前場コメント No.8 豊田自動織機、アンリツ、アイリッジ、ユビキタス、ダイセルなど
★9:17 豊田自動織機-JPモルガンが目標株価引き下げ コンプレッサでの量的拡大がカギを握る
豊田自動織機<6201.T>が4日続落。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5350円→5250円と引き下げた。
3Q決算を踏まえて業績予想を修正。3Qにかけて一時的に収益性が低下した自動車事業は「ヴィッツ」のマイナーチェンジに向け、収益性は徐々に改善する見込み。フォークリフト事業は17年度にかけても2%程度の需要拡大を見込むとした。先進国では日米はほぼ横ばいも、物流関連で欧州市場の需要拡大が続く見通し。今17.3期は為替によるプラス影響も含め、会社計画はわずかに過達となる見通し。来18.3期以降はフォークリフト事業に加え、自動車事業、特にコンプレッサでの量的拡大がカギを握ると注目。
豊田自動織機<6201.T>が4日続落。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5350円→5250円と引き下げた。
3Q決算を踏まえて業績予想を修正。3Qにかけて一時的に収益性が低下した自動車事業は「ヴィッツ」のマイナーチェンジに向け、収益性は徐々に改善する見込み。フォークリフト事業は17年度にかけても2%程度の需要拡大を見込むとした。先進国では日米はほぼ横ばいも、物流関連で欧州市場の需要拡大が続く見通し。今17.3期は為替によるプラス影響も含め、会社計画はわずかに過達となる見通し。来18.3期以降はフォークリフト事業に加え、自動車事業、特にコンプレッサでの量的拡大がカギを握ると注目。
★9:18 アンリツ-TIWが「2」継続 次世代通信向けの寄与は限定的との見方
アンリツ<6754.T>が続落。投資情報会社のTIWでは、来期は増益転換を予想するも、次世代通信向けの寄与は限定的と判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
今17.3期3Q累計(4~12月)営業利益は16億円(前年同期比68%減)。モバイル分野でスマホ関連の設備投資抑制が継続しており、光デジタル関連の計測器需要は堅調であったものの全体をカバーするほどではなく、全社では低調に推移。損益状況が前回からさらに悪化したわけではないほか、足元で円安推移となっていることなどから、通期利益は上乗せできる可能性が高まったと判断。
アンリツ<6754.T>が続落。投資情報会社のTIWでは、来期は増益転換を予想するも、次世代通信向けの寄与は限定的と判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
今17.3期3Q累計(4~12月)営業利益は16億円(前年同期比68%減)。モバイル分野でスマホ関連の設備投資抑制が継続しており、光デジタル関連の計測器需要は堅調であったものの全体をカバーするほどではなく、全社では低調に推移。損益状況が前回からさらに悪化したわけではないほか、足元で円安推移となっていることなどから、通期利益は上乗せできる可能性が高まったと判断。
★9:18 スクエニHD-7日続落 3Q累計営業益9.7%減 前期のMMORPG拡張ディスク発売の反動などで
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が変わらず挟み7日続落。同社は6日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は214.8億円(前年同期比9.7%減)だったと発表した。
デジタルエンタテインメント事業において多人数参加型オンラインロールプレイングゲームが前年同期に拡張版ディスクの発売があったことの反動から減収・減益となったことや、出版事業においてコミック単行本の売り上げが減少したことなどが響いた。通期の会社計画270.0~330.0億円(3.8%増~26.8%増)は据え置いた。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が変わらず挟み7日続落。同社は6日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は214.8億円(前年同期比9.7%減)だったと発表した。
デジタルエンタテインメント事業において多人数参加型オンラインロールプレイングゲームが前年同期に拡張版ディスクの発売があったことの反動から減収・減益となったことや、出版事業においてコミック単行本の売り上げが減少したことなどが響いた。通期の会社計画270.0~330.0億円(3.8%増~26.8%増)は据え置いた。
★9:20 アイリッジ-続伸 O2Oソリューション「popinfo」が5500万ユーザー突破
アイリッジ<3917.T>が続伸。スマートフォン向けO2Oソリューション「popinfo」の利用ユーザー数が、1月に5500万ユーザーを突破したと発表した。「popinfo」は2009年にサービスを開始。GU、ファミリーマート、東急電鉄、トリンプ、朝日新聞社など、さまざまな企業のアプリに導入されているとした。
アイリッジ<3917.T>が続伸。スマートフォン向けO2Oソリューション「popinfo」の利用ユーザー数が、1月に5500万ユーザーを突破したと発表した。「popinfo」は2009年にサービスを開始。GU、ファミリーマート、東急電鉄、トリンプ、朝日新聞社など、さまざまな企業のアプリに導入されているとした。
★9:20 ユビキタス-急落 通期営業益を下方修正 受託開発案件の失注などで
ユビキタス<3858.T>が急落。同社は6日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の赤字から2.7億円の赤字に引き下げると発表した。同社は今期から連結財務諸表を開示しているため前期比較はできない。
コネクティビティ事業のうち組込みネットワーク関連において、販売体制構築遅れによる案件獲得の不調、並びに製品開発元との提携契約が解消があったことや、スマートエネルギー分野において見込んでいた受託開発案件の失注などがあったことが響く。
ユビキタス<3858.T>が急落。同社は6日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の赤字から2.7億円の赤字に引き下げると発表した。同社は今期から連結財務諸表を開示しているため前期比較はできない。
コネクティビティ事業のうち組込みネットワーク関連において、販売体制構築遅れによる案件獲得の不調、並びに製品開発元との提携契約が解消があったことや、スマートエネルギー分野において見込んでいた受託開発案件の失注などがあったことが響く。
★9:20 ダイセル-みずほが目標株価引き上げ 為替要因やセルロースの交易条件悪化は相殺と予想
ダイセル<4202.T>が3日続伸。みずほ証券では、為替要因やセルロースの交易条件悪化を火工品や合成樹脂の拡販でおおむね相殺と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を1650円→1800円と引き上げた。
為替前提およびメタノール前提などを見直し、業績予想を微修正。想定株式リスクプレミアムを6.0%から5.5%へ修正し、目標株価を上方修正した。自動車の軽量化や安全性向上の進展に伴うエンプラ、インフレータの拡販を好感するとともに、世界的に寡占状態にあるセルロースの安定収益性も高く評価。ただし、今17.3期および来18.3期のセルロースの収益は為替要因およびたばこ用フィルタトウの交易条件悪化により圧迫される公算大と判断。インフレータ事業では米国第2拠点新設後、約1年で抜本的な生産性向上を果たしたもよう。プロセスの標準化と生産に関する知的財産の共有化などにより、合理的に原価低減を推進する同社のスタンスを高く評価するとした。
ダイセル<4202.T>が3日続伸。みずほ証券では、為替要因やセルロースの交易条件悪化を火工品や合成樹脂の拡販でおおむね相殺と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を1650円→1800円と引き上げた。
為替前提およびメタノール前提などを見直し、業績予想を微修正。想定株式リスクプレミアムを6.0%から5.5%へ修正し、目標株価を上方修正した。自動車の軽量化や安全性向上の進展に伴うエンプラ、インフレータの拡販を好感するとともに、世界的に寡占状態にあるセルロースの安定収益性も高く評価。ただし、今17.3期および来18.3期のセルロースの収益は為替要因およびたばこ用フィルタトウの交易条件悪化により圧迫される公算大と判断。インフレータ事業では米国第2拠点新設後、約1年で抜本的な生産性向上を果たしたもよう。プロセスの標準化と生産に関する知的財産の共有化などにより、合理的に原価低減を推進する同社のスタンスを高く評価するとした。
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