前場コメント No.15 スクリーン、丸紅、ベルーナ、日本マイクロニクス、カゴメなど
★10:17 スクリーン－野村が目標株価引き上げ 市場環境の改善を追い風に改革を推進
ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>が4日ぶり反発。野村証券では、市場環境の改善を追い風に、改革を推進していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8180円→10153円と引き上げた。
16年10～12月期業績は、売上高738億円（前年同期比39.4％増収）、営業利益91億円（同2.2倍）。同社は市場環境の好転により、今17.3期に過去最高益を大幅に更新、今後もシリコンサイクルの影響は受けながらも、中期的に利益成長を遂げていくものと予想される。
野村では、来18.3期の半導体製造装置市場は前年度比10％を超える成長を予想。収益性の改善が着々と進み、新型洗浄装置SU-3300によるシェア拡大効果が期待できる同社は、来18.3期は2期連続の過去最高益更新となり、営業利益は400億円を大きく上回ると予想。
ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>が4日ぶり反発。野村証券では、市場環境の改善を追い風に、改革を推進していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8180円→10153円と引き上げた。
16年10～12月期業績は、売上高738億円（前年同期比39.4％増収）、営業利益91億円（同2.2倍）。同社は市場環境の好転により、今17.3期に過去最高益を大幅に更新、今後もシリコンサイクルの影響は受けながらも、中期的に利益成長を遂げていくものと予想される。
野村では、来18.3期の半導体製造装置市場は前年度比10％を超える成長を予想。収益性の改善が着々と進み、新型洗浄装置SU-3300によるシェア拡大効果が期待できる同社は、来18.3期は2期連続の過去最高益更新となり、営業利益は400億円を大きく上回ると予想。
★10:19 丸紅－野村が目標株価引き上げ 決算自体は従来予想に沿った内容
丸紅<8002.T>が続伸。野村証券では、決算自体は従来予想に沿った内容とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は540円→690円と引き上げた。
16年4～12月期の親会社株主利益は1077億円となり、野村予想1240億円を下回ったが、10～12月期にエネルギー案件の減損損失が270億円あったことなどが背景で驚きはなし。一方、決算発表時に同社は今17.3期通期利益計画と配当予想を引き上げた点は好印象。足元の市況動向などを織り込んで、野村の業績予想も上方修正した。
丸紅<8002.T>が続伸。野村証券では、決算自体は従来予想に沿った内容とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は540円→690円と引き上げた。
16年4～12月期の親会社株主利益は1077億円となり、野村予想1240億円を下回ったが、10～12月期にエネルギー案件の減損損失が270億円あったことなどが背景で驚きはなし。一方、決算発表時に同社は今17.3期通期利益計画と配当予想を引き上げた点は好印象。足元の市況動向などを織り込んで、野村の業績予想も上方修正した。
★10:20 くらコーポレーション－小安い バレンタイン限定商品「シャリチョコパン」販売
くらコーポレーション<2695.T>が小安い。同社は2月6日に、運営する回転寿司チェーン「無添くら寿司」において、2月10日～16日に全国の店舗で「バレンタインデー」期間限定商品として、「シャリチョコパン」（税別150円）を販売すると発表した。
新たに開発した「シャリチョコ」は、「チョコ米パフ」（お米に独自の加工を施しパフ状にしたものに、チョコレートをコーティングしたもの）を、濃厚なチョコレートクリームで包み込んだ。隠し味として特製寿司酢を加え、爽やかな風味もアクセントにしている。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
くらコーポレーション<2695.T>が小安い。同社は2月6日に、運営する回転寿司チェーン「無添くら寿司」において、2月10日～16日に全国の店舗で「バレンタインデー」期間限定商品として、「シャリチョコパン」（税別150円）を販売すると発表した。
新たに開発した「シャリチョコ」は、「チョコ米パフ」（お米に独自の加工を施しパフ状にしたものに、チョコレートをコーティングしたもの）を、濃厚なチョコレートクリームで包み込んだ。隠し味として特製寿司酢を加え、爽やかな風味もアクセントにしている。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★10:20 ベルーナ－岩井コスモが目標株価引き上げ 業績は好調に推移している
ベルーナ<9997.T>が続伸。岩井コスモ証券では、業績は好調に推移していると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を720円→900円と引き上げた。
第3四半期（10～12月）営業利益は、総合通販と専門通販の増益により、前年同期比39％増と好決算。今期は期初の営業利益計画達成のハードルは高いとみられていたが、通販事業の堅調な売り上げを背景に、計画達成が予想されるとした。ミセス層に圧倒的な顧客基盤を有しており、縮小するカタログ通販業界での残存者メリットを享受しつつ、ネット販売の強化で事業拡大が進む見通し。
ベルーナ<9997.T>が続伸。岩井コスモ証券では、業績は好調に推移していると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を720円→900円と引き上げた。
第3四半期（10～12月）営業利益は、総合通販と専門通販の増益により、前年同期比39％増と好決算。今期は期初の営業利益計画達成のハードルは高いとみられていたが、通販事業の堅調な売り上げを背景に、計画達成が予想されるとした。ミセス層に圧倒的な顧客基盤を有しており、縮小するカタログ通販業界での残存者メリットを享受しつつ、ネット販売の強化で事業拡大が進む見通し。
★10:22 日本マイクロニクス－急落 1Q営業益71.2％減 モバイル端末向けプローブカード前期高需要の反動で
日本マイクロニクス<6871.T>が急落。同社は6日に、17.9期の1Q（10-12月）の連結営業利益は2.1億円（前年同期比71.2％減）だったと発表した。
半導体製造のウエハー検査工程の検査治具であるプローブカード事業のうち、モバイル端末向けプローブカードについて高需要であった前年同期の反動が出た。また、同事業のプロダクトミックスが変化したことが響いた。
日本マイクロニクス<6871.T>が急落。同社は6日に、17.9期の1Q（10-12月）の連結営業利益は2.1億円（前年同期比71.2％減）だったと発表した。
半導体製造のウエハー検査工程の検査治具であるプローブカード事業のうち、モバイル端末向けプローブカードについて高需要であった前年同期の反動が出た。また、同事業のプロダクトミックスが変化したことが響いた。
★10:23 カゴメ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 利益志向の会社へ質量ともに変革が進む
カゴメ<2811.T>が4日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、利益志向の会社へ質量ともに変革が進んでいると判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2790円→3050円と引き上げた。
法人税などの予想減額を主因にROE予想を3割近く引き上げたが、ＳＭＢＣ日興予想がIBESコンセンサスとほぼ同水準となっている現状を踏まえ、過去のROEとPBRの相関をもとに設定してきた株価上のプレミアムも3割引き下げ。新しい目標株価は、2月3日の株価終値を6.2％、今後6～12ヵ月の食品株全体の投資リターン予想の中央値4.2％増（従来5.2%増）を2.0ppt上回るとした。経営改革は評価できるが株価には、まだ70％程度のプレミアム評価が続いているとみられ、株価指標面で割安感がないと指摘。
カゴメ<2811.T>が4日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、利益志向の会社へ質量ともに変革が進んでいると判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2790円→3050円と引き上げた。
法人税などの予想減額を主因にROE予想を3割近く引き上げたが、ＳＭＢＣ日興予想がIBESコンセンサスとほぼ同水準となっている現状を踏まえ、過去のROEとPBRの相関をもとに設定してきた株価上のプレミアムも3割引き下げ。新しい目標株価は、2月3日の株価終値を6.2％、今後6～12ヵ月の食品株全体の投資リターン予想の中央値4.2％増（従来5.2%増）を2.0ppt上回るとした。経営改革は評価できるが株価には、まだ70％程度のプレミアム評価が続いているとみられ、株価指標面で割安感がないと指摘。
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