後場コメント No.4 日立物流、グローリー、バロー、船井総研、セブン銀行など
★12:56 日立物流－野村が目標株価引き上げ 生産性の改善は進んでいる 決算は堅調
日立物流<9086.T>が続落。野村証券では、生産性の改善は進んでおり、決算は堅調と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2100円→2400円と引き上げた。
同社は労働市場のひっ迫を背景に庸車費などの外注費の単価上昇が発生した際に、顧客への価格転嫁が遅れる傾向があることから、現状の事業環境を踏まえると積極的に推奨しにくい。10～12月期の調整後営業利益（特殊要因を除く営業利益）は前年同期比14％増益の82億円と、野村の事前予想の78億円をやや上回った。主力事業である物流業務を受託する国内物流で生産性の改善がうまく進んでいることを確認。会社計画の調整後営業利益は従来に比べて5億円上方修正されたが、野村の調整後営業利益に対する見方に大きな変更はなし。1～3月期に研究開発や将来に向けた費用を計上する予定であると指摘。
日立物流<9086.T>が続落。野村証券では、生産性の改善は進んでおり、決算は堅調と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2100円→2400円と引き上げた。
同社は労働市場のひっ迫を背景に庸車費などの外注費の単価上昇が発生した際に、顧客への価格転嫁が遅れる傾向があることから、現状の事業環境を踏まえると積極的に推奨しにくい。10～12月期の調整後営業利益（特殊要因を除く営業利益）は前年同期比14％増益の82億円と、野村の事前予想の78億円をやや上回った。主力事業である物流業務を受託する国内物流で生産性の改善がうまく進んでいることを確認。会社計画の調整後営業利益は従来に比べて5億円上方修正されたが、野村の調整後営業利益に対する見方に大きな変更はなし。1～3月期に研究開発や将来に向けた費用を計上する予定であると指摘。
★12:59 グローリー－大幅に3日続伸 3Q累計営業益21.9％増 紙幣硬貨入出金機が更新需要で好調
グローリー<6457.T>が大幅に3日続伸。同社は6日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は135.0億円（前年同期比21.9％増）だったと発表した。
「オープン出納システム」の販売において中小規模店舗向けのコンパクトタイプが好調となったことや、窓口用「紙幣硬貨入出金機」の販売が更新需要を捉え好調となったことが寄与した。通期の会社計画190.0億円（前期比7.6％減）は据え置いた。進ちょくは71.0％。
グローリー<6457.T>が大幅に3日続伸。同社は6日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は135.0億円（前年同期比21.9％増）だったと発表した。
「オープン出納システム」の販売において中小規模店舗向けのコンパクトタイプが好調となったことや、窓口用「紙幣硬貨入出金機」の販売が更新需要を捉え好調となったことが寄与した。通期の会社計画190.0億円（前期比7.6％減）は据え置いた。進ちょくは71.0％。
★12:59 バローＨＤ－野村が目標株価引き下げ 3Qはスーパーマーケット事業が苦戦
バローホールディングス<9956.T>が反発。野村証券では、3Qはスーパーマーケット事業が苦戦していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3100円→2900円と引き下げた。
16年10～12月期営業利益は前年同期比17％減益の42億円。減益要因は、スーパーマーケット事業の粗利益率の悪化。同事業中核子会社の「バロー」同期間の粗利益率は前年同期比1.0％pt悪化。生鮮品の相場変動に対して柔軟な対応が取れなかったことが要因と推測される。会社は今17.3期営業利益予想184億円を据え置いたが、野村では業績予想を下方修正し、営業利益予想を167億円とした。来18.3期はドラッグストア事業およびホームセンター事業での新店・2年目店の寄与などにより、前期比7％営業増益を予想。
バローホールディングス<9956.T>が反発。野村証券では、3Qはスーパーマーケット事業が苦戦していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3100円→2900円と引き下げた。
16年10～12月期営業利益は前年同期比17％減益の42億円。減益要因は、スーパーマーケット事業の粗利益率の悪化。同事業中核子会社の「バロー」同期間の粗利益率は前年同期比1.0％pt悪化。生鮮品の相場変動に対して柔軟な対応が取れなかったことが要因と推測される。会社は今17.3期営業利益予想184億円を据え置いたが、野村では業績予想を下方修正し、営業利益予想を167億円とした。来18.3期はドラッグストア事業およびホームセンター事業での新店・2年目店の寄与などにより、前期比7％営業増益を予想。
★13:01 船井総研ＨＤ－急反発 今期小幅営業増益見込む 前期10.4％増益着地
船井総研ホールディングス<9757.T>が急反発。同社は6日、17.12期通期の連結営業利益予想を39.0億円（前期比1.0％増）とすると発表した。
業績アップ支援と人材開発支援をベースに、業種別コンサルティングを行う「経営支援本部」と、テーマ別に特化した専門性の高いコンサルティングを提供する「経営改革事業本部」とを連携させ、より品質の高いサービスを提供する。
16.12期通期の営業利益は38.6億円（前の期比10.4％増）だった。月次支援型コンサルティング業務の契約継続率の向上と業種・テーマ別経営研究会の会員数の順調な増加で、コンサルティング件数も順調に増加した。
船井総研ホールディングス<9757.T>が急反発。同社は6日、17.12期通期の連結営業利益予想を39.0億円（前期比1.0％増）とすると発表した。
業績アップ支援と人材開発支援をベースに、業種別コンサルティングを行う「経営支援本部」と、テーマ別に特化した専門性の高いコンサルティングを提供する「経営改革事業本部」とを連携させ、より品質の高いサービスを提供する。
16.12期通期の営業利益は38.6億円（前の期比10.4％増）だった。月次支援型コンサルティング業務の契約継続率の向上と業種・テーマ別経営研究会の会員数の順調な増加で、コンサルティング件数も順調に増加した。
★13:03 西日本ＦＧ－野村が目標株価引き上げ サプライズはないが総じて堅調
西日本フィナンシャルホールディングス<7189.T>が反発。野村証券では、サプライズはないが、総じて堅調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1300円→1600円と引き上げた。
今17.3期3Q決算はサプライズはないものの、対顧業務は堅調に推移したほか、市場部門も他行と比較して良好な内容であったと判断。従来の野村の見方に沿った内容。西日本シティ銀行の対顧業務は他行比健闘。また、役務利益は会社計画の進ちょく率は77％と厳しい環境下では健闘した印象とした。
西日本フィナンシャルホールディングス<7189.T>が反発。野村証券では、サプライズはないが、総じて堅調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1300円→1600円と引き上げた。
今17.3期3Q決算はサプライズはないものの、対顧業務は堅調に推移したほか、市場部門も他行と比較して良好な内容であったと判断。従来の野村の見方に沿った内容。西日本シティ銀行の対顧業務は他行比健闘。また、役務利益は会社計画の進ちょく率は77％と厳しい環境下では健闘した印象とした。
★13:06 セブン銀行－丸三が目標株価引き下げ 会社計画は米国子会社の見通しを減額修正
セブン銀行<8410.T>が反発。丸三証券では、会社計画が米国子会社の見通しを減額修正されたことを受け、丸三の見方も若干修正。投資判断「買い」を継続も、目標株価は450円→440円と引き下げた。
今17.3期連結会社計画は期初計画から経常収益で8億円、経常利益で4億円の減額修正がなされた。セブン銀行単体の業績計画は据え置いたものの、米国子会社FCTIの見通しを（1）既存ビジネスでの競争環境の激化と為替影響、（2）コールセンターなど投資の一部を前倒しで計上したことを理由に引き下げ。丸三の業績予想も3Qまでの状況を勘案し、前回予想から若干減額修正。
セブン銀行<8410.T>が反発。丸三証券では、会社計画が米国子会社の見通しを減額修正されたことを受け、丸三の見方も若干修正。投資判断「買い」を継続も、目標株価は450円→440円と引き下げた。
今17.3期連結会社計画は期初計画から経常収益で8億円、経常利益で4億円の減額修正がなされた。セブン銀行単体の業績計画は据え置いたものの、米国子会社FCTIの見通しを（1）既存ビジネスでの競争環境の激化と為替影響、（2）コールセンターなど投資の一部を前倒しで計上したことを理由に引き下げ。丸三の業績予想も3Qまでの状況を勘案し、前回予想から若干減額修正。
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