前場コメント No.1 三和ＨＤ、タカタ、小野薬品、ＪＦＥＨＤ、ホンダなど
★9:00 三和ＨＤ－買い気配 建設竣工遅延収束で18.3期以降は国内事業回復へ 「買い」へ引き上げ
三和ホールディングス<5929.T>が買い気配。ゴールドマン・サックス証券では、建設竣工遅延収束で来18.3期以降は国内事業回復と想定。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1060円→1270円と引き上げた。
今17.3期3Q決算で三和シヤッター単体営業利益の進ちょく率が32％と低く、その後株は8.6％下落（TOPIX-2.2％）。今17.3期会社計画営業利益（282億円：ＧＳ新予想274億円）の未達はほぼ不可避と見られるが、（1）3Q累計受注は前年同期比+3.3％と増加基調、（2）手持ち残高（17.3期3Q時点：1125億円）も過去最高水準、（3）18.3期下期以降にこれまで遅れていた物件の竣工件数増加により、同社国内事業の収益回復が期待できる点が、株価に織り込まれていないとの見方を示した。上記およびガバナンス強化を評価。
三和ホールディングス<5929.T>が買い気配。ゴールドマン・サックス証券では、建設竣工遅延収束で来18.3期以降は国内事業回復と想定。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1060円→1270円と引き上げた。
今17.3期3Q決算で三和シヤッター単体営業利益の進ちょく率が32％と低く、その後株は8.6％下落（TOPIX-2.2％）。今17.3期会社計画営業利益（282億円：ＧＳ新予想274億円）の未達はほぼ不可避と見られるが、（1）3Q累計受注は前年同期比+3.3％と増加基調、（2）手持ち残高（17.3期3Q時点：1125億円）も過去最高水準、（3）18.3期下期以降にこれまで遅れていた物件の竣工件数増加により、同社国内事業の収益回復が期待できる点が、株価に織り込まれていないとの見方を示した。上記およびガバナンス強化を評価。
★9:00 タカタ－売り気配 スポンサーに米ＫＳＳ推薦 車メーカーは法的整理条件に支持
タカタ<7312.T>が売り気配。4日付の日経新聞朝刊で、同社から委託を受けて再建計画を策定している外部専門家委員会がスポンサー候補に中国の寧波均勝電子傘下の米キー・セイフティー・システムズ（ＫＳＳ）を選定したと報じられた。
大口債権者である自動車メーカーは日米での法的整理を条件にＫＳＳを支持する意向を示したという。
同報道に対し同社は4日、ＫＳＳについて、現時点では外部専門家委員会から推薦された段階であり、スポンサーを決定した事実はないとした。また再建方法についても、現時点では何ら決定した事実はないとした。
タカタ<7312.T>が売り気配。4日付の日経新聞朝刊で、同社から委託を受けて再建計画を策定している外部専門家委員会がスポンサー候補に中国の寧波均勝電子傘下の米キー・セイフティー・システムズ（ＫＳＳ）を選定したと報じられた。
大口債権者である自動車メーカーは日米での法的整理を条件にＫＳＳを支持する意向を示したという。
同報道に対し同社は4日、ＫＳＳについて、現時点では外部専門家委員会から推薦された段階であり、スポンサーを決定した事実はないとした。また再建方法についても、現時点では何ら決定した事実はないとした。
★9:00 小野薬品－続伸 オプジーボが尿路上皮がんの治療薬としてＦＤＡの承認を取得
小野薬品工業<4528.T>が続伸。同社は2月3日の大引け後に、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ（ニューヨーク市）が、オプジーボ（一般名：ニボルマブ）について、ぼうこうがんの1つの組織型である、治療歴を有する局所進行または転移性の尿路上皮がんの治療薬として米国食品医薬品局（ＦＤＡ）の承認を取得したと発表した。
日本では小野薬品が、ブリストル・マイヤーズスクイブ（およびその日本法人であるブリストル・マイヤーズ スクイブ）と、がん患者向けに複数のがん免疫療法薬の共同開発、共同商業化、共同販売促進を含む戦略的提携関係を結んでいる。
小野薬品工業<4528.T>が続伸。同社は2月3日の大引け後に、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ（ニューヨーク市）が、オプジーボ（一般名：ニボルマブ）について、ぼうこうがんの1つの組織型である、治療歴を有する局所進行または転移性の尿路上皮がんの治療薬として米国食品医薬品局（ＦＤＡ）の承認を取得したと発表した。
日本では小野薬品が、ブリストル・マイヤーズスクイブ（およびその日本法人であるブリストル・マイヤーズ スクイブ）と、がん患者向けに複数のがん免疫療法薬の共同開発、共同商業化、共同販売促進を含む戦略的提携関係を結んでいる。
★9:01 ＪＦＥＨＤ－反発 輸出の鋼材マージンは大きく拡大へ 「買い（CL）」へ引き上げ
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、中国の需要回復により輸出の鋼材マージンは大きく拡大すると想定。投資判断を「中立」→「買い（コンビクション・リスト）」、目標株価を1700円→2800円と引き上げた。
16年8月以降、中国鋼材内需（見掛消費から在庫の増減を除いた実質ベース）は5カ月連続でプラスへと転じており、原料下落局面にも関わらず、鋼材市況は高止まりを続けている。2017年は供給サイドの改革に需要サイドのシクリカル回復が相まって、アジアにおける鋼材マージンは2016年比で大きく回復する見込み。
想定以上の鋼材価格の値上げが確認された3Q決算の反映、および今17.3期→来18.3期にかけて輸出の鋼材マージンの回復幅を従来：+2500円/トン→新：+10000円/トン程度に大きく引き上げたことを主因に、来18.3期～19.3期経常利益予想を241％/78％/81％増額した。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、中国の需要回復により輸出の鋼材マージンは大きく拡大すると想定。投資判断を「中立」→「買い（コンビクション・リスト）」、目標株価を1700円→2800円と引き上げた。
16年8月以降、中国鋼材内需（見掛消費から在庫の増減を除いた実質ベース）は5カ月連続でプラスへと転じており、原料下落局面にも関わらず、鋼材市況は高止まりを続けている。2017年は供給サイドの改革に需要サイドのシクリカル回復が相まって、アジアにおける鋼材マージンは2016年比で大きく回復する見込み。
想定以上の鋼材価格の値上げが確認された3Q決算の反映、および今17.3期→来18.3期にかけて輸出の鋼材マージンの回復幅を従来：+2500円/トン→新：+10000円/トン程度に大きく引き上げたことを主因に、来18.3期～19.3期経常利益予想を241％/78％/81％増額した。
★9:01 ホンダ－買い気配 通期営業益を上方修正 為替換算影響などで 増配も発表
ホンダ<7267.T>が買い気配。同社は3日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の6500億円から7850億円（前期比55.9％増）に引き上げると発表した。事業環境の変化による販売台数の減少が見込まれるものの、為替換算影響などにより前回予想を上回る見通しとなった。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は、7026億円（前年同期比23.9％増）だった。コストダウン効果、品質関連費用を含む販管費の減少、売上変動および構成差に伴う利益増、年金会計処理影響などが寄与した。
併せて、17.3期の期末配当予想を22円→24円（前期は22円）に修正すると発表した。年間配当は88円→92円（前期は88円）となる。
ホンダ<7267.T>が買い気配。同社は3日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の6500億円から7850億円（前期比55.9％増）に引き上げると発表した。事業環境の変化による販売台数の減少が見込まれるものの、為替換算影響などにより前回予想を上回る見通しとなった。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は、7026億円（前年同期比23.9％増）だった。コストダウン効果、品質関連費用を含む販管費の減少、売上変動および構成差に伴う利益増、年金会計処理影響などが寄与した。
併せて、17.3期の期末配当予想を22円→24円（前期は22円）に修正すると発表した。年間配当は88円→92円（前期は88円）となる。
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