前場コメント No.10 トヨタ紡織、ラック、エナリス、デンカ、カイオムなど
★10:10 サカイ引越センター－大幅続伸 3Q累計1％営業増益 強気計画据え置きを好感
サカイ引越センター<9039.T>が大幅続伸。同社は25日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が47.1億円（前年同期比1.0％増）だったと発表した。通期計画71.7億円（市場予想69.0億円）を据え置いた。作業件数の増加で、売り上げが伸びた。
サカイ引越センター<9039.T>が大幅続伸。同社は25日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が47.1億円（前年同期比1.0％増）だったと発表した。通期計画71.7億円（市場予想69.0億円）を据え置いた。作業件数の増加で、売り上げが伸びた。
★10:12 トヨタ紡織－続伸 中国での研究開発体制を拡充と報道 上海の機能を強化
トヨタ紡織<3116.T>が続伸。1月26日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が中国での研究開発（R&D）体制を拡充すると伝えられた。
上海市にある研究開発センターの機能を強化する方針。2018年に性能評価試験の8割強を現地で対応できるようにする計画で、研究開発要員も20年までに現在から2割増やす。中国の新車市場は世界の3割を占めるまでに成長。環境規制も厳しくなっており、現地のニーズに機動的に対応できるようにし、製品提案力を高めるのが狙いと報じられた。
トヨタ紡織<3116.T>が続伸。1月26日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が中国での研究開発（R&D）体制を拡充すると伝えられた。
上海市にある研究開発センターの機能を強化する方針。2018年に性能評価試験の8割強を現地で対応できるようにする計画で、研究開発要員も20年までに現在から2割増やす。中国の新車市場は世界の3割を占めるまでに成長。環境規制も厳しくなっており、現地のニーズに機動的に対応できるようにし、製品提案力を高めるのが狙いと報じられた。
★10:13 ラック－4日続伸 アカマイと戦略的パートナー契約締結 マネージドセキュリティサービスを提供
ラック<3857.T>が4日続伸。同社は26日10時に、アカマイ・テクノロジー（東京都中央区）と戦略的パートナー契約を締結したと発表した。
この提携により、日本企業で初めてアカマイのWebセキュリティソリューションとラックのセキュリティ監視センターを統合したマネージドセキュリティサービスを提供する予定という。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ラック<3857.T>が4日続伸。同社は26日10時に、アカマイ・テクノロジー（東京都中央区）と戦略的パートナー契約を締結したと発表した。
この提携により、日本企業で初めてアカマイのWebセキュリティソリューションとラックのセキュリティ監視センターを統合したマネージドセキュリティサービスを提供する予定という。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:17 エナリス－大幅に5日続伸 前期営業利益を上方修正 最終赤字は拡大
エナリス<6079.T>が大幅に5日続伸。同社は25日、16.12期通期の連結営業利益予想を従来の5.7億円から6.1億円（前の期は15.6億円の赤字）へと引き上げると発表した。
最終損益予想は従来の2.3億円の赤字から10.0億円の赤字（同26.4億円の赤字）へと引き下げた。有価証券報告書の虚偽記載に関連し、元代表からの課徴金の損失補てんが完了しなかったという。
エナリス<6079.T>が大幅に5日続伸。同社は25日、16.12期通期の連結営業利益予想を従来の5.7億円から6.1億円（前の期は15.6億円の赤字）へと引き上げると発表した。
最終損益予想は従来の2.3億円の赤字から10.0億円の赤字（同26.4億円の赤字）へと引き下げた。有価証券報告書の虚偽記載に関連し、元代表からの課徴金の損失補てんが完了しなかったという。
★10:19 ソフトバンテク－大幅反発 クラウド・IoTで高い技術力を備えた高成長企業 新規「買い」
ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>が大幅反発。シティグループ証券では、クラウド・IoT市場で高い技術力を備えた高成長企業と注目。投資評価「1H（買い/高リスク）」、目標株価6500円として、新規カバレッジを開始した。
同社はクラウド・IoTといった中期的に大きな成長ポテンシャルが見込まれる市場で、付加価値を確保できる高い技術力やアライアンスパートナーを有する有望企業。時価総額が小さく株式の流動性が限られること、成長のための投資期にあり業績の振幅が大きいと考えられることなどから高リスクのレーティングをつけるものの、株価の上昇余地に配当利回りを加味した予想トータルリターンは82.1％と極めて大きいと指摘。
ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>が大幅反発。シティグループ証券では、クラウド・IoT市場で高い技術力を備えた高成長企業と注目。投資評価「1H（買い/高リスク）」、目標株価6500円として、新規カバレッジを開始した。
同社はクラウド・IoTといった中期的に大きな成長ポテンシャルが見込まれる市場で、付加価値を確保できる高い技術力やアライアンスパートナーを有する有望企業。時価総額が小さく株式の流動性が限られること、成長のための投資期にあり業績の振幅が大きいと考えられることなどから高リスクのレーティングをつけるものの、株価の上昇余地に配当利回りを加味した予想トータルリターンは82.1％と極めて大きいと指摘。
★10:23 デンカ－3日続伸 自動車分野向けを中心とした放熱材料の新製品を相次ぎ投入と報道
デンカ<4061.T>が3日続伸。1月26日付け化学工業日報で、同社が自動車分野向けを中心とした放熱材料の新製品を相次ぎ投入すると伝えられた。
窒化ケイ素をベースとするセラミックス基板では、大電流化に対応した厚銅品を開発中。電気自動車（EV）などに搭載する駆動用インバーター向けなどの需要を取り込む。シリコーン系2液硬化型放熱グリースは熱伝導率を高めた新グレードを投入し、リチウムイオン2次電池（LiB）の発熱抑制用途などに展開する。自動車のエレクトロニクス化によって一層成長が見込まれる放熱材料市場に攻勢をかけると報じられた。
デンカ<4061.T>が3日続伸。1月26日付け化学工業日報で、同社が自動車分野向けを中心とした放熱材料の新製品を相次ぎ投入すると伝えられた。
窒化ケイ素をベースとするセラミックス基板では、大電流化に対応した厚銅品を開発中。電気自動車（EV）などに搭載する駆動用インバーター向けなどの需要を取り込む。シリコーン系2液硬化型放熱グリースは熱伝導率を高めた新グレードを投入し、リチウムイオン2次電池（LiB）の発熱抑制用途などに展開する。自動車のエレクトロニクス化によって一層成長が見込まれる放熱材料市場に攻勢をかけると報じられた。
★10:26 カイオム－7日ぶり大幅反発 創薬ベンチャーTrans Chromosomicsに出資
カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が7日ぶり大幅反発。同社は25日、Trans Chromosomics（鳥取県米子市）が実施する第三者割当による新株発行を引き受けると発表した。
1億5000万円で、750株（所有割合6.3％）を取得する。Trans Chromosomicsは押村光雄氏（鳥取大学染色体工学研究センター特任教授）によって設立されたバイオベンチャー。独自の染色体工学技術に基づき、汎用性の非常に高い人工染色体ベクターを用いた創薬プラットフォーム技術を開発しているという。同提携で、カイオムの抗体開発に関する技術水準の向上を図る。
カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が7日ぶり大幅反発。同社は25日、Trans Chromosomics（鳥取県米子市）が実施する第三者割当による新株発行を引き受けると発表した。
1億5000万円で、750株（所有割合6.3％）を取得する。Trans Chromosomicsは押村光雄氏（鳥取大学染色体工学研究センター特任教授）によって設立されたバイオベンチャー。独自の染色体工学技術に基づき、汎用性の非常に高い人工染色体ベクターを用いた創薬プラットフォーム技術を開発しているという。同提携で、カイオムの抗体開発に関する技術水準の向上を図る。
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