前場コメント No.18 アビオニクス、ドリコム、サン電子、帝人、タイガースポリマーなど

2017/02/06(月) 11:30
★10:51  日本アビオニクス-3日ぶり大幅反発 熱解析機器で独の赤外線機器大手と提携
 日本アビオニクス<6946.T>が3日ぶり大幅反発。6日付の日経産業新聞で、同社が電子部品などの熱解析機器事業で、赤外線機器大手の独インフラテック(ドレスデン)と提携したと報じられた。
 微細な部品を高速・高精度で撮影できる赤外線カメラを共同開発したという。ioTの浸透で電子部品が小型になるなか、部品の温度変化を精密に解析できる機器として装着型端末向けなどに提案するという。

★10:54  ドリコム-急騰 3Q累計営業黒字転換 「ダービースタリオン マスターズ」が好調に推移
 ドリコム<3793.T>が急騰。同社は3日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は5.1億円の黒字(前年同期は3.2億円の赤字)だったと発表した。
 「ダービースタリオン マスターズ」がユーザーの支持を獲得し好調に推移したほか、他社配信アニメ版権ゲームが国内外で引き続き安定的に推移したことが寄与した。通期の会社計画の連結営業損益予想6.7億円の黒字(前期は2.1億円の赤字)は据え置いた。

★11:03  サン電子-急落 3Q累計営業赤字転落 エンターテイメント関連事業の減収などで
 サン電子<6736.T>が急落。同社は3日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は0.4億円の赤字(前年同期は2.1億円の黒字)だったと発表した。エンターテイメント関連事業の減収に加え、その他事業におけるのれんの償却額の増加などが響いた。通期の会社計画の7.0億円の黒字(前期は4.1億円の黒字)は据え置いた。

★11:07  帝人-下げ幅拡大 通期営業益を上方修正も市場予想より依然弱い
 帝人<3401.T>が下げ幅拡大。同社は6日11時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の530億円から560億円(前期比16.6%減)へと引き上げると発表した。しかし市場は579億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
 足元の円安傾向のほか、事業環境の変化などが寄与する。3Q累計(4-12月)の営業利益は436億円(前年同期比21.4%減)だった。

★11:08  タイガースポリマー-急騰 通期営業益を上方修正 原価率の改善や諸経費の削減などで
 タイガースポリマー<4231.T>が急騰。同社は6日11時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の23.0億円から26.0億円(前期比2.5%増)に引き上げると発表した。原価率の改善や諸経費の削減、さらに為替の影響が加わったことで前回予想を上回る見込みとなった。
 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は、21.3億円(前年同期比13.6%増)だった。

★11:12  AOKIHD-6日続落 3Q累計5割営業減益との観測 大規模改装で費用かさむ
 AOKIホールディングス<8214.T>が6日続落。4日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が前年同期比5割減の40億円強だったようだと報じられた。
 昨年夏に100店舗ほどで店内の陳列器具やレイアウトを刷新する大規模な改装をしたという。この改装費用が利益を圧迫したうえ、改装前後に実施したセールも単価の下落につながったようだ。

★11:19  タムラ製作所-3日ぶり急反発 通期営業益を上方修正 3Q累計23%増益着地
 タムラ製作所<6768.T>が3日ぶり急反発。同社は3日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から48.0億円(前期比12.5%増)へと引き上げると発表した。
 3Q累計(4-12月)の営業利益は37.7億円(前年同期比23.3%増)だった。電子部品関連事業での、個別原価管理の徹底や生産効率改善の取り組みが奏功した。


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