前場コメント No.15 ディスコ、栄研化学、合同製鉄、東芝プラント、七十七銀行など
★10:37 ディスコ－続伸 今期1割営業減益も計画上振れとの観測 半導体ウエハ切削刃の販売堅調
ディスコ<6146.T>が続伸。28日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は、前期比1割減の275億円程度と従来予想を約20億円上回りそうだと報じられた。
世界トップ級のシェアのほか、消耗品の半導体ウエハー切削用の「刃」の販売数量が想定以上となっているという。
ディスコ<6146.T>が続伸。28日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は、前期比1割減の275億円程度と従来予想を約20億円上回りそうだと報じられた。
世界トップ級のシェアのほか、消耗品の半導体ウエハー切削用の「刃」の販売数量が想定以上となっているという。
★10:40 栄研化学－いちよしが「B」へ引き上げ 便潜血検査用試薬の英国での入札結果がポイント
栄研化学<4549.T>が続落。いちよし経済研究所では、粗利益率の顕著な向上傾向や尿検査用試薬関連の海外展開の順調な立ち上がりなどを勘案し、中長期の評価を見直し。レーティングを「C」→「B」、フェアバリューを2400円→2800円と引き上げた。
便潜血検査用試薬に関する当面の注目ポイントは、英国とオーストラリアでの集団検診への採用可否。英国はすでに入札を終え、今年2月1日に結果が明らかになる予定。オーストラリアは今年3月の閉め切りで入札が行われており、今年6月に結果が明らかになる予定。これらの国で同社製品が採用されれば、人口や予定検査数などから見て、いずれも4億円前後の売上が見込まれる。ドイツも化学法から免疫法に切り替えることが決定しており、今後の動向が注目されるとした。
栄研化学<4549.T>が続落。いちよし経済研究所では、粗利益率の顕著な向上傾向や尿検査用試薬関連の海外展開の順調な立ち上がりなどを勘案し、中長期の評価を見直し。レーティングを「C」→「B」、フェアバリューを2400円→2800円と引き上げた。
便潜血検査用試薬に関する当面の注目ポイントは、英国とオーストラリアでの集団検診への採用可否。英国はすでに入札を終え、今年2月1日に結果が明らかになる予定。オーストラリアは今年3月の閉め切りで入札が行われており、今年6月に結果が明らかになる予定。これらの国で同社製品が採用されれば、人口や予定検査数などから見て、いずれも4億円前後の売上が見込まれる。ドイツも化学法から免疫法に切り替えることが決定しており、今後の動向が注目されるとした。
★10:41 オービック－5日続伸 3Q累計6.2％営業増益 「OBIC7シリーズ」伸びる
オービック<4684.T>が5日続伸。同社は27日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が205億円（前年同期比6.2％増）だったと発表した。
統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は統合的に情報を管理するERPシステムとして、さまざまな業界・業種の企業の需要があったという。大企業向けのシステム構築も引き続き順調に推移しており、業種・業務別のソリューションについても、金融業向け、サービス業向け、流通業向け、製造業向けなど、業種を問わずシステム構築の引き合いが強まったとした。
オービック<4684.T>が5日続伸。同社は27日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が205億円（前年同期比6.2％増）だったと発表した。
統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は統合的に情報を管理するERPシステムとして、さまざまな業界・業種の企業の需要があったという。大企業向けのシステム構築も引き続き順調に推移しており、業種・業務別のソリューションについても、金融業向け、サービス業向け、流通業向け、製造業向けなど、業種を問わずシステム構築の引き合いが強まったとした。
★10:42 合同製鉄－急落 通期営業益を下方修正 鉄スクラップ価格高騰で
合同製鉄<5410.T>が急落。同社は27日に、17.3期通期の連結営業利益を従来の28.0億円から21.0億円（前期比51.7％減）に引き下げると発表した。主な原材料である鉄スクラップ価格の高騰が響く。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は20.6億円（前年同期比36.0％減）だった。主原料の鉄スクラップ価格が上昇する一方、鋼材市況悪化の影響などにより販売価格が下落し、メタルスプレッドが縮小したことが響いた。
合同製鉄<5410.T>が急落。同社は27日に、17.3期通期の連結営業利益を従来の28.0億円から21.0億円（前期比51.7％減）に引き下げると発表した。主な原材料である鉄スクラップ価格の高騰が響く。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は20.6億円（前年同期比36.0％減）だった。主原料の鉄スクラップ価格が上昇する一方、鋼材市況悪化の影響などにより販売価格が下落し、メタルスプレッドが縮小したことが響いた。
★10:43 東芝プラント－野村が目標株価引き上げ 国内発電所向けなどでメンテナンスは堅調
東芝プラントシステム<1983.T>が反発。野村証券では、国内発電所向けなどでメンテナンスは堅調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。
16年4～12月期経常利益は前年同期比23％増益。発電システムの経常利益は同65％増益となり、経常利益率は前年同期の5.6％から8.5％へ改善。国内の火力発電所向けに堅調なメンテナンス売上に加え、海外の小型火力発電所向け独自の拡販や生産性改善なども寄与したと推察。国内では発電所の老朽化に伴ってメンテナンスのニーズも高まっているもよう。社会・産業システムの経常利益は同12％減となったが、発電システムの増益で吸収された。社会・産業システムでは前年同期にあった太陽光発電向け高採算案件の反動があったともよう。会社は今17.3期の売上予想を据え置いたが、経常利益予想をやや増額修正したとしている。
東芝プラントシステム<1983.T>が反発。野村証券では、国内発電所向けなどでメンテナンスは堅調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。
16年4～12月期経常利益は前年同期比23％増益。発電システムの経常利益は同65％増益となり、経常利益率は前年同期の5.6％から8.5％へ改善。国内の火力発電所向けに堅調なメンテナンス売上に加え、海外の小型火力発電所向け独自の拡販や生産性改善なども寄与したと推察。国内では発電所の老朽化に伴ってメンテナンスのニーズも高まっているもよう。社会・産業システムの経常利益は同12％減となったが、発電システムの増益で吸収された。社会・産業システムでは前年同期にあった太陽光発電向け高採算案件の反動があったともよう。会社は今17.3期の売上予想を据え置いたが、経常利益予想をやや増額修正したとしている。
★10:47 七十七銀行－野村が目標株価引き上げ 手数料では課題を残したが総じて堅調な内容
七十七銀行<8341.T>が4日ぶり反落。野村証券では、手数料では課題を残したが、総じて堅調な内容と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は490円→580円と引き上げた。
今17.3期3Q決算は、会社通期計画の進ちょく率（連結経常利益）は78％と他行比、若干低水準となったが、与信費用での一過性の要因が原因であり、総じて堅調な内容であったと評価。資金利益はおおむね健闘。野村通期予想と同程度のペースで貸出資産のミックス改善が確認できたとした。
七十七銀行<8341.T>が4日ぶり反落。野村証券では、手数料では課題を残したが、総じて堅調な内容と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は490円→580円と引き上げた。
今17.3期3Q決算は、会社通期計画の進ちょく率（連結経常利益）は78％と他行比、若干低水準となったが、与信費用での一過性の要因が原因であり、総じて堅調な内容であったと評価。資金利益はおおむね健闘。野村通期予想と同程度のペースで貸出資産のミックス改善が確認できたとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
