前場コメント No.8 ラオックス、プロルート、SANKYO、マツダ、アスカネットなど

2017/02/06(月) 11:30
★9:14  ラオックス-急反落 前期営業赤字に転落 訪日客取り巻く環境変化で売り上げ伸びず
 ラオックス<8202.T>が急反落。同社は3日、16.12期通期の連結営業損益予想を従来の12.5億円の黒字から9.0億円の赤字(前の期は85.9億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 インバウンド市場の長期的な発展を見据え、積極的な新規出店と人材の配置を行ったが、訪日外国人を取り巻く「円高の進行」「中国関税率の変更」などの外的要因に加え「ライフスタイルの変化」などの影響で、売り上げが伸び悩んだという。

★9:16  プロルート丸光-大幅高 本店・第2駐車場の土地・建物譲渡で特別利益発生
 プロルート丸光<8256.T>が大幅高。同社は2月3日の大引け後に、本店ならびに第2駐車場の土地、建物を譲渡すると発表した。これに伴い、譲渡益28億2500万円が特別利益として発生する。譲渡による引き渡し後も譲渡先と賃貸借契約を締結し、使用を継続する予定。

★9:16  京王電鉄-みずほが目標株価引き下げ ホテル業の減益はリニューアル費用によるもの
 京王電鉄<9008.T>が3日続落。みずほ証券では、ホテル業の減益はリニューアル費用によるものとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1050円→970円と引き下げた。
 今17.3期1~3Q営業利益は前年同期比4.7%減の328億円。今17.3期会社予想売上高は流通業、不動産販売などの不振により下方修正。一方、営業利益以下は会社想定通りの進ちょくであり据え置かれた。ホテル業の減益はリニューアル費用の発生によるもので、全体のADRは上昇しているもよう。2017年は秋に調布駅周辺開発、夏に京王プレッソイン東京駅八重洲(仮称、約170室)、冬に同浜松町(仮称、約330室)などが開業予定。調布駅周辺開発により鉄道収入などへのシナジー効果があると予想するが、企業価値を大きく向上させるほどのインパクトはないと判断。

★9:17  SANKYO-急騰 3Q累計営業益52.6%減も通期計画大幅超過を好感
 SANKYO<6417.T>が急騰。同社は3日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は62.0億円(前年同期比52.6%減)だったと発表した。
 パチスロ機関連事業の減収・減益が響いた。また、4Qにおいて「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の回収・撤去に伴う入替需要の反動などにより厳しい販売環境となっていることに加え、回収・撤去に係る費用の計上が一部4Qにずれこむことなどから、通期の会社計画の30.0億円(前期比84.1%減)は据え置いた。しかし、通期計画を大幅に超過していることを好感し、買いが入っている。

★9:19  マツダ-大和が目標株価引き下げ 観測記事線 18.3期回復への自信も示された
 マツダ<7261.T>がもみ合い。大和証券では、観測記事線の決算であり、来18.3期回復への自信も示されたとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2250円→2000円と引き下げた。
 3Q実績、通期計画ともに事前の日経観測記事に沿った内容。決算説明会では、来18.3期の収益回復への自信を感じたとコメント。下方修正は残念だが、中長期スタンスで強気判断を維持したいとした。

★9:20  アスカネット-大幅反発 ユニロボットと提携 9900万円を出資
 アスカネット<2438.T>が大幅反発。同社は2月3日の大引け後に、ソーシャルロボット「unibo」を開発・製造する、ユニロボット(東京都渋谷区)と資本・業務提携を行うと発表した。
 第三者割当増資により発行される普通株式(増資後の発行済み株式総数に対する所有割合8.1%)を9900万円で引き受ける予定。uniboなどから撮影された写真データに基づき、アスカネットが写真集などを製作し、提供するビジネスモデルを構築する。また、アスカネット保有する顧客基盤やマーケットに対して、uniboを販売し、ユニロボットはそのサポートを行う。


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