前場コメント No.4 小林産業、信越化学、ドリームインキュベータ、サカタのタネ、日本色材など

2017/01/30(月) 11:30
★9:03  小林産業-買い気配 上限140万株・3.8億円の自己株取得枠を設定
 小林産業<8077.T>が買い気配。同社は27日に、上限140万株・3.8億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主還元の充実および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は2017年1月30日~2017年10月31日。上限140万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は5.2%となる。

★9:04  信越化学-続落 3Q累計11.5%営業増益も通期計画据え置きを嫌気
 信越化学工業<4063.T>が続落。同社は27日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が1811億円(前年同期比11.5%増)だったと発表した。通期計画2250億円(市場予想2367億円)を据え置いた。
 塩ビ・化成品事業で、米国のシンテックが増強した生産能力を生かし、北米内外で業界を上回る販売となった。

★9:04  ドリームインキュベータ-続落 インドのモバイルゲーム最大手99Gamesに出資
 ドリームインキュベータ<4310.T>が続落。同社は1月27日の大引け後に、インドのモバイルゲーム最大手である99Games Online Private Limitedへの投資を、現地の有力投資ファンド(Kalaari社・Ascent社)と共同で行ったと発表した。
 99Gamesは、欧米中心に1000万ダウンロードを達成した自社タイトル「Star Chef」を保有する企業であり、インドの大手映画会社・Yash Raj Films Private Limitedとの提携のもとにゲーム開発・配信を進め、インド国内におけるモバイルゲームの市場創造をリードしている会社。DIではこの投資を皮切りに、インドにおいて、モバイルゲームを含むデジタルメディア領域への投資を加速するとした。

★9:05  サカタのタネ-岩井コスモが目標株価引き上げ 上振れ期待は強い
 サカタのタネ<1377.T>が反発。岩井コスモ証券では、上振れ期待は強いと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を3300円→3800円と引き上げた。
 足もとの業績は好調であり、会社は通期業績予想を上方修正した。ただし、為替と天候が業績を変動させるため、同社は下期業績を慎重に予想したもよう。主力の野菜苗では世界的に中核製品のブロッコリーの種苗販売が好調で、今後も人気化する方向。岩井コスモでは、好業績を反映させ、目標株価を増額。中期的にも人口増加や健康志向を背景に世界的な野菜需要が増加しているため、この点も株価の押し上げ要因になるとの見方を示した。

★9:05  信越化学-野村が目標株価引き上げ 塩ビとウエハーが業績をけん引
 信越化学工業<4063.T>が続落。野村証券では、塩ビとウエハーが業績をけん引していると注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を10600円→11300円と引き上げた。
 今17.3期3Q決算の電話会議では、塩ビや半導体ウエハーの需要が堅調であることなどがコメントされた。電子・機能材料でも、同社の高い技術力やマーケティング力から中期的にも成長が見込めること、中期的に経済成長が期待できる米国向け売上比率が比較的高いことから、目標株価はEV/EBITDA 倍率でRN Large Cap(除く金融)平均を上回る評価が可能と判断。米国の法人減税を一部織り込んだこともあり、親会社持ち分利益は来18.3期に2005億円と、過去ピーク(08.3期の1836億円)を更新すると予想。

★9:06  日本色材-4日続伸 フランスの化粧品OEM会社「オルレアン社」を傘下に
 日本色材工業研究所<4920.T>が4日続伸。同社は1月27日の大引け後に、100%子会社であるテプニエ社を通じて、フランスの化粧品OEM(相手先ブランドでの製造)会社であるオルレアン社の発行済み株式の一部を取得し、子会社化(孫会社化)すると発表した。
 オルレアン社は、世界最大の化粧品の代表的産業クラスターである「コスメティック・バレー」加盟企業の1つであり、国内外大手化粧品メーカーの研究機関をはじめ、大学、国立研究機関などが集積する同エリアにおいて、フランス国内を中心に大手化粧品メーカー向けの化粧品OEM事業を展開している。


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