前場コメント No.4 日産自動車、加地テック、夢の街、メタップス、ボヤージュなど

2017/01/27(金) 11:30
★9:04  日産自動車-もみ合い MDYが長期格付けを「A3」→「A2」 見通しは「安定的」
 日産自動車<7201.T>がもみ合い。格付け会社のムーディーズ(MDY)は1月26日の大引け後に、同社の長期格付けを「A3」→「A2」に格上げすると発表した。格付けの見通しは「安定的」。
 過去数年にわたる継続的な収益性改善と持続的なブランド力の回復、ならびにルノーとの戦略的提携を通じて、同社が得ている恩恵を考慮。これらの要因は、強固なバランスシートが提供する高い財務の柔軟性に支えられており、同社は将来必要となる投資に十分対応することができるとみているとした。

★9:04  加地テック-買い気配 三井造船によるTOBに賛同 上場は維持
 加地テック<6391.T>が買い気配。同社は26日、三井造船<7003.T>による同社株の公開買い付け(TOB)に関して賛同の意見を表明し、同買い付けに応募するか否かは株主に委ねると発表した。上場は維持される見込み。
 TOBの買付価格は1株364円。買い付け期間は1月27日~3月9日。買付予定数は309万4540株、上限・下限は同数。事業戦略の共有、材料・部品などの共同購買の深化による製造コストの低減、三井造船ネットワークを活用した加地テックアフターサービス事業、特に海外でのアフターサービスの拡大などが見込めるという。

★9:04  JR九州-SMBC日興が新規「2」 レバレッジ拡大と成長投資が今後の注目点
 JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>が小高い。SMBC日興証券では、レバレッジ拡大と成長投資が今後の注目点とコメント。投資評価「2(中立)」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
 今後の業績については、熊本震災影響の反動などから来18.3期は増益が可能と判断。ただしその後については、安定的な業績推移になるとみられ、自然体での大きなオーガニックグロースの可能性は限定的との見方を示した。今後の注目点は、成長投資実行の可能性であり、その他の論点としては、キャッシュフローや配当の考え方が挙げられるとした。還元姿勢、配当性向は鉄道サブセクター内で上位との評価。

★9:04  夢の街創造委員会-買い気配 1:4の株式分割を実施
 夢の街創造委員会<2484.T>が買い気配。同社は26日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性を高めることと投資家層のさらなる拡大を図ることを目的としている。2月28日を基準日に、普通株式1株につき4株の割合で分割する。

★9:05  メタップス-売り気配 クレディスイスに新株予約権割り当て 50億2085万円調達へ
 メタップス<6172.T>が売り気配。同社は26日、クレディ・スイス証券を割当先とする第三者割当で新株予約権(行使許可条項付き含む)を発行すると発表した。
 M&Aなどの成長投資の資金に充当する。同社はクレディ・スイス証券に新株予約権を1万3100個(潜在株式数131万株、当初行使価額3575円と4112円)を割り当て、手取概算で50億2085万2900円を調達する。

★9:05  ボヤージュ-岩井コスモが新規「A」 17.9期業績の上振れ期待が浮上している
 VOYAGE GROUP<3688.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、今17.9期業績の上振れ期待が浮上していると注目。投資判断「A」、目標株価1600円として、新規カバレッジを開始した。
 買収効果やスマートフォンの普及などでインターネット広告配信サービスが好調であり、第1四半期(10~12月)経常利益は前年同期比25%増の7億円と順調。(1)17.9期会社計画(経常利益12億円)に対する進ちょく率は第1四半期の段階で59%となり、業績の上振れ期待が浮上したこと、(2)同社の業績が底打ちから回復局面に入ったと考えられること、(3)業績が回復に向かう中で、株価指標面で割安感が強いと考えられることから、「A」判断でカバーを開始。フィンテック関連事業などにも注目とした。


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