前場コメント No.2 日立金属、シンバイオ、パナソニック、ホシザキ、旭化成など

2017/02/01(水) 11:30
★9:01  DMP-買い気配 バンダイナムコエンターテインメントと業務提携
 ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>が買い気配。同社は1月31日の大引け後に、バンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)と、遊技機向け次世代プラットフォーム「RS1/HAYABUSA」の創出を目的に業務提携を進めていると発表した。
 新たな画像処理プロセッサ「RS1」を共同開発し、RS1を搭載した遊技機向けプラットフォーム(コードネーム;HAYABUSA)を2017年度中にお客様に提供することを目指す。
 RS1は、極限まで突き詰めた低消費電力設計により、3Dグラフィックスと2Dグラフィックスともに高性能でありながら、低消費電力を実現。また、遊技機向けに仕様を最適化したことで、あらゆるぱちんこ機、パチスロ機、業務用ゲーム機などへの適用が可能とした。

★9:02  日立金属-大和が目標株価引き上げ 短期的にネガティブだが中期成長シナリオは不変
 日立金属<5486.T>が反発。大和証券では、短期的にネガティブだが中期成長シナリオは不変とコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は1500円→1770円と引き上げた。
 耐熱鋳鋼の歩留まり改善は17年度にずれ込む見通し。モノづくり改革の効果創出や工具鋼新製品の拡販準備は順調。短期的な印象は良くないが、中長期的な利益成長シナリオは変わらずとした。

★9:02  シンバイオ製薬-小動き  抗悪性腫瘍剤「トレアキシン点滴静注用」国内販売開始
 シンバイオ製薬<4582.T>が小動き。同社は1月31日の大引け後に、エーザイ<4523.T>を通じて、低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫、ならびに慢性リンパ性白血病を適応症とした抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」(一般名:ベンダムスチン塩酸塩)の小容量規格製剤である「トレアキシン点滴静注用 点滴静注用 25㎎」の国内販売を開始したと発表した。ライセンス契約に基づき、販売はエーザイが独占的に行う。

★9:02  パナソニック-続落 IoT機器向け半導体メモリを量産 2019年から
 パナソニック<6752.T>が続落。1日付の日経新聞朝刊で、同社がIoTの機器に使う次世代半導体メモリーを2019年から量産すると報じられた。
 半導体受託製造で世界2位の台湾・聯華電子(UMC)と生産技術の開発で提携するという。現在主流のメモリーと比べて消費電力を最大7分の1に減らせるとしている。電池で駆動する機器が浸透し、低消費電力メモリーの市場が広がると判断したもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。

★9:02  ホシザキ-大和が目標株価引き上げ 業績予想修正を発表もおおむね大和想定並み
 ホシザキ<6465.T>が続伸。大和証券では、業績予想修正を発表もおおむね大和想定並みとして、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は9000円→9700円と引き上げた。会社側が前16.12期業績予想の上方修正を発表したが、のれん償却費用を除けばおおむね大和想定並み。4Qにインド子会社の株式追加取得に伴うのれん償却費用を計上したもの。

★9:03  旭化成-3日続落 ドイツに高機能樹脂の研究開発拠点を開設
 旭化成<3407.T>が3日続落。1日付の日経新聞朝刊で、同社が10月をめどにドイツに高機能樹脂の研究開発拠点を設けると報じられた。
 西部ドルマーゲンにある繊維工場の一部を転用するという。実験装置を導入し、独自動車メーカーのお膝元で新製品を開発できるようにするとされる。排ガス規制対応のため自動車各社は軽量化につながる樹脂部品の採用を増やしており、旭化成は現地に研究者をそろえて独メーカーとの取引を広げる考えのもよう。しかし、地合いの悪いなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ