前場コメント No.7 りそな、Ｊエクセレント、藤商事、住友大阪セメント、オリエンタルランドなど
★9:13 りそなＨＤ－続落 シンガポールのAFC社を子会社化 海外サービス拡充へ
りそなホールディングス<8308.T>が続落。同社は30日に、子会社であるりそな銀行がシンガポールに所在するAFC Merchant Bank（以下 AFC社）を子会社化すると発表した。
りそなグループは今後、AFC社を通じ、ASEAN地域などに進出する日系企業の顧客を中心に、同地域の金融ハブであるシンガポールより貸出業務やM&A助言業務およびその他の金融サービス提供を行うことで、海外におけるサービスの拡充を図っていくとしている。なお、AFC社の株主同意および関係当局や裁判所の必要な認可取得などを前提に、2017年度上期中の株式取得の完了を予定している。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
りそなホールディングス<8308.T>が続落。同社は30日に、子会社であるりそな銀行がシンガポールに所在するAFC Merchant Bank（以下 AFC社）を子会社化すると発表した。
りそなグループは今後、AFC社を通じ、ASEAN地域などに進出する日系企業の顧客を中心に、同地域の金融ハブであるシンガポールより貸出業務やM&A助言業務およびその他の金融サービス提供を行うことで、海外におけるサービスの拡充を図っていくとしている。なお、AFC社の株主同意および関係当局や裁判所の必要な認可取得などを前提に、2017年度上期中の株式取得の完了を予定している。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★9:15 ジャパンエクセレント－三菱ＵＦＪＭＳが新規「Neutral」 オフィス大量供給に注目
ジャパンエクセレント投資法人<8987.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、オフィス大量供給の波を乗り切れるかを注目。投資判断「Neutral」、目標株価16.30万円として、新規カバレッジを開始した。
「芝二丁目ビルディング」を一棟借りするロシュ・ダイアグノスティックスが7月に退去を発表しており、日経不動産マーケット情報によれば「品川シーズンテラス」に移転すると報じられている。東京都心ではオフィスの大量供給が控えており、今後市場においてテナントの引き抜きが増加する見込み。同REITの物件に入居する大口テナントについても、契約満了のタイミングがあるものについては、引き抜きの対象となる可能性があり、留意が必要。16.6期末時点で1株当たり約200円の圧縮積立金を保有しており一定程度のDPS（1口当たり分配金）の下支えに活用はできるが、ダウンタイムやフリーレント期間を考慮すると十分ではなく、いかにテナントリテンションを強化できるかが重要とした。
ジャパンエクセレント投資法人<8987.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、オフィス大量供給の波を乗り切れるかを注目。投資判断「Neutral」、目標株価16.30万円として、新規カバレッジを開始した。
「芝二丁目ビルディング」を一棟借りするロシュ・ダイアグノスティックスが7月に退去を発表しており、日経不動産マーケット情報によれば「品川シーズンテラス」に移転すると報じられている。東京都心ではオフィスの大量供給が控えており、今後市場においてテナントの引き抜きが増加する見込み。同REITの物件に入居する大口テナントについても、契約満了のタイミングがあるものについては、引き抜きの対象となる可能性があり、留意が必要。16.6期末時点で1株当たり約200円の圧縮積立金を保有しており一定程度のDPS（1口当たり分配金）の下支えに活用はできるが、ダウンタイムやフリーレント期間を考慮すると十分ではなく、いかにテナントリテンションを強化できるかが重要とした。
★9:16 藤商事－急落 通期営業赤字転落見込む パチンコ・パチスロ遊技機の販売台数減で
藤商事<6257.T>が急落。同社は30日に、17.3期の通期の連結営業損益予想を、従来の50.0億円の黒字から26.0億円の赤字（前期は20.4億円の黒字）へと引き下げると発表した。パチンコ遊技機およびパチスロ遊技機の販売計画の見直しにより通期の販売台数が減少する見込みとなったことが響く。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は19.2億円の赤字（前年同期は4.3億円の黒字）だった。
藤商事<6257.T>が急落。同社は30日に、17.3期の通期の連結営業損益予想を、従来の50.0億円の黒字から26.0億円の赤字（前期は20.4億円の黒字）へと引き下げると発表した。パチンコ遊技機およびパチスロ遊技機の販売計画の見直しにより通期の販売台数が減少する見込みとなったことが響く。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は19.2億円の赤字（前年同期は4.3億円の黒字）だった。
★9:17 プレミアムウォーター－続落 中国電力の子会社に新ブランドの提供開始
プレミアムウォーターホールディングス<2588.T>が変わらずを挟んで続落。同社は1月30日の大引け後に、連結子会社であるプレミアムウォーター（東京都渋谷区）が、中国電力<9504.T>の子会社であるエネルギア・コミュニケーションズ（広島市）に対し、プレミアムウォーターの取り扱う宅配水サービスの新ブランド「日本の天然水 和-nagomi-」の提供を開始すると発表した。エネコムが持つ巨大な販売網と強固な営業力を付加価値として、事業展開を図るとした。しかし、マーケットの反応は薄い。
プレミアムウォーターホールディングス<2588.T>が変わらずを挟んで続落。同社は1月30日の大引け後に、連結子会社であるプレミアムウォーター（東京都渋谷区）が、中国電力<9504.T>の子会社であるエネルギア・コミュニケーションズ（広島市）に対し、プレミアムウォーターの取り扱う宅配水サービスの新ブランド「日本の天然水 和-nagomi-」の提供を開始すると発表した。エネコムが持つ巨大な販売網と強固な営業力を付加価値として、事業展開を図るとした。しかし、マーケットの反応は薄い。
★9:18 住友大阪セメント－ＣＳが目標株価引き下げ 4Qより国内セメント販売数量は増加へ
住友大阪セメント<5232.T>が続落。クレディ・スイス証券では、17.3期4Qより国内セメント販売数量が増加しようとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は540円→510円と引き下げた。
16年の年央から始まった石炭価格の上昇が、来18.3期上期業績の悪化要因となる見込み。ただし、株価はすでに石炭価格の上昇による減益要因を織り込んでいるとみられる。むしろ、国内セメント販売数量の前年比が改善すると、同社の評価が高まる見通し。セメントの限界利益率は70％程度とＣＳでは推計。実質建設投資が増加する局面では、建設株よりも同社の株価が相対的に上昇する見込みとした。
住友大阪セメント<5232.T>が続落。クレディ・スイス証券では、17.3期4Qより国内セメント販売数量が増加しようとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は540円→510円と引き下げた。
16年の年央から始まった石炭価格の上昇が、来18.3期上期業績の悪化要因となる見込み。ただし、株価はすでに石炭価格の上昇による減益要因を織り込んでいるとみられる。むしろ、国内セメント販売数量の前年比が改善すると、同社の評価が高まる見通し。セメントの限界利益率は70％程度とＣＳでは推計。実質建設投資が増加する局面では、建設株よりも同社の株価が相対的に上昇する見込みとした。
★9:20 ＯＬＣ－5日ぶり大幅反落 3Q累計営業益横ばい 通期計画据え置きを嫌気
オリエンタルランド<4661.T>が5日ぶり大幅反落。同社は30日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が921億円（前年同期と比べて横ばい）だったと発表した。通期計画1091億円（市場予想1164億円）を据え置いた。会社全体で増収となるも、販管費率が上昇し、営業利益ベースでは減少した。
オリエンタルランド<4661.T>が5日ぶり大幅反落。同社は30日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が921億円（前年同期と比べて横ばい）だったと発表した。通期計画1091億円（市場予想1164億円）を据え置いた。会社全体で増収となるも、販管費率が上昇し、営業利益ベースでは減少した。
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