後場コメント No.3 フジメディア、エフピコ、新光電気工業、日本取引所G、ニチコンなど

2017/02/07(火) 15:00
★12:40  フジメディアHD-大和が目標株価引き上げ 世帯視聴率改善が課題
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が反発。大和証券では、世帯視聴率改善が課題とみて、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は1460円→1630円と引き上げた。
 スポット、タイムともに厳しかったが、コスト削減により放送事業は増益。資産開発が好調であった都市開発事業は大幅営業増益。引き続き視聴率の改善が経営課題であると指摘した。

★12:42  ケンコーマヨネーズ-大幅に4日続落 3Q累計24.5%営業増益も通期計画据え置きを嫌気
 ケンコーマヨネーズ<2915.T>が大幅に4日続落。同社は6日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が35.3億円(前年同期比24.5%増)だったと発表した。通期計画41.0億円(市場予想42.7億円)を据え置いた。
 サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品などの商材が順調に伸びることで増収となったほか、主要原料のメリットなども寄与した。

★12:45  パラマウントベッド-大和が目標株価引き上げ 通期利益計画は超過しよう
 パラマウントベッドホールディングス<7817.T>がもみ合い。大和証券では、上期までと同様の基調であり、通期利益計画は超過すると想定。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は4440円→4780円と引き上げた。
 3Q累計業績は前年同期比2.6%減収、17.1%営業増益。上期同様、ベッド販売は不調ながらレンタル卸子会社が非常に好調。会社通期見通しは売上未達も、利益は超過する可能性が高いとした。

★12:46  エフピコ-大幅に3日ぶり反落 3Q累計営業益19.6%増も通期計画据え置きを嫌気
 エフピコ<7947.T>が大幅に3日ぶり反落。同社は6日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は133.5億円(前年同期比19.6%増)だったと発表した。3Q累計で過去最高となった。
 原材料価格の下落効果のほか、同社オリジナル製品や新製品の販売が好調に推移した。また、グループ全体で収益改善に努めたことも奏功した。通期の会社計画151.0億円(前期比14.0%増)は据え置いた。市場コンセンサスは156.7億円。通期計画に対する進ちょくは88.4%と上々の着地。しかし、通期計画の据え置きを嫌気し、売りが出ている。

★12:47  新光電気工業-JPモルガンが目標株価引き上げ 第一印象ほど悪くない
 新光電気工業<6967.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、第一印象ほど悪くないと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は620円→770円と引き上げた。
 円安下での業績下方修正、4Qの赤字転落見通しはネガティブサプライズであったが、一時的な赤字と想定。FCパッケージ以外の事業は収益改善が進む見通しで、17年度以降の業績予想を若干上方修正。顧客が分散化しているリードフレームは円安の寄与が期待できるほか、3DNANDの投資拡大を受け、静電チャックの需要拡大が期待できることから、機密部品の利益も拡大に転じる見通し。

★12:51  日本取引所G-大和が目標株価引き上げ 経費効率化は想定以上 自社株取得も評価
 日本取引所グループ<8697.T>が反発。大和証券では、経費効率化は想定以上で、自社株取得も評価。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1500円→1700円と引き上げた。
 3Q決算ではシステム関連費用の削減が想定以上に進展したと評価。社債発行と同時に、自社株取得(上限160億円)を同社は発表。一方、規制環境の変化に伴う影響には注意が必要と指摘した。

★12:51  ニチコン-3日ぶり急反落 3Q累計57%営業減益 電解コンデンサの生産性改善図るも減収
 ニチコン<6996.T>が3日ぶり急反落。同社は6日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が16.4億円(前年同期比57.0%減)だったと発表した。
 デジタル&パワーエレクトロニクス分野に注力し、高成長が期待できる自動車・インバータ機器に向けてアルミ電解コンデンサの生産性改善や新製品開発を進めたが、会社全体で減収となった。


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