東レ-3日続落 猫慢性腎臓病治療薬ラプロスの製造販売承認を取得
東レ<3402.T>が3日続落。同社は23日、経口プロスタサイクリン(PGI2)製剤ラプロスについて、猫の慢性腎臓病治療薬としての製造販売承認を取得したと発表した。
4月より共立製薬(千代田区)を発売元として発売開始予定だという。ラプロスは、ベラプロストナトリウムを有効成分とする経口プロスタサイクリン(PGI2)製剤であり、血管内皮細胞保護作用、血管拡張作用、炎症性サイトカイン産生抑制作用および抗血小板作用を有しているとされる。これらの薬理作用によって腎臓の虚血および低酸素状態を改善させると考えられており、腎機能の低下を抑制し臨床症状を改善させるとした。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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