前場コメント No.6 東邦亜鉛、丸井G、シーアールイー、オリックス、コンコルディアなど

2017/02/07(火) 11:30
★9:09  東邦亜鉛-買い気配 通期営業益を上方修正 自己株取得および増配も発表
 東邦亜鉛<5707.T>が買い気配。同社は6日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の37.0億円から110.0億円(前期比7.9倍)に引き上げると発表した。主に金属相場(特に亜鉛)の上昇により在庫評価益が実現し、製錬セグメントの利益が50億円程度改善すると見込まれるため。
 17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は79.7億円の黒字(前年同期は12.8億円の赤字)だった。円高は減益要因となったが、金属相場上昇の影響が大きく、製錬事業が大幅な増益となったことが寄与した。
 併せて、17.3期の期末配当予想を5円→10円(前期は5円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。

★9:09  リネットジャパン-買い気配 1:5の株式分割を実施
 リネットジャパングループ<3556.T>が買い気配。同社は6日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上および投資家層の拡大を図ることを目的としている。2月28日を基準日に、普通株式1株につき5株の割合で分割する。

★9:10  丸井G-みずほが目標株価引き下げ 構造改革は順調だが未改装売場の不振が顕著
 丸井グループ<8252.T>が反落。みずほ証券では、構造改革は順調だが未改装売場の不振が顕著と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2250円→2200円と引き下げた。
 今17.3期3Q(10~12月)業績がみずほ予想を下回ったことから、みずほ予想を下方修正。小売事業では賃貸借契約への切り替えが進んでいるが、切り替え前の未改装売場の落ち込みが従来想定以上に悪化していると判断。改装済みの売場は順調に推移していることから、小売事業の賃貸借契約への構造転換とフィンテック事業の伸長により、経済合理性に合った「新しい総合小売企業」への進化が進むとの見方に変更はないとした。

★9:10  シーアールイー-大幅続伸 ケネディクスと資本業務提携 新株式を割り当て
 シーアールイー<3458.T>が大幅続伸。同社は6日、ケネディクス<4321.T>と資本業務提携を締結するほか、ケネディクスに対して第三者割当で新株式を発行すると発表した。
 シーアールイーはケネディクスから、J-REIT運営事業およびファンド事業の知見が得られる一方、ケネディクスは、シーアールイーから、物流施設開発案件への共同投資やブリッジファンドへの共同投資などの投資機会を得ることができ、両社とも提携先として相応しいとの結論に達したという。シーアールイーはケネディクスに対し、普通株式60万株(1株1503円、第三者割当後の所有議決権割合5.21%)を割り当てる。

★9:11  オリックス-4日続落 米の水道保守会社を買収 インフラ投資拡大にらむ
 オリックス<8591.T>が4日続落。7日付の日経新聞朝刊で、同社が米国現地法人の子会社を通じ、水道メンテナンスなどを手がけるホフマン・サウスウエスト・コーポレーション(HSC、カリフォルニア州)を買収したと報じられた。
 買収金額は明らかにしていないという。米国ではトランプ政権が老朽化したインフラへの投資拡大を掲げており、需要の取り込みを目指す考えのもよう。

★9:12  コンコルディア-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 理論株価が直近の株価水準並み
 コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が小安い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は490円→590円と引き上げた。
 今17.3期3Q累計(4~12月)業績は想定内。当期利益は1079億円だが、統合による負ののれん発生益603億円を除いたベースは475億円。これは同ベースの通期会社予想635億円比で進ちょく率75%。また、理論株価が直近の株価水準並みであると指摘した。

★9:13  みんなのウェディング-小幅続伸 穐田誉輝氏によるTOB期間が「2月28日まで」に変更
 みんなのウェディング<3685.T>が小幅続伸。同社は2月6日の大引け後に、前クックパッド社長で、現在同社の取締役である穐田誉輝氏による株式公開買い付け(TOB)に関して、買付期間を「2月10日まで」から「2月28日まで」に変更になったと発表した。


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