前場コメント No.1 RVH、ヘリオス、日立、国際石油開発帝石、武田など

2017/02/02(木) 11:30
★9:00  RVH-買い気配 「たかの友梨ビューティクリニック」を完全子会社化へ
 RVH<6786.T>が買い気配。同社は2月1日の大引け後に、「たかの友梨ビューティクリニック」の運営会社である不二ビューティ(東京都渋谷区)を完全子会社とすると発表した。
 まず、全発行済み株式19万株のうち12万8600株を約54億円で取得し、その後株式交換を行うことによって完全子会社とする。不二ビューティ1株に対してRVH44株を割り当て、新株式270万1600株を交付する。

★9:00  ヘリオス-買い気配 iPS細胞の他家移植による再生治療の臨床研究が厚労省に了承と報道
 ヘリオス<4593.T>が買い気配。2月2日付け日本経済新聞・朝刊で、厚生労働省が他人のiPS細胞から育てた網膜の細胞を、目の難病患者に移植する臨床研究を了承したと伝えたことが手がかり。同事業をパイプラインに持つヘリオスに、思惑的な買いが入っているもよう。
 理化学研究所などが計画を申請していたもので、厚労相が週内にも正式に通知を出し、今年前半の手術実施を目指すとされる。患者本人の細胞から作ったiPS細胞を用いた1例目に比べ、コストや移植までの期間を約10分の1に抑えられる。iPS細胞の再生医療の本命方式として普及が期待されると、記事では報じている。

★9:00  キーエンス-3日ぶり反発 上期営業益1058億円 9カ月間では5%増益
 キーエンス<6861.T>が3日ぶり反発。同社は1日、17.3期上期(7-12月)の連結営業利益が1058億円だったと発表した。変則決算により前年度が4-6月の3カ月決算となっているが、併せて発表した4-12月期間での営業利益は1550億円(前年同期間比5.0%増)だった。
 中長期的な成長を維持する観点から、企画開発面での充実、営業面での強化を図ったという。

★9:01  日立製作所-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計8.6%減益着地 円高響き減収
 日立製作所<6501.T>が買い気配。同社は1日、17.3期通期の連結調整後営業利益予想を従来の5400億円から5600億円(前期比11.8%減)へと引き上げると発表した。
 3Q累計(4-12月)営業利益は3731億円(前年同期比8.6%減)だった。高機能材料部門などで為替換算影響により海外子会社の売り上げが円ベースで減少したほか、2016年5月に日立物流を持分法適用会社としたその他部門、2015年10月に空調事業を再編した生活・エコシステム部門、2016年10月に日立キャピタルを持分法適用会社とした金融サービス部門などが減収となった。

★9:01  国際石油開発帝石-SMBC日興が「3」へ引き下げ 2017年原油価格の上値余地は限定的
 国際石油開発帝石<1605.T>が反落。SMBC日興証券では、2017年原油価格の上値余地は限定的とみて、投資評価を「2(中立)」→「3(アンダーパフォーム)」と引き下げた。目標株価は900円を継続。
 短期の業績予想は為替前提を円安に変更して若干上方修正するものの、目標株価への影響はなし。同社業績を見るに当たっては、豪州・イクシスLNG事業の開始時期遅延や投資額増大のリスクに留意すべき。原油価格が70ドル/バレル前後に上昇する場合は、株価は上昇すると考えられるが、米国など主要産油国の供給力の厚みを考慮すれば、中期的に原油価格は55ドル/バレル前後で推移し、上値余地は限定的とみるとした。

★9:01  武田薬品工業-続伸 3Q累計営業益29.8%増 円高による研究開発費などの減少で
 武田薬品工業<4502.T>が続伸。同社は1日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は2174億円(前年同期比29.8%増)だったと発表した。円高による研究開発費の減少などによる販管費の減少が寄与した。通期の会社計画の連結営業利益1350億円(前期比3.2%増)は据え置いたが、連結売上収益については従来の1兆6700億円から1兆7000億円(前期比5.9%減)、連結純利益は910億円から930億円(前期比16.0%増)に引き上げた。


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