後場コメント No.5 ＡＳＴＩ、メディパル、カルビー、ＵＭＮファーマ、ＰＡＬＴＡＣなど
★13:09 ＡＳＴＩ－急反発 3Q累計営業益2.4倍 車載電装品の販売堅調
ＡＳＴＩ<6899.T>が急反発。同社は31日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が9.7億円（前年同期比2.4倍）だったと発表した。車載電装品の販売増加のほか、合理化・自動化推進、経費削減などが寄与した。
ＡＳＴＩ<6899.T>が急反発。同社は31日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が9.7億円（前年同期比2.4倍）だったと発表した。車載電装品の販売増加のほか、合理化・自動化推進、経費削減などが寄与した。
★13:16 メディパル－野村が目標株価引き上げ 医薬品流通の環境変化への適応力が強み
メディパルホールディングス<7459.T>がもみ合い。野村証券では、医薬品流通の環境変化への適応力が強みと評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2000円→2130円と引き上げた。
メディセオ事業（医薬品卸）は低調な医薬品市場の影響を受けるが、PALTAC事業（化粧品・日用品等卸）の堅調な進ちょくを踏まえ、野村予想を上方修正。薬価改定（引き下げ）が毎年実施されるようになると既存のビジネスモデルでの成長が困難になる可能性があるが、同社は物流の自動化・効率化、創薬支援など新たな成長源を育成し、環境変化に適応できる点が強みと指摘。
メディパルホールディングス<7459.T>がもみ合い。野村証券では、医薬品流通の環境変化への適応力が強みと評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2000円→2130円と引き上げた。
メディセオ事業（医薬品卸）は低調な医薬品市場の影響を受けるが、PALTAC事業（化粧品・日用品等卸）の堅調な進ちょくを踏まえ、野村予想を上方修正。薬価改定（引き下げ）が毎年実施されるようになると既存のビジネスモデルでの成長が困難になる可能性があるが、同社は物流の自動化・効率化、創薬支援など新たな成長源を育成し、環境変化に適応できる点が強みと指摘。
★13:20 ヤクルト－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 17.3期3Qはポジティブ印象
ヤクルト本社<2267.T>が7日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、今17.3期3Qはポジティブ印象とコメント。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は4260円→4930円と引き上げた。
今17.3期4Q決算に反映される2016年10～12月期の中国のヤクルトの販売本数は、前年同期比推定18.3％増となった。1～3月期の1.5％増、4～6月期の6.8％増、7～9月期の13.2％増と、四半期を経るたびにモメンタムが加速していると注目。一時は景況悪化の影響などが懸念されたが、（1）低糖タイプの「ヤクルトLT」の導入効果、（2）ヤクルトレディの育成成果などを背景に、業況が改善。また、7～9月期は広州での販売回復へ向けた広告費支出などの増加が見られたが、10～12月期のアジア・オセアニア事業全体の営業利益率は34.0％と前年同期並みへ改善しており、広告費支出の効果も早速表面化しているようにみえるとした。
ヤクルト本社<2267.T>が7日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、今17.3期3Qはポジティブ印象とコメント。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は4260円→4930円と引き上げた。
今17.3期4Q決算に反映される2016年10～12月期の中国のヤクルトの販売本数は、前年同期比推定18.3％増となった。1～3月期の1.5％増、4～6月期の6.8％増、7～9月期の13.2％増と、四半期を経るたびにモメンタムが加速していると注目。一時は景況悪化の影響などが懸念されたが、（1）低糖タイプの「ヤクルトLT」の導入効果、（2）ヤクルトレディの育成成果などを背景に、業況が改善。また、7～9月期は広州での販売回復へ向けた広告費支出などの増加が見られたが、10～12月期のアジア・オセアニア事業全体の営業利益率は34.0％と前年同期並みへ改善しており、広告費支出の効果も早速表面化しているようにみえるとした。
★13:20 カルビー－後場マイナス転換 通期営業利益を下方修正 北米・韓国での売り上げ不振で
カルビー<2229.T>が後場マイナス転換。同社は1日13時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の310.0億円から285.0億円（前期比1.3％増）に引き下げると発表した。北米および韓国における売り上げ不振の影響などが大きく、前回発表予想を下回る見込みとなった。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は222.4億円（前年同期比1.5％増）だった。1月26日付の日経新聞朝刊の、連結営業利益が235億円前後と前年同期比で8％程度増えたようだとの観測記事をやや下回る結果となった。
カルビー<2229.T>が後場マイナス転換。同社は1日13時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の310.0億円から285.0億円（前期比1.3％増）に引き下げると発表した。北米および韓国における売り上げ不振の影響などが大きく、前回発表予想を下回る見込みとなった。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は222.4億円（前年同期比1.5％増）だった。1月26日付の日経新聞朝刊の、連結営業利益が235億円前後と前年同期比で8％程度増えたようだとの観測記事をやや下回る結果となった。
★13:22 ＵＭＮファーマ－大幅に4日続落 前期最終赤字拡大 インフルワクチン供給困難で特損計上
ＵＭＮファーマ<4585.T>が大幅に4日続落。同社は31日、16.12期通期の連結最終損益予想を従来の34.5億円の赤字から137.7億円の赤字（前期は33.9億円の赤字）へと引き下げると発表した。
アステラス製薬<4503.T>から細胞培養インフルエンザワクチン共同事業契約の解約権を行使する旨の申し入れを受け、同社の収益基盤の重要な柱の1つだった国内インフルエンザワクチン供給事業が困難になったことで、事業整理損を計上した。
ＵＭＮファーマ<4585.T>が大幅に4日続落。同社は31日、16.12期通期の連結最終損益予想を従来の34.5億円の赤字から137.7億円の赤字（前期は33.9億円の赤字）へと引き下げると発表した。
アステラス製薬<4503.T>から細胞培養インフルエンザワクチン共同事業契約の解約権を行使する旨の申し入れを受け、同社の収益基盤の重要な柱の1つだった国内インフルエンザワクチン供給事業が困難になったことで、事業整理損を計上した。
★13:23 ＰＡＬＴＡＣ－野村が目標株価引き上げ 増収増益と収益性向上投資を両立できる点を評価
ＰＡＬＴＡＣ<8283.T>が反発。野村証券では、増収増益と収益性向上投資を両立できる点を評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2700円→3400円と引き上げた。
10～12月期はドラッグストア販路が堅調な上、コンビニ、ディスカウントストア向け販売が拡大し、前年同期比2.9％増収、事業基盤強化のための設備投資をこなしつつ、同21.5％営業増益となった。品目別には、紙おむつなど健康衛生関連が減収。一方で、男性化粧品の伸び、一部化粧品メーカーが直販から卸販路を活用するようになったこと、日用品で洗剤やオーラルケアの高付加価値品が伸長していることが増収につながった。生産性向上のための投資をしながら継続的な売上高、営業利益成長が見込める点を評価。
ＰＡＬＴＡＣ<8283.T>が反発。野村証券では、増収増益と収益性向上投資を両立できる点を評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2700円→3400円と引き上げた。
10～12月期はドラッグストア販路が堅調な上、コンビニ、ディスカウントストア向け販売が拡大し、前年同期比2.9％増収、事業基盤強化のための設備投資をこなしつつ、同21.5％営業増益となった。品目別には、紙おむつなど健康衛生関連が減収。一方で、男性化粧品の伸び、一部化粧品メーカーが直販から卸販路を活用するようになったこと、日用品で洗剤やオーラルケアの高付加価値品が伸長していることが増収につながった。生産性向上のための投資をしながら継続的な売上高、営業利益成長が見込める点を評価。
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