前場コメント No.12 伊藤ハム米久、BEENOS、芝浦メカトロニクス、岡部、セコムなど

2017/01/27(金) 11:30
★10:16  伊藤ハム米久-三菱UFJMSが新規「Neutral」 低収益構造からの脱却を目指す
 伊藤ハム米久ホールディングス<2296.T>が10日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、統合シナジーを創出して低収益構造からの脱却を目指すと注目。投資判断「Neutral」、目標株価1090円として、新規カバレッジを開始した。
 2016年4月に経営統合により誕生した同社は、国内ハムソーセージ販売シェアNo.1企業となる。同社はこの経営統合により、生産部門の最適化、調達物流部門の効率化を通じて、今後3カ年で約50億円のコストシナジー効果の創出を目指している。ただし、株価はこれをすでに織り込んだと想定。さらなる株価上昇には、経営統合によるトップラインシナジーの創出や、課題である食肉事業や海外事業の低収益性の改善が必要と指摘。

★10:20  アドバンテスト-野村が目標株価引き上げ テスター氷河期の終わり
 アドバンテスト<6857.T>が3日ぶり反落。野村証券では、テスター氷河期の終わりとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2503円→2534円と引き上げた。
 会社は16年10~12月期決算を発表し、受注高440億円(前年同期比10.5%増)、売上高314億円(同5.0%増収)、営業利益10億円(前年同期は2億円の損失)と、増収増益決算となった。会社は今17.3期業績予想を上方修正。説明会ではテスター市場の今後の明るい展望を確認。野村では業績予想を引き上げ。

★10:30  BEENOS-急反落 1Qは52.5%営業減益 インキュベーションで証券売却益計上せず
 BEENOS<3328.T>が急反落。同社は26日、17.9期1Q(10-12月)の連結営業利益が8800万円(前年同期比52.5%減)だったと発表した。インキュベーション事業での営業投資有価証券の売却益計上がなかったため。

★10:30  サイバーエージェント-大幅反落 既存事業は順調 AbemaTVの飛躍を待つ 「買い」継続
 サイバーエージェント<4751.T>が大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、既存事業は順調であり、AbemaTVの飛躍を待つとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
 決算の内容に将来予想に影響する大きな内容はないが、引き続き、AbemaTVの将来性を高く評価。次のカタリストはAbemaTVにおける広告枠の増加と広告売上拡大、Cygamesの新作。業績予想は実績の上振れを織り込み、今17.9期~20.9期の営業利益予想を6/2/1/1%増額。AbemaTVでは強いユーザー増が継続していると注目。

★10:30  芝浦メカトロニクス-大幅に3日ぶり反落 3Q累計経常益49.6%減 デリバティブ評価損計上で
 芝浦メカトロニクス<6590.T>が大幅に3日ぶり反落。同社は26日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結経常利益は2.4億円(前年同期比49.6%減)だったと発表した。3Q累計期間において為替予約に係るデリバティブ評価損3億7300万円を営業外費用に計上したことが響いた。

★10:36  岡部-3日続伸 今期6円増配見込む 創立100周年を記念
 岡部<5959.T>が3日続伸。27日付の日経新聞朝刊で、同社が17.12期に記念配当を実施する公算が大きいと報じられた。
 創立100周年を記念して中間と期末に3円ずつ合計6円配を実施し、普通配24円と合わせて総額30円を配当する見通しだという。

★10:43  セコム-3日続伸 東京マラソンのリストバンド開発 テロや走者替え玉防ぐ
 セコム<9735.T>が3日続伸。27日付の日経新聞朝刊で、同社が2月に都内で開かれる東京マラソン向けに、全ての走者が着用するリストバンドを開発したと報じられた。
 バンドにプリントされたQRコードをもとに、大会の入場ゲートで出場者本人かどうかを確認するという。テロ対策や走者の替え玉を防ぐとしている。


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