前場コメント No.3 大塚商会、日本新薬、日本ゼオン、バリューHR、アイビーシーなど

2017/02/02(木) 11:30
★9:02  大塚商会-買い気配 野村が目標株価引き上げ 事業環境は良好で収益性の改善も続く
 大塚商会<4768.T>が買い気配。野村証券では、事業環境は良好で収益性の改善も続いと想定。経営力は高いとみて、レーティング「Buy」を継続、目標株価を6200円→6900円と引き上げた。
 前16.12期営業利益は397億円(前の期比6%増益)と、計画(400億円)に若干未達も、野村予想395億円線でサプライズはなし。四半期別では、最も業績が厳しかったQ2(4~6月期: 前年同期比0.3%営業減益)を底に、現場重視の営業体制に変化させたQ3は同15%営業増益、Q4は同9%営業増益と、下期以降の業績は回復基調。販管費の増加などを踏まえ、野村予想を微修正したが、過去ピーク利益更新が続く見方は不変とした。

★9:03  日本新薬-もみ合い 米FDAからNS-065/NCNP-01について希少小児疾患指定を受理
 日本新薬<4516.T>がもみ合い。同社は2月1日の大引け後に、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を対象に米国で開発を進めている核酸医薬品NS-065/NCNP-01について、米国食品医薬品局(FDA)よりRare Pediatric Disease(希少小児疾患)指定を受けたと発表した。
 希少小児疾患指定は、米国で18歳までに発症し、患者数が20万人未満の希少疾患がその対象となる。今回の指定により、同剤がFDAから販売承認を取得した際、今後承認申請を行った別の開発品について、優先審査を受けられる可能性があるとした。

★9:03  プラザクリエイト-買い気配 ソフトバンクに自己株式を割り当て処分 4億2930万円調達
 プラザクリエイト<7502.T>が買い気配。同社は1日、ソフトバンク(東京都港区)に自己株式を割り当て処分すると発表した。自己株式135万株(1株318円)を割り当て、4億2930万円を調達する。
 両社がともに、プラザクリエイトの店舗出店とプラザクリエイト以外の複合型モバイルショップの拡大に取り組むことで、プリントシステム設置の需要とプリント需要の増加など、両社双方にとって収益の増加効果が期待できるとした。

★9:03  日本ゼオン-岩井コスモが目標株価引き上げ 今期は減益予想も会社計画を上振れへ
 日本ゼオン<4205.T>が4日続伸。岩井コスモ証券では、今期は減益予想も会社計画を上振れへとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を1200円→1550円と引き上げた。
 10~12月期決算で収益モメンタムの底打ちを確認できたことで、会社計画に対して強含むという見方を維持。株価水準に割高感はなく、株価の上昇トレンドが続く見通し。リチウム2次電池の負荷用およびセパレータ用バインダーで高いシェアを有しており、その成長性に注目とした。

★9:04  バリューHR-3日続伸 上限5万株・1.5億円の自己株取得枠を設定
 バリューHR<6078.T>が3日続伸。同社は1日に、上限5万株・1.5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は2017年3月1日~2017年12月31日。上限5万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.76%となる。

★9:04  アイビーシー-反発 「特化型クラウドインテグレーション」のメニューを発表
 アイビーシー<3920.T>が4日ぶり反発。同社は2月1日の大引け後に、特化型クラウドインテグレーションサービス「Specific Cloud Integration」(SCI)のサービスメニューを発表した。
 クラウドサーバー、BCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)や DR(災害復旧:Disaster Recovery)などのリスク対策に有効なバックアップサービス、IBCの運用ノウハウを活用した性能監視サービスをワンストップで利用できる。また、ロードバランサーやセキュリティ機能などの提供メニューから必要な機能を自由に組み合わせることで、理想的なクラウド環境を構築することが可能。


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