前場コメント No.6 日本製鋼所、関西ペイント、日立国際電気、日立金属、ディップなど

2017/01/27(金) 11:30
★9:10  日本製鋼所-3日ぶり反落 名証1部上場を廃止
 日本製鋼所<5631.T>が3日ぶり反落。同社は26日、名証1部に上場している同社普通株式について、上場廃止にすると発表した。
 同取引所での同社株式の取引高は極めて少なく、上場廃止による株主・投資家への影響は軽微であると考えられることから、重複上場に伴う管理事務の合理化などを図るという。27日に上場廃止を申請し、受理された後、整理銘柄に指定された日から原則として1カ月後に上場廃止になる予定。

★9:11  関西ペイント-3日ぶり反落 アフリカ建築用塗料サドリンを買収 100億円超で
 関西ペイント<4613.T>が3日ぶり反落。27日付の日経新聞朝刊で、同社が今春をめどに、アフリカの建築用塗料大手、サドリングループ(ウガンダ)を買収すると報じられた。
 買収額は100億円超とみられる。2011年の南アフリカ企業に続いてケニアなど東アフリカに強いサドリンも取り込み、成長するアフリカ市場で足場を固めるという。

★9:11  H2Oリテイリング-3日続伸 3Q累計営業益7.1%減も悪材料出尽くしで
 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が3日続伸。同社は26日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は171.4億円(前年同期比7.1%減)だったと発表した。通期の会社計画222.0億円(前期比6.8%減)は据え置いた。
 百貨店事業において、全館での免税売上高が客単価の低下に伴い前年実績を下回ったことや、阪神梅田本店が建て替え工事の影響に伴い客数が減少し、衣料品や家庭用品の売り上げが伸び悩んだことが響いた。しかし、悪材料出尽くし感で買いが入っている。

★9:12  日立国際-3日ぶり大幅反落 通期純利益を下方修正 3Q累計59%減益着地
 日立国際電気<6756.T>が3日ぶり大幅反落。同社は26日、17.8期通期の連結純利益予想を従来の85.0億円から77.0億円(前期比40.8%減)へと引き下げると発表した。
 3Q累計(4-12月)純利益は36.3億円(前年同期比58.7%減)だった。映像・通信ソリューション事業で、国内での市場規模縮小に伴う競争激化、新興国での政情不安や景気低迷などが響き、減収となった。

★9:12  大和証券オフィス-三菱UFJMSが目標株価引き下げ オフィス賃料増額改定は継続へ
 大和証券オフィス投資法人<8976.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、広域渋谷圏のオフィス賃料増額改定は継続しようとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は77.10万円→73.10万円と引き下げた。
 スポンサーグループは同REIT株式の約37.8%を保有しており、1月末からの東証REIT指数の算出要領の変更の影響を受けると想定。短期的には株価のボラティリティが高まる可能性があり、留意する必要がある。ただし、広域渋谷圏のオフィス賃料はIT系を中心とした旺盛なテナント需要を背景に上昇トレンドが続いており、千代田区や中央区などその他の東京都心5区エリアと比べても賃料上昇は顕著。同REITは「新宿マインズタワー」や「E・スペースタワー」などポートフォリオの40%超(取得価格ベース)を渋谷区に保有しており、市場賃料上昇の恩恵を受けると考え、DPS(1口当たり分配金)の上昇トレンドは続くと予想。

★9:13  日立金属-4日ぶり急反落 3Q累計13%営業減益 原材料価格下落や円高響く
 日立金属<5486.T>が4日ぶり急反落。同社は26日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が472億円(前年同期比12.9%減)だったと発表した。原材料価格の下落や為替相場の円高基調、需要減少の影響を受けた。

★9:16  ディップ-4日続伸 「はたらこねっと」で新機能「スカウトメール」開始
 ディップ<2379.T>が4日続伸。同社は1月26日の大引け後に、自社で運営する人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」において、新機能である「スカウトメール」サービスの提供を開始すると発表した。求職者と求人企業をマッチングできる独自のロジックを組み、応募確率が高い求職者へのみ「スカウトメール」を送信できる新しいサービスを始めるとした。


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