後場コメント No.1 ブラザー工業、はてな、いちご、富士通、川崎汽船など
★12:30 ブラザー工業－ドイツ証が「Hold」へ引き下げ 期待値を上回る業績モメンタムは終えんへ
ブラザー工業<6448.T>がもみ合い。ドイツ証券では、期待値を上回る業績モメンタムの終えんを予想。レーティングを「Buy」→「Hold」と引き下げた。目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
同社は今期からプリンター事業の戦略を見直し、LBP（レーザービームプリンター）の低成長を受け入れたうえでの経費抑制効果が1Qから顕在化していた。株価は徐々にこうした施策の収益改善を織り込んできており、現状株価と目標株価水準のかい離幅が縮小したことを受け、投資評価を引き下げ。長期的にみれば、LBPの成長性は構造的に限定的との見方を示した。
ブラザー工業<6448.T>がもみ合い。ドイツ証券では、期待値を上回る業績モメンタムの終えんを予想。レーティングを「Buy」→「Hold」と引き下げた。目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
同社は今期からプリンター事業の戦略を見直し、LBP（レーザービームプリンター）の低成長を受け入れたうえでの経費抑制効果が1Qから顕在化していた。株価は徐々にこうした施策の収益改善を織り込んできており、現状株価と目標株価水準のかい離幅が縮小したことを受け、投資評価を引き下げ。長期的にみれば、LBPの成長性は構造的に限定的との見方を示した。
★12:30 はてな－後場買い気配 ＫＤＤＩとクラウドサービスで連携
はてな<3930.T>が後場買い気配。同社は26日前引け後、ＫＤＤＩ<9433.T>の提供する法人向けクラウド基盤サービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」の運用メニュー「マネージドオプション」で、はてなのサーバー監視サービス「Mackerel（マカレル）」が採用されたと発表した。
マネージドオプションは「Basic」の提供を開始する。はてなは、国内有数の規模を誇るクラウド基盤サービスKCPSを通じて「Mackerel」の販売を強化する考え。
はてな<3930.T>が後場買い気配。同社は26日前引け後、ＫＤＤＩ<9433.T>の提供する法人向けクラウド基盤サービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」の運用メニュー「マネージドオプション」で、はてなのサーバー監視サービス「Mackerel（マカレル）」が採用されたと発表した。
マネージドオプションは「Basic」の提供を開始する。はてなは、国内有数の規模を誇るクラウド基盤サービスKCPSを通じて「Mackerel」の販売を強化する考え。
★12:35 ソースネクスト－後場下げ幅縮小 PCソフト開発Ｒｅａｄｄｌｅと業務提携
ソースネクスト<4344.T>が後場下げ幅縮小。同社は26日12時30分、PCソフト開発のReaddleと業務提携を締結したと発表した。
Readdleは「PDF Expert for Mac」を始めとするさまざまなiOSアプリやMacソフトを保有しているという。PDF Expert for MacはMac App Storeで「App of the Year Runner-up 2015」を受賞したMac用PDFファイルの閲覧・編集ソフト。その製品力と、ソースネクストのソフトウェアの企画・開発・販売力を融合することで、両社のさらなる発展につなげる考え。
ソースネクスト<4344.T>が後場下げ幅縮小。同社は26日12時30分、PCソフト開発のReaddleと業務提携を締結したと発表した。
Readdleは「PDF Expert for Mac」を始めとするさまざまなiOSアプリやMacソフトを保有しているという。PDF Expert for MacはMac App Storeで「App of the Year Runner-up 2015」を受賞したMac用PDFファイルの閲覧・編集ソフト。その製品力と、ソースネクストのソフトウェアの企画・開発・販売力を融合することで、両社のさらなる発展につなげる考え。
★12:35 いちご－ドイツ証が目標株価引き上げ クリーンエネルギー事業が進化
いちご<2337.T>が4日ぶり反発。ドイツ証券では、クリーンエネルギー事業が進化していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を590円→600円と引き上げた。
順調な今17.2期1～3Q決算、クリーンエネルギー事業の進化に向けた取り組みを受けて、業績予想を上方修正。同社の強みは古い中小型物件の再生ノウハウを確立し、物件情報収集力に優れ、出口としてREITを有していること。加えて、4Q初にいちごグリーンインフラ投資法人（9282）の上場を果たし、保有する一部メガソーラー施設のイグジットに成功。クリーンエネルギー事業がAM事業に匹敵する収益源に進化することで、中長期的な同社の成長力は安定性を増すとの見方を示した。
いちご<2337.T>が4日ぶり反発。ドイツ証券では、クリーンエネルギー事業が進化していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を590円→600円と引き上げた。
順調な今17.2期1～3Q決算、クリーンエネルギー事業の進化に向けた取り組みを受けて、業績予想を上方修正。同社の強みは古い中小型物件の再生ノウハウを確立し、物件情報収集力に優れ、出口としてREITを有していること。加えて、4Q初にいちごグリーンインフラ投資法人（9282）の上場を果たし、保有する一部メガソーラー施設のイグジットに成功。クリーンエネルギー事業がAM事業に匹敵する収益源に進化することで、中長期的な同社の成長力は安定性を増すとの見方を示した。
★12:37 富士通－3日続伸 LTEと無線LANの接続制御技術開発 通信速度2倍に
富士通<6702.T>が3日続伸。同社は26日に、傘下の富士通研究所が無線LANサービスエリアの通信速度を向上させるためのLTEと無線LANの接続制御技術を開発したと発表した。
クラウド上の接続制御機能が複数端末の接続を同時に変更した場合の通信速度を予測して、その結果に基づいて無線LANサービスエリアに存在する複数端末の通信経路を一括で自動設定するという。通信キャリアのLTEネットワークを用いて、端末の配置を変えながら本技術の性能評価を実施した結果、従来技術に対して通信速度を平均で約2倍に向上できることを確認したとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
富士通<6702.T>が3日続伸。同社は26日に、傘下の富士通研究所が無線LANサービスエリアの通信速度を向上させるためのLTEと無線LANの接続制御技術を開発したと発表した。
クラウド上の接続制御機能が複数端末の接続を同時に変更した場合の通信速度を予測して、その結果に基づいて無線LANサービスエリアに存在する複数端末の通信経路を一括で自動設定するという。通信キャリアのLTEネットワークを用いて、端末の配置を変えながら本技術の性能評価を実施した結果、従来技術に対して通信速度を平均で約2倍に向上できることを確認したとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:38 川崎汽船－みずほが目標株価引き上げ 18.3期も経常利益は赤字と予想
川崎汽船<9107.T>が続伸。みずほ証券では、来18.3期も経常利益は赤字と予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は260円→270円と引き上げた。
3Q以降のコンテナおよびドライバルクの運賃市況を考慮し、みずほ予想を修正。業績予想と適用PBR倍率の変更にともない目標株価をやや引き上げるが、投資判断は「中立」を継続。他の海運2社の構造改革がコンテナ船事業の減損を伴う中で、同社はドライバルク中心の構造改革にとどまっている。コンテナ運賃が回復基調にあるが、収益改善幅は他社より劣ることが予想されるとした。
川崎汽船<9107.T>が続伸。みずほ証券では、来18.3期も経常利益は赤字と予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は260円→270円と引き上げた。
3Q以降のコンテナおよびドライバルクの運賃市況を考慮し、みずほ予想を修正。業績予想と適用PBR倍率の変更にともない目標株価をやや引き上げるが、投資判断は「中立」を継続。他の海運2社の構造改革がコンテナ船事業の減損を伴う中で、同社はドライバルク中心の構造改革にとどまっている。コンテナ運賃が回復基調にあるが、収益改善幅は他社より劣ることが予想されるとした。
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