前場コメント No.14 キユーピー、ケイブ、アコム、日本トリム、モノタロウなど

2017/01/31(火) 11:30
★10:21  キユーピー-SMBC日興が目標株価引き下げ 全社的に「いい会社」への過渡期
 キユーピー<2809.T>が反落。SMBC日興証券では、個別事業の成長期待から、全社的に「いい会社」への過渡期と判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3330円→2770円と引き下げた。
 前16.11期決算を踏まえ、今17.11期以降の業績予想を見直すとしたが、業績の基本観に変更はなし。営業利益予想の減額のうち7億円は、退職給付費用・社会保険料などの増加で、今17.11期のみ、のれん償却と減価償却費予想を修正し、追加で4億円予想を減額。
 株式市場では、(1)同社が中国など海外でマヨネーズ、ドレッシング、その他加工食品の事業を拡大するとの期待、(2)国内でも合理化投資の成果や高付加価値製品の強化によるマージン拡大が可能との見方が周知されてきたとの見方を示した。

★10:22  ケイブ-大幅続伸 ガンホー・ガマニアと『ゴシックは魔法乙女』でライセンス契約
 ケイブ<3760.T>が大幅続伸。同社は1月30日の大引け後に、香港のガンホー・ガマニア社と、日本国内で提供するスマートフォンネイティブゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』台湾・香港・マカオ展開におけるローカライズや配信、プロモーションを委託するパートナーとしてライセンス契約を締結したと発表した。『ゴシックは魔法乙女』は、ガンホー・ガマニア社にとって資本関係のない外部企業からの初めての受託タイトル。

★10:24  アコム-3日ぶり急反発 3Q累計5.5%営業増益 貸付金利息や信用保証収益が増加
 アコム<8572.T>が3日ぶり急反発。同社は30日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が432億円(前年同期比5.5%増)だったと発表した。営業貸付金利息や信用保証収益の増加を主因に、営業収益が伸びたという。

★10:26  ミクシィ-反落 写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」利用者数100万人に
 ミクシィ<2121.T>が反落。同社は1月30日の大引け後に、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」について、2015年のサービス開始から、利用者が100万人を突破したと発表した。ママ・パパが撮った子どもの大切な写真や動画を、祖父母や親戚など招待した家族だけにリアルタイムに共有することができる、写真・動画共有アプリ。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★10:29  日本トリム-急落 通期営業益を下方修正 水素水の風評による販売効率低下で
 日本トリム<6788.T>が急落。同社は30日に、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の34.7億円から30.2億円(前期比3.3%減)へと引き下げると発表した。2016年12月に国民生活センターから水素水に関する報道発表がなされ、その風評による影響が発生し、販売効率が下がった。4Qもまだ当該風評の影響が残ると判断した。
 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は23.4億円(前年同期比4.8%増)だった。

★10:30  モノタロウ-ジェフリーズが「BUY」へ引き上げ 利益率改善の可能性
 MonotaRO<3064.T>が4日続伸。ジェフリーズ証券では、利益率改善の可能性に期待。投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価を2400円→3500円と引き上げた。
 強気スタンスへ転じるために確認すべきは以下の3点。(1)売上高の成長率が鈍化していない、(2)新物流センターの立ち上げが2017年度の営業利益率に悪影響を与えない、(3)笠間ディストリビューションセンターのフル稼働のみならず海外事業の利益貢献を背景とした中期的な利益率の向上。
 同社は将来的な効率改善へ向け笠間ディストリビューションセンターを立ち上げる。つまり、今17.12期に売上高が前期比で約20%増加し、営業利益率が13.7%に達した場合、来18.12期は営業利益率がさらに上昇する可能性が高い。また、海外事業(韓国)が2018年度から黒字化し始めた場合、利益率改善に拍車がかかると指摘。


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