前場コメント No.4 エムスリー、象印マホービン、マツダ、日立建機、アクロディアなど

2017/01/31(火) 11:30
★9:04  CDG-買い気配 2月6日付けで東証1部へ市場変更
 CDG<2487.T>が買い気配。同社は30日、東京証券取引所の承認を受け、2月6日付けで、現行の東証2部から同1部へ市場変更すると発表した。

★9:05  エムスリー-売り気配 ソニーが保有株を一部譲渡 所有割合は34%に低下
 エムスリー<2413.T>が売り気配。ソニー<6758.T>は1月30日の大引け後に、保有するエムスリーの1億2738万1600株の一部である1730万2700株を、ゴールドマン・サックス証券に譲渡すると発表した。ソニーでは当期損益の改善と財務基盤の強化を目的としているとし、所有割合は39.34%→34.00%に低下する。

★9:05  宝HD-大幅続伸 通期営業益を上方修正 国内酒類事業の順調な推移で 増配も発表
 宝ホールディングス<2531.T>が大幅続伸。同社は30日に、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の126.0億円から131.0億円(前期比12.1%増)へと引き上げると発表した。宝酒造グループでは、国内酒類事業が順調に推移していることに加え海外子会社が計画を上回る見通しとなった。またタカラバイオグループでは遺伝子医療に関する収入などにより計画を上回る見込みとなった。
 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は127.4億円(前年同期比26.3%増)だった。
 併せて、17.3期の期末配当金予想を12円→13円(前期は12円)とすると発表した。年間配当も同額となる。

★9:05  象印マホービン-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 今期営業利益が減益見通しとなったため
 象印マホービン<7965.T>が反落。岩井コスモ証券では、今期営業利益が減益見通しとなったため、投資判断を「A」→「B+」、目標株価を1800円→1700円と引き下げた。
 円高による海外生産品の原価低減効果も寄与し、前期は減収ながらも営業19%増益で最高益を更新。今期は円安に伴う原価上昇や広告宣伝費、減価償却費などの増加で営業減益の見通し。インバウンド需要の一巡で国内は成長鈍化も、海外をけん引役とする中期成長期待は変わらないとした。

★9:05  マツダ-大幅続落 今期43%営業減益で計画下振れとの観測 日米で新車販売苦戦
 マツダ<7261.T>が大幅続落。31日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益が前期比43%減の1300億円程度になる見通しだと報じられた。
 従来予想は1500億円。日本と米国で新車販売が苦戦しているうえ、リコール(回収・無償修理)に関連する品質費用を一時的に積み増すのも重荷になるという。円安傾向で輸出採算は上向いているが補いきれないとしている。

★9:06  日立建機-大幅続落 3Q累計営業益27.7%減 為替影響や構造改革費用の計上で
 日立建機<6305.T>が大幅続落。同社は30日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は110.1億円(前年同期比27.7%減)だったと発表した。前年同期に対して為替影響を大きく受けたことや、構造改革費用の計上を行ったことが響いた。通期の会社計画280.0億円(前期比19.8%増)は据え置いた。

★9:06  アクロディア-大幅続伸 買収先株主に新株式・自己株式割り当て 10億6666万円調達
 アクロディア<3823.T>が大幅続伸。同社は30日、買収する不動産サブリースの渋谷肉横丁(渋谷区)の株主である田辺勝己氏を割当先とする第三者割当で新株式・新株予約権を発行すると発表した。
 新規事業の立ち上げに係る株式取得・事業拡大投資資金などに充当する。同社は同氏に新株式112万7900株(1株266円)、新株予約権2万8656個(潜在株式数286万5600株、1個266円)を割り当て、手取り概算で計10億6666万4034円を調達する。
 併せて、2015年8月6日に発行し、2016年8月22日に取得した新株予約権150万個(発行価額423万円)を消却する。


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