後場コメント No.5 三菱電機、ＪＡＣＲ、日立、ジェイテクト、ＩＴメディアなど
★13:23 三菱電機－後場マイナス転換 通期営業益を上方修正も市場予想より依然弱い
三菱電機<6503.T>が後場マイナス転換。同社は2日13時15分、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の2500億円から2550億円（前期比15.3％減）へと引き上げると発表した。しかし市場は2694億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
為替条件を円安に見直したことなどで、産業メカトロニクス部門、電子デバイス部門などで業績が上振れる見込み。
3Q累計（4-12月）営業利益は1756億円（前年同期比15.3％減）だった。
三菱電機<6503.T>が後場マイナス転換。同社は2日13時15分、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の2500億円から2550億円（前期比15.3％減）へと引き上げると発表した。しかし市場は2694億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
為替条件を円安に見直したことなどで、産業メカトロニクス部門、電子デバイス部門などで業績が上振れる見込み。
3Q累計（4-12月）営業利益は1756億円（前年同期比15.3％減）だった。
★13:23 ＪＡＣＲ－大幅続伸 いちよしが「17.12期も順調な業績推移を見込む」とレポート
ジェイエイシーリクルートメント<2124.T>が大幅に3日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「コンサルタントの増員を背景に、17.12期も順調な業績推移を見込む」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。
今17.12期会社計画は利益面で保守的と考え、いちよしの売上高予想のみ上方修正し、利益予想は前回予想を継続。また、配当金は前回予想の1株35円から50円へ引き上げ、いちよし予想に対する配当性向は51％になるとした。
収益性低下の理由は、中途採用を中心としたコンサルタントの増員を推進する方針であり、採用コスト増や一時的な生産性低下を見込んでいるため。いちよしでもコンサルタント増を見込んでいるとしたが、会社計画は利益面で保守的と考え、売上高のみ上方修正したとしている。
ジェイエイシーリクルートメント<2124.T>が大幅に3日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「コンサルタントの増員を背景に、17.12期も順調な業績推移を見込む」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。
今17.12期会社計画は利益面で保守的と考え、いちよしの売上高予想のみ上方修正し、利益予想は前回予想を継続。また、配当金は前回予想の1株35円から50円へ引き上げ、いちよし予想に対する配当性向は51％になるとした。
収益性低下の理由は、中途採用を中心としたコンサルタントの増員を推進する方針であり、採用コスト増や一時的な生産性低下を見込んでいるため。いちよしでもコンサルタント増を見込んでいるとしたが、会社計画は利益面で保守的と考え、売上高のみ上方修正したとしている。
★13:30 日立－続伸 3Q営業利益は想定以上も追加減損発生 難しさ示す 「中立」継続
日立製作所<6501.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、3Q営業利益は想定以上も追加減損発生で、難しさを示しているとコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は635円→660円と引き上げた。
3Q調整後営業利益は1403億円（前年同期比59億円増）。ＧＳ予想1100億円、BBG予想1245億円を上振れ。日立クレジット/日立物流が連結除外影響（計180億円）を補って増益を確保。ＧＳ予想比の偏差は、情通+110億円：電子装置+81億円：自動車+47億円。情通は通信とストレージの損益改善効果が想定以上。会社側は通期調整後営業利益を5400億円→5600億円に上方修正したが、税前利益は4300億円に据え置いた。調整後営業利益は、情通や自動車の前提は保守的で、上振れ余地があると想定。
一方で今回、営業内で社会産業の中東向けプラントで追加費用（150億円）、営業外でGEとのJVで展開するウランのレーザ濃縮事業の撤退損（700億円）の発生が改めて開示されたと指摘。
日立製作所<6501.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、3Q営業利益は想定以上も追加減損発生で、難しさを示しているとコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は635円→660円と引き上げた。
3Q調整後営業利益は1403億円（前年同期比59億円増）。ＧＳ予想1100億円、BBG予想1245億円を上振れ。日立クレジット/日立物流が連結除外影響（計180億円）を補って増益を確保。ＧＳ予想比の偏差は、情通+110億円：電子装置+81億円：自動車+47億円。情通は通信とストレージの損益改善効果が想定以上。会社側は通期調整後営業利益を5400億円→5600億円に上方修正したが、税前利益は4300億円に据え置いた。調整後営業利益は、情通や自動車の前提は保守的で、上振れ余地があると想定。
一方で今回、営業内で社会産業の中東向けプラントで追加費用（150億円）、営業外でGEとのJVで展開するウランのレーザ濃縮事業の撤退損（700億円）の発生が改めて開示されたと指摘。
★13:31 ジェイテクト－後場マイナス転換 通期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
ジェイテクト<6473.T>が後場マイナス転換。同社は2日13時20分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の650億円から700億円（前期比14.6％減）に引き上げると発表した。為替が円安に推移していることが寄与する。前提となる為替レートは1米ドル107円、1ユーロ119円（4Qは1米ドル110円、1ユーロ120円）としている。市場コンセンサスは705億円。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は512億円（前年同期比15.2％減）だった。機械器具部品セグメントが円高の影響などで減収となったことや、工作機械セグメントが販売減少や円高の影響などで減収となったことが響いた。
ジェイテクト<6473.T>が後場マイナス転換。同社は2日13時20分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の650億円から700億円（前期比14.6％減）に引き上げると発表した。為替が円安に推移していることが寄与する。前提となる為替レートは1米ドル107円、1ユーロ119円（4Qは1米ドル110円、1ユーロ120円）としている。市場コンセンサスは705億円。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は512億円（前年同期比15.2％減）だった。機械器具部品セグメントが円高の影響などで減収となったことや、工作機械セグメントが販売減少や円高の影響などで減収となったことが響いた。
★13:36 ＩＴメディア－大幅続伸 いちよしが「先行きは拡大基調に転じる見通し」とレポート
アイティメディア<2148.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「3Q決算：実績は想定以上に厳しいが、先行きは拡大基調に転じる見通し」と題したレポートを公表しており、買い材料視する向きもあるようだ。
今17.3期3Q（10～12月）決算はいちよし予想を大きく下回る厳しい内容。会社側は3Q決算発表と併せて今17.3期通期計画を再度下方修正したが、広告、リードジェンともに受注は回復しており、4Q（1～3月）は増収増益の見通し。いちよしでは今17.3期業績予想を下方修正するものの、先行きの収益回復に対する見方に変更はないとし、来18.3期以降の業績予想は従来予想を据え置くとした。
アイティメディア<2148.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「3Q決算：実績は想定以上に厳しいが、先行きは拡大基調に転じる見通し」と題したレポートを公表しており、買い材料視する向きもあるようだ。
今17.3期3Q（10～12月）決算はいちよし予想を大きく下回る厳しい内容。会社側は3Q決算発表と併せて今17.3期通期計画を再度下方修正したが、広告、リードジェンともに受注は回復しており、4Q（1～3月）は増収増益の見通し。いちよしでは今17.3期業績予想を下方修正するものの、先行きの収益回復に対する見方に変更はないとし、来18.3期以降の業績予想は従来予想を据え置くとした。
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