後場コメント No.8 ALSOK、フロンテオ、神栄、中部飼料、CTCなど

2017/01/31(火) 15:00
★14:07  ALSOK-後場マイナス転換 3Q累計小幅営業増益 通期進ちょく60%と軟調
 綜合警備保障<2331.T>が後場マイナス転換。同社は31日14時、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が197億円(前年同期比0.1%増)だったと発表した。通期計画328億円に対する進ちょくは60.1%。
 会社全体で増収となるも、退職給付費用の増加や人手不足による影響などで増益幅は限定的だった。

★14:09  フロンテオ-後場急伸 がん研究会と「がんプレシジョン医療」で共同研究を開始
 FRONTEO<2158.T>が後場急伸。同社は1月31日14時に、傘下で人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を活用した医療データ解析ソリューションを提供するFRONTEOヘルスケアが、がん研究会(東京都江東区)、がん研究所と、最先端のゲノム解析技術と人工知能を用いて「がんプレシジョン医療」を実現するシステムの開発に向けた共同研究を開始したと発表した。この研究を通じて、がん患者1人1人の遺伝子変異などに合わせて最適な治療を提供する「がん個別化医療」の実現を目指すとした。

★14:13  神栄-後場上げ幅拡大 3Q累計営業益3.3倍 建設機械の大型案件の取扱いなどで
 神栄<3004.T>が後場上げ幅拡大。同社は31日14時に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は8.8億円(前年同期比3.3倍)だったと発表した。
 建設機械の大型案件の取扱いに加え、アパレル卸売分野およびセンサ関連機器分野も伸長したことにより増収となった。これに伴い売上総利益も増加し、物流費などの販売費の増加を吸収した。通期の会社計画10.5億円(前期比2.4倍)は据え置いた。

★14:15  中部飼料-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 水産飼料の戦略製品を拡販
 中部飼料<2053.T>が後場上げ幅拡大。同社は31日14時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の34.0億円から41.0億円(前期比19.8%増)へと引き上げると発表した。水産飼料の戦略製品を拡販しているほか、畜産飼料の原料ポジションも改善しているという。
 3Q累計営業利益は33.2億円(前年同期比34.3%増)だった。

★14:20  CTC-反発 エネコムが開設したデータセンターのストレージ基盤を構築
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が3日ぶり反発。同社は1月31日11時ごろ、ネットアップ(東京都中央区)とともに、エネルギア・コミュニケーションズ(広島市)にネットアップのオールフラッシュストレージであるソリッドファイアー「SF 9605」を39台導入、オールフラッシュストレージのみでストレージ基盤を構築したと発表した。
 エネコムでは、2016年12月に稼働を開始した「EneWings 広島データセンター」から提供するクラウドサービスのストレージ基盤として、ソリッドファイアーのオールフラッシュストレージを使用するとした。

★14:22  フォスター電機-大幅続落 通期営業益を下方修正 スマホ市場成長鈍化でヘッドセット軟調
 フォスター電機<6794.T>が大幅続落。同社は30日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の40.0億円から25.0億円(前期比75.8%減)へと引き下げると発表した。
 スマートフォン市場の成長が想定よりも鈍化しており、スマホ向けヘッドセットの受注も軟調な推移になっているとした。
 3Q累計営業利益は10.0億円(前年同期比90.2%減)だった。

★14:28  さくらインター-3日ぶり反落 3Q累計22.8%営業増益も通期計画据え置きを嫌気
 さくらインターネット<3778.T>が3日ぶり反落。同社は30日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が8.2億円(前年同期比22.8%増)だったと発表した。通期計画10.6億円(市場予想11.0億円)を据え置いた。
 VPSサービスやクラウドサービスの新機能の積極的な追加やキャンペーンの実施などで、新規顧客の獲得や既存顧客の利用増加を図った。

★14:28  EIZO-急落 3Q累計営業益59.4%増も通期据え置きや3Qの業績伸び鈍化を嫌気
 EIZO<6737.T>が急落。同社は30日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は56.5億円(前年同期比59.4%増)だったと発表した。
 ヘルスケア市場向けやアミューズメント用モニターの増収が寄与した。通期の会社計画57.0億円(前期比12.2%増)は据え置いた。進ちょく率は99.1%。上期(4-9月)時点で44.7億円だったので、3Q(10-12月)は低調だった。通期計画据え置きや業績の伸び鈍化を嫌気し、売りが出ている。

★14:37  ヤクルト-後場急騰 3Q累計営業益9.1%減も進ちょくの良さや3Qの業績の伸びを好感
 ヤクルト本社<2267.T>が後場急騰。同社は31日14時20分に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は328.1億円(前年同期比9.1%減)だったと発表した。
 国際事業においては、円高による為替換算の影響を受けたことが響いた。通期の会社計画340.0億円(前期比15.1%減)は据え置いた。進ちょく率は96.5%。上期(4-9月)時点で187.5億円だったので、3Q(10-12月)は好調。進ちょくの良さや業績の伸びを好感し、買いが入っている。


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