前場コメント No.12 ソフトバンク、PCIHD、マルカキカイ、博報堂DY、ARMなど

2017/02/08(水) 11:30
★9:49  ソフトバンクG-野村が目標株価引き上げ グループシナジー効果創出の進展に期待
 ソフトバンクグループ<9984.T>が3日ぶり反落。野村証券では、グループシナジー効果創出の進展に期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価は11520円→11790円と引き上げた。
 2月1日付けで行ったSprintの業績予想変更と、2月3日付けでのヤフー(4689)業績予想変更を連結業績予想に反映し、ARMは今後の先行投資負担を中期業績に織り込んだとした。また、ヤフーの目標株価引き上げを考慮し、目標株価算定に際して国内通信/ヤフー/流通事業への来18.3期基準のEV/EBITDA適用倍率を6.5倍から6.75倍に引き上げ。この水準はヤフーの目標株価640円を前提とすると、国内通信/流通事業を来18.3期基準EV/EBITDA倍率6.3倍で評価することになる。この結果、積み上げ方式の目標株価を11790円へ引き上げ。

★9:50  PCIHD-3日続伸 宿泊施設の客室向けInfotainmentを6月発売
 PCIホールディングス<3918.T>が3日続伸。同社は2月7日の大引け後に、連結子会社であるPCIソリューションズが、旅館やホテルなどの宿泊施設向けに、タブレットを利用したソリューションである客室向けInfotainment 「和~なごみ~(仮称)」を開発したと発表した。
 発売は6月を予定。「避難経路や館内施設の案内などの情報提供機能」「館内の有料施設予約やバーチャルショップ機能」「旅の思い出を写真集にするフォトブックサービス機能」「近隣の飲食店や観光施設案内などの広告サイネージ機能」を英語、中国語、韓国語などの多言語で表示することが可能で、インバウンド宿泊客にも対応したソリューション。

★9:51  マルカキカイ-岩井コスモが目標株価引き上げ 今期は米州・アジア伸長で下期から回復へ
 マルカキカイ<7594.T>が変わらずを挟んで10日続伸。岩井コスモ証券では、今期は米州・アジア伸長で下期から収益回復と想定。投資判断「B+」を継続、目標株価を1400円→2000円と引き上げた。
 前期は為替影響もあって減収減益だが、今期は収益回復を想定。米国での射出成形機の続伸や東南アジアでの自動車・食品など機械需要の回復を期待。会社はエンジニアリングビジネスの拡大で、収益性の高い部品・備品・サービスの売上増を目指す考え。工作機械はモノ作りに不可欠な機会であり、引き続き需要増が期待でき、併せてロボットの活躍も期待されるとした。

★9:55  博報堂DY-大和が目標株価引き上げ 通期会社計画は営業利益以下を据え置き
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が反発。大和証券では、通期会社計画は営業利益以下を据え置きと注目。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1290円→1450円と引き上げた。
 3Q累計実績は前年同期比3.0%増収、同2.7%営業増益。インターネットメディア、クリエイティブが堅調に推移。「情報・通信」「化粧品・トイレタリー」「飲料・嗜好品」が好調とした。

★10:02  アドバンテッジリスクマネジメント-急騰 通期営業益を上方修正 増収効果で 増配も発表
 アドバンテッジリスクマネジメント<8769.T>が急騰。同社は7日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の4.4億円から5.5億円(前期比2.3倍)に引き上げると発表した。メンタリティマネジメント事業においてストレスチェック義務化対応商品アドバンテッジタフネスシリーズの新規契約の獲得が計画を上回ったことなどにより、売上高が増加する見込みとなった。
 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は3.6億円(前年同期比3.3倍)だった。
 併せて、17.3期の期末配当金を8.5円→11.0円(前期は5.0円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。


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