいるため、経営の選択と集中を進めて収益力を強化する考えのもよう。
丸紅<8002.T>が反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が国内のセメント販売から撤退すると報じられた。
90％出資する丸紅セメント資材（千代田区）の国内営業事業を4月に太平洋セメント<5233.T>のグループ会社、太平洋セメント販売（東京都中央区）に売却するという。人口減少などで需要の拡大が見込みづらい国内事業から撤退し、輸出に特化するとされる。丸紅は資源や穀物事業の苦戦で業績が伸び悩んでいるため、経営の選択と集中を進めて収益力を強化する考えのもよう。
★9:48 住友重機械－ジェフリーズが目標株価引き上げ 潜在的なアップサイドが織り込まれていない
住友重機械工業<6302.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、株価には潜在的なアップサイドがまだ十分に織り込まれていないと判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価を680円→900円と引き上げた。
同社株価は2016年11月以降、TOPIXをアウトパフォームしている。背景には、円安の恩恵を受ける企業として同社に市場が強い期待を抱いていることが挙げられる。米国新政権下の建設機械事業における需要の改善、ならびに来18.3期の会社計画営業利益がコンセンサスを上回る水準になるという同社の示唆を背景に、さらなる株価上昇余地が残されていると考えるとした。
住友重機械工業<6302.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、株価には潜在的なアップサイドがまだ十分に織り込まれていないと判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価を680円→900円と引き上げた。
同社株価は2016年11月以降、TOPIXをアウトパフォームしている。背景には、円安の恩恵を受ける企業として同社に市場が強い期待を抱いていることが挙げられる。米国新政権下の建設機械事業における需要の改善、ならびに来18.3期の会社計画営業利益がコンセンサスを上回る水準になるという同社の示唆を背景に、さらなる株価上昇余地が残されていると考えるとした。
★9:50 フィル・カンパニー－反発 投資家の不動産投資ニーズに応える新たな事業スキーム開始
フィル・カンパニー<3267.T>が反発。同社は23日に、投資対象として空中店舗フィル・パークを同社グループが企画・開発・販売することとする新たな事業スキームを開始すると発表した。
一般投資家や機関投資家の不動産投資ニーズに応える。開始初期は、リピート顧客、一般投資家や機関投資家とのコネクションを持つ戦略的パートナーへの直接販売とし、段階的な販売チャネルの拡大・販売スキームの開発に取り組むという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
フィル・カンパニー<3267.T>が反発。同社は23日に、投資対象として空中店舗フィル・パークを同社グループが企画・開発・販売することとする新たな事業スキームを開始すると発表した。
一般投資家や機関投資家の不動産投資ニーズに応える。開始初期は、リピート顧客、一般投資家や機関投資家とのコネクションを持つ戦略的パートナーへの直接販売とし、段階的な販売チャネルの拡大・販売スキームの開発に取り組むという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:51 太陽ＨＤ－3日続伸 通期営業益を上方修正 需要が想定超える 円安も寄与
太陽ホールディングス<4626.T>が3日続伸。同社は24日取引時間前、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の80.0億円から90.0億円（前期比17.9％減）へと引き上げると発表した。計画より需要が上回っているほか、為替レートが想定より円安で推移していることを踏まえたもの。
17.3期3Q累計（4-12月）の営業利益は71.9億円（前年同期比16.9％減）だった。
太陽ホールディングス<4626.T>が3日続伸。同社は24日取引時間前、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の80.0億円から90.0億円（前期比17.9％減）へと引き上げると発表した。計画より需要が上回っているほか、為替レートが想定より円安で推移していることを踏まえたもの。
17.3期3Q累計（4-12月）の営業利益は71.9億円（前年同期比16.9％減）だった。
★9:52 日本航空電子－大和が目標株価引き上げ 円安はポジティブながらビジビリティーは高くない
日本航空電子工業<6807.T>が3日続伸。大和証券では、円安はポジティブながらビジビリティーは高くない印象とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1500円→1650円と引き上げた。
今17.3期第3四半期（16年10～12月期）決算は売上高576億円前後（前年同期比26％増、前四半期比8％増）、営業利益38億円前後（前年同期比18％減、前四半期比40％増）を想定。スマホ向けコネクターの季節需要と円安の効果で前四半期比では回復を見込んだとした。決算ではUSB タイプC コネクターが収益貢献し始めたのかどうかに注目。今17.3期通期は売上高2033億円（前期比13％増）、営業利益120億円（同33％減）を予想。主力向け先のスマホの売れ行きは良いわけではないが円安はプラス。為替前提の見直しにより営業利益は従来予想比10億円増額。
日本航空電子工業<6807.T>が3日続伸。大和証券では、円安はポジティブながらビジビリティーは高くない印象とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1500円→1650円と引き上げた。
今17.3期第3四半期（16年10～12月期）決算は売上高576億円前後（前年同期比26％増、前四半期比8％増）、営業利益38億円前後（前年同期比18％減、前四半期比40％増）を想定。スマホ向けコネクターの季節需要と円安の効果で前四半期比では回復を見込んだとした。決算ではUSB タイプC コネクターが収益貢献し始めたのかどうかに注目。今17.3期通期は売上高2033億円（前期比13％増）、営業利益120億円（同33％減）を予想。主力向け先のスマホの売れ行きは良いわけではないが円安はプラス。為替前提の見直しにより営業利益は従来予想比10億円増額。
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