前場コメント No.9 ヤフー、UACJ、フジメディア、日清製粉G、日本触媒など

2017/02/06(月) 11:30
★9:21  塩野義製薬-岩井コスモが目標株価引き上げ 業績好調で中期成長に対する期待も大きい
 塩野義製薬<4507.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、業績好調で中期成長に対する期待も大きいとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を6900円→7200円と引き上げた。
 ロイヤリティー収入が順調に伸びて、第3四半期は営業34%増益。コスト管理の進ちょくも相まって、今17.3期も営業最高益の更新が続く見通し。開発パイプラインは、同社が強みを持ち重点領域と位置付けている感染症やとう痛領域を中心に内外で順調に進ちょくしており、中期成長に向けての基盤が整いつつあると考えてよさそうとした。画期的なインフルエンザ新薬は、来年度の国内申請を目指していると注目。

★9:21  ヤフー-4日ぶり急反発 3Q累計22%営業減益 ディスプレイ広告販売は好調
 ヤフー<4689.T>が4日ぶり急反発。同社は3日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が1522億円(前年同期比22.0%減)だったと発表した。
 ディスプレイ広告の売り上げが増加したことで会社全体でも増収となったが、前年同期にアスクルの企業結合に伴う再測定益596億円を計上したことの反動で、営業利益ベースでは減少となった。

★9:22  ヤフー-一時ストップ高 野村が目標株価引き上げ 中期展望が開けつつある
 ヤフー<4689.T>が一時ストップ高。野村証券では、中期展望が開けつつあると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は590円→640円と引き上げた。
 3Q営業利益は前年同期比20%増益の518億円となり、強気の野村予想499億円を上振れ。最もポジティブだったのは検索連動型広告。
 3Q(10~12月期)決算は野村の事前予想を上回り好調。広告売上高を中心に見直し業績予想を上方修正。インターネット・メディアセクターのトップピック銘柄として引き続き推奨するとした。

★9:23  UACJ-大幅に3日続落 通期営業益を下方修正 日本・タイ缶材で販売減少見込む
 UACJ<5741.T>が大幅に3日続落。同社は3日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の245億円から230億円(前期比51.2%増)へと引き下げると発表した。
 国内およびタイの缶材や、IT関連向けなどの分野で販売量が見込みより減少する見通しだという。
 3Q累計(4-12月)営業利益は173億円(前年同期比46.2%増)だった。

★9:24  フジメディアHD-急反落 通期営業益を下方修正 3Q累計44.5%増益着地
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が急反落。同社は3日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の272億円から244億円(前期横ばい)へと引き下げると発表した。
 3Q累計(4-12月)営業利益は202億円(前年同期比44.5%増)だった。主力の放送事業などで営業費用が減少し、大幅増益となった。

★9:24  ココカラファイン-もみ合い 古志薬局を買収 島根で調剤薬局など運営
 ココカラファイン<3098.T>がもみ合い。同社は2月3日の大引け後に、島根県で8店舗の調剤薬局・ドラッグストア事業を展開する、古志薬局(島根県松江市)の全株式を取得すると発表した。事前に日本経済新聞が報道していたもので、正式に発表した。

★9:24  日清製粉G-大和が目標株価引き上げ 収益性改善策は進むも物足りなさが残る内容
 日清製粉グループ本社<2002.T>が続伸。大和証券では、収益性改善策は進むも物足りなさが残る内容と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1600円→1700円と引き上げた。医薬品原薬の収益環境悪化が懸念材料。中長期での成長力のさらなる改善が課題と指摘した。

★9:25  日本触媒-大幅に3日続落 3Q累計38.7%営業減益 販売価格低下や円高など響く
 日本触媒<4114.T>が大幅に3日続落。同社は3日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が152億円(前年同期比38.7%減)だったと発表した。
 原料価格や製品海外市況が下落したことによる販売価格の低下や、円高などが影響したという。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,079.70 +117.90
TOPIX 2,677.45 +14.30
グロース250 659.87 +9.75
NYダウ 37,753.31 -45.66
ナスダック総合 15,683.37 -181.88
ドル/円 154.36 -0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ