後場コメント No.6 パナソニック、ニチユ三菱、アサヒHD、フジミインコ、新日本空調など

2017/02/06(月) 15:00
★13:39  パナソニック-JPモルガンが目標株価引き上げ A&ISの成長見通しに明るい兆候
 パナソニック<6752.T>が3日ぶり反発。JPモルガン証券では、為替動向しだいだがA&ISの成長見通しに明るい兆候と注目。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1150円→1250円と引き上げた。
 2016年度3Q決算は、売上高1兆9000億円、営業利益960億円で、JPモルガン予想ならびに市場コンセンサス予想を上振れ。車載事業が堅調に推移したことに加え、為替が追い風となり、予想を上回る着地となった。また、同社は円安基調を反映させ、通期ガイダンスの売上高と営業利益ともにそれぞれ7兆3500億円(従来7兆2000億円)と2650億円(従来2450億円)に引き上げ。

★13:50  ニチユ三菱-いちよしが「B」へ引き下げ 営業利益段階での収益性改善は19.3期から
 ニチユ三菱フォークリフト<7105.T>が変わらずを挟んで大幅に4日続落。いちよし経済研究所では、営業利益段階での収益性改善は19.3期からと予想。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは1100円→900円と引き下げた。
 17年1月からのユニキャリア完全子会社化による収益性改善が従来予想よりも緩やかになるとみて、利益予想を下方修正。19.3期からは営業増益に転じると予想。(1)のれん償却費は来18.3期より減額される見通し(推定10億円)、(2)ユニキャリアとの国内外での重複拠点の効率化の取り組みが本格化するとみるため。今後、グループ内で拠点を統合化する余地は大きく、19.3期以降は収益改善が加速する見通し。

★13:51  バローHD-後場下げ幅拡大 3Q累計6%営業減益 スーパーマーケットの競争激化響く
 バローホールディングス<9956.T>が後場下げ幅拡大。同社は6日13時、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が119億円(前年同期比6.0%減)だったと発表した。
 M&Aによりスーパーマーケット事業の売り上げが伸びたが、競争激化により利益は減少した。

★13:54  アサヒHD-いちよしが「B」へ引き下げ 利益成長に向けた具体的な成果が待たれる
 アサヒホールディングス<5857.T>が大幅に3日続落。いちよし経済研究所では、今後の利益成長に向けた具体的な成果が待たれるとコメント。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは2500円→2200円と引き下げた。
 今17.3期3Q(10~12月)決算の内容を踏まえて、いちよしでは利益予想を下方修正。株価が上昇したことも鑑みて、レーティングを「B」へと引き下げた。貴金属事業や環境保全事業におけるキャッシュフロー創出力は評価されるが、今後は利益成長に向けた具体的な成果に期待。なお、安定的な高収益体質を維持しながら緩やかな収益拡大を予想。

★13:57  フジミインコ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 会社計画の上方修正は想定の範囲内
 フジミインコーポレーテッド<5384.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、会社側が今17.3期通期予想を上方修正したが、いちよし想定の範囲内と判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは2400円→2600円と引き上げた。
 今17.3期3Q(10~12月)決算の内容を踏まえ、いちよしでは小幅ながら利益予想を上方修正。半導体関連(シリコンウエハー、CMP)の研磨材を中心に業績回復が鮮明になったが、株価には織り込み済みと判断。

★13:57  新日本空調-後場急騰 3Q累計営業黒字転換 完成工事高の増加で
 新日本空調<1952.T>が後場急騰。同社は6日13時30分に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は23.0億円の黒字(前年同期は4.1億円の赤字)だったと発表した。
 完成工事高が684億0500万円(前年同期比16.2%増)と大幅に増加したことが寄与した。なお、受注工事高は、816億4700万円(前年同期比2.9%増)となっている。通期の会社計画35.0億円の黒字(前期比2.8%増)は据え置いた。


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