後場コメント No.4 三井化学、日本ハム、東ソー、アイシン精機、朝日インテックなど

2017/02/02(木) 15:00
★13:06  三井化学-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 モビリティなど成長領域の交易改善で
 三井化学<4183.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日13時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の880億円から970億円(前期比36.8%増)へと引き上げると発表した。
 成長3領域のモビリティセグメント、フード&パッケージングセグメント、基盤素材セグメントでの交易条件の改善が寄与した。
 3Q累計(4-12月)営業利益は716億円(前年同期比27.0%増)だった。

★13:09  日本特殊陶業-JPモルガンが目標株価引き上げ 円安と半導体事業の改善を織り込む
 日本特殊陶業<5334.T>が4日ぶり反落。JPモルガン証券では、円安と半導体事業の収益改善を織り込み、業績予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2350円→2700円と引き上げた。
 110円/ドル、120円/ユーロ(従来100円/ドル、110円/ユーロ)を前提に業績予想を上方修正。1円の影響はドル7億円、ユーロ4億円、アジア通貨5億円、うちドル、ユーロの8割が歩留まると予想。また、3Q実績では半導体事業が構造改革とミックス改善で予想以上に収益が改善している点も織り込んだとした。
 ただし、JPモルガンでは同社自動車関連事業は固定費負担増や値下げの影響などを考慮する必要があるとみているとし、コンセンサス比やや慎重予想。

★13:13  日本ハム-JPモルガンが目標株価引き上げ 今期は8%営業増益・来期は5%営業増益予想
 日本ハム<2282.T>が4日ぶり反落。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2800円→3000円と引き上げた。
 3Q決算は1.9%減収も、国内食肉事業が会社計画を28億円上振れ、9.9%営業増益で着地。上振れ要因の内訳は、市況要因が13億円、為替予約による評価益影響が15億円で、食品業界なりのリフレ要因によるもの。加工食品は想定以上に販促費を積み増し、下方修正された。これらを勘案して会社側は通期業績予想を修正し、売上高は据え置きも、営業利益を510億円→530億円に3.9%引き上げ。JPモルガンの業績予想を今期7%前後、来18.3期は5%前後の修正を加え、目標株価を引き上げた。今期は8%営業増益、来期は5%営業増益を想定。

★13:15  東ソー-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 海外市況上昇と円安で売上高堅調
 東ソー<4042.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日13時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の850億円から1000億円(前期比44.0%増)へと引き上げると発表した。
 主要製品の海外市況上昇と円安の進行などで売上高が伸びるという。交易条件の改善なども寄与する。
 3Q累計(4-12月)営業利益は715億円(前年同期比48.0%増)だった。

★13:17  アイシン精機-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 AT販売好調や円安で
 アイシン精機<7259.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日13時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の1900億円から2050億円(前期比6.4%増)に引き上げると発表した。年間を通じてAT販売が好調であることや、前提レートが前回公表時よりも円安に推移することを鑑みた。
 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1622億円(前年同期比16.7%増)だったと発表した。AT販売が全世界的に好調であること、サンルーフなどボディ部品の中国向けを中心に販売が好調であること、またシロキ工業の株式交換差益を計上したことなどが寄与した。

★13:17  朝日インテック-上げ幅拡大 「東北R&Dセンター」を設立へ 投資額は約12億円
 朝日インテック<7747.T>が上げ幅拡大。同社は2月2日12時50分に、グループの金型・射出成形などの精密加工技術開発の中心拠点として、「東北R&Dセンター」を青森県八戸市に設立すると発表した。投資額は約12億円で、設立は2018年7月ごろを予定。


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