前場コメント No.3 鳥貴族、福山通運、ブロッコリー、三菱地所、コニカミノルタなど

2017/02/07(火) 11:30
★9:03  ディスコ-買い気配 通期営業益を上方修正 市場環境や業績動向を踏まえ 増配も発表
 ディスコ<6146.T>が買い気配。同社は6日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の254.0億円から307.0億円(前期比1.2%増)に引き上げると発表した。半導体・電子部品業界の市場環境と直近の業績動向などを踏まえた。
 17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は210.0億円(前年同期比12.0%減)だった。研究開発費や人件費を中心に販管費が増加したことに加え、為替の影響などにより売上総利益率が低下したことが響いた。
 併せて、17.3期の期末配当予想を213円→278円(前期は230円)に修正すると発表した。年間配当は296円→361円(前期は315円)となる。

★9:04  鳥貴族-小安い 1月の既存店売上高0.6%増 上振れは2カ月連続
 鳥貴族<3193.T>が小安い。同社は2月6日の大引け後に、1月の既存店売上高(直営店)が前年同月比0.6%増だったと発表した。上振れは2カ月連続。客数は同1.5%増、客単価は同0.9%減。

★9:04  福山通運-買い気配 上限300万株・20億円の自己株取得枠を設定
 福山通運<9075.T>が買い気配。同社は6日、上限300万株・20億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は2月13日~4月28日。上限300万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.21%。

★9:04  ブロッコリー-SBIが新規「強気」 スマホ向けゲームアプリでのリベンジの時が近づく
 ブロッコリー<2706.T>が続伸。SBI証券では、スマートフォン向けゲームアプリでのリベンジの時が近づいていると判断。投資評価「強気」、目標株価850円として、新規カバレッジを開始した。
 2014年にリリースしたスマホ向けゲームアプリ「うた☆プリアイランド」で手痛い失敗を経験した。KLabとスマホ向けリズムアクションゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪Shining Live」を共同開発、2017年配信開始予定でそのリベンジに挑むと注目。来18.2期は「うたの☆プリンスさまっ♪Shining Live」の配信開始、19.2期はハピネットとの大型コンテンツで収益拡大が期待されるとした。

★9:04  三菱地所-反発 通期営業益を上方修正 ビルと生活産業不動産でコスト削減
 三菱地所<8802.T>が反発。同社は6日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の1800億円から1850億円(前期比11.3%増)へと引き上げると発表した。ビル事業と生活産業不動産事業でのコスト削減などが寄与している。
 3Q累計(4-12月)の営業利益は1504億円(前年同期比24.1%増)だった。

★9:04  コニカミノルタ-大和が「3」へ引き下げ MFPの収益性改善・TACの販売増が今後の注目点
 コニカミノルタ<4902.T>が続落。大和証券では、MFPの収益性改善、TACの販売増が今後の注目点とコメント。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」、目標株価を1280円→1060円と引き下げた。
 主戦場である欧州でMFPの販売が堅調に推移していることに加え、苦戦が続くプロダクションプリンターにおいても4Qで新製品が投入されることを勘案。情報機器事業が増益をけん引すると想定。
 今後の注目点は2つ。(1)既存ビジネスの収益性改善に向けた取り組み。同社は足元で生産コストの削減や間接人員削減などを通じた情報機器事業の収益性改善策を進めている。P/L上で成果が確認できるのは17年度以降となる見通しだが、大きな売上拡大が期待し難いMFP事業にとっては重要な取り組みと考える。(2)TACフィルムの売上動向。3Q実績は想定を下回ったものの、中国パネルメーカーでのプレゼンス向上期待、日系パネルメーカーとのビジネス拡大期待など、今後の売上拡大を期待させる材料は豊富。


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