後場コメント No.4 富士重工業、バローＨＤ、三井物産、ＡＢＣマート、エディオンなど
★13:09 富士重－後場上げ幅縮小 通期営業益を上方修正も市場予想より依然弱い
富士重工業<7270.T>が後場上げ幅縮小。同社は8日13時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の3730億円から4100億円（前期比27.5％減）へと引き上げると発表した。想定為替レートを修正したもの。しかし市場は4268億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
3Q累計（4-12月）の営業利益は3068億円（前年同期比29.6％減）だった。エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費や試験研究費の増加のほか、為替変動が影響した。
富士重工業<7270.T>が後場上げ幅縮小。同社は8日13時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の3730億円から4100億円（前期比27.5％減）へと引き上げると発表した。想定為替レートを修正したもの。しかし市場は4268億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
3Q累計（4-12月）の営業利益は3068億円（前年同期比29.6％減）だった。エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費や試験研究費の増加のほか、為替変動が影響した。
★13:16 バローＨＤ－いちよしがフェアバリュー引き下げ 食品スーパーの営業力強化が課題
バローホールディングス<9956.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今17.3期第3 四半期は苦戦で、食品スーパーの営業力強化が課題と判断。レーティング「A」を継続も、フェアバリューは3900円→3700円と引き下げた。
会社側が2月6日に発表した今17.3期第3四半期累計（4～12月）決算は、売上高・営業利益ともに会社計画を下回り、印象はネガティブ。ただし、生鮮相場高を背景とした粗利益率低下によって第3四半期（10～12月）に急失速した形であることから、大枠において同社が投資回収期に入ったとの見方に変更はないとした。なお、実績を踏まえて、いちよしの今17.3期営業利益予想を減額修正。
バローホールディングス<9956.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今17.3期第3 四半期は苦戦で、食品スーパーの営業力強化が課題と判断。レーティング「A」を継続も、フェアバリューは3900円→3700円と引き下げた。
会社側が2月6日に発表した今17.3期第3四半期累計（4～12月）決算は、売上高・営業利益ともに会社計画を下回り、印象はネガティブ。ただし、生鮮相場高を背景とした粗利益率低下によって第3四半期（10～12月）に急失速した形であることから、大枠において同社が投資回収期に入ったとの見方に変更はないとした。なお、実績を踏まえて、いちよしの今17.3期営業利益予想を減額修正。
★13:16 三井物産－後場上げ幅拡大 通期最終益を上方修正 金属資源セグメント上方修正などで
三井物産<8031.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時に、17.3期通期の連結純損益予想を従来の2200億円から3000億円（前期は834億円の赤字）に引き上げると発表した。、鉄鉱石・石炭価格の上昇により、金属資源セグメントを600億円上方修正することなどによる。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結純利益は2303億円（前年同期比71.3％増）だった。有価証券損益や雑損益の改善のほか、持分法による投資損益が1386億円の利益となり前年同期よりも500億円増加したことなどが寄与した。
三井物産<8031.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時に、17.3期通期の連結純損益予想を従来の2200億円から3000億円（前期は834億円の赤字）に引き上げると発表した。、鉄鉱石・石炭価格の上昇により、金属資源セグメントを600億円上方修正することなどによる。
17.3期の3Q累計（4-12月）の連結純利益は2303億円（前年同期比71.3％増）だった。有価証券損益や雑損益の改善のほか、持分法による投資損益が1386億円の利益となり前年同期よりも500億円増加したことなどが寄与した。
★13:19 ＡＢＣマート－続落 スポーツ要素取り入れた「アスレジャー」商品拡大 60億円で300店改装
エービーシー・マート<2670.T>が続落。8日付の日経新聞朝刊で、同社が約60億円を投じて300店を改装し、スポーツ要素を取り入れた「アスレジャー」と呼ばれる商品の取り扱いを拡大すると報じられた。
最初に米国で人気に火が付いたアスレジャーはデザイン性が高く、普段着として身につけることができる点などが支持を集めるという。同社はランニングシューズなどスポーツ売り場を入り口近くに設け、アスリートの映像を流す電子看板も設置するとされる。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
エービーシー・マート<2670.T>が続落。8日付の日経新聞朝刊で、同社が約60億円を投じて300店を改装し、スポーツ要素を取り入れた「アスレジャー」と呼ばれる商品の取り扱いを拡大すると報じられた。
最初に米国で人気に火が付いたアスレジャーはデザイン性が高く、普段着として身につけることができる点などが支持を集めるという。同社はランニングシューズなどスポーツ売り場を入り口近くに設け、アスリートの映像を流す電子看板も設置するとされる。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★13:19 サカイ引越センター－いちよしがフェアバリュー引き上げ 一層の改善には課題が残る
サカイ引越センター<9039.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、単価下げ止まりと効率化により業績予想を上方修正するが、一層の改善には課題が残るとして、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2700円→3300円と引き上げた。
効率的な人員および車両配置を進めた結果、低下していた回転率が2回転/日に回復したもようで、売上高労務費比率は今17.3期2Q累計（4～9月）から同3Q累計で1.3％ポイント低下。また、（1）品質重視の内容のCMにより価格志向ではない顧客の取り込みが進んだこと、（2）営業資料改善による成約率向上で値引きが抑制されたこと、（3）引越損害保険の内製化で単価に同サービス価格（1000円/件）が上乗せされたことなどの要因により、単価の下落基調は16年年末にかけて一服。17年1月の月次では、件数は前年同月比0.6％増、単価は同0.8％増と単価の下げ止まりがより鮮明になったと指摘。
サカイ引越センター<9039.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、単価下げ止まりと効率化により業績予想を上方修正するが、一層の改善には課題が残るとして、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2700円→3300円と引き上げた。
効率的な人員および車両配置を進めた結果、低下していた回転率が2回転/日に回復したもようで、売上高労務費比率は今17.3期2Q累計（4～9月）から同3Q累計で1.3％ポイント低下。また、（1）品質重視の内容のCMにより価格志向ではない顧客の取り込みが進んだこと、（2）営業資料改善による成約率向上で値引きが抑制されたこと、（3）引越損害保険の内製化で単価に同サービス価格（1000円/件）が上乗せされたことなどの要因により、単価の下落基調は16年年末にかけて一服。17年1月の月次では、件数は前年同月比0.6％増、単価は同0.8％増と単価の下げ止まりがより鮮明になったと指摘。
★13:28 エディオン－大幅反落 3Q累計小幅営業減益 店舗展開に注力も
エディオン<2730.T>が大幅反落。同社は7日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が130億円（前年同期比1.1％減）だったと発表した。既存店の全面改装や出店を加速させるも、会社全体で減収となった。
エディオン<2730.T>が大幅反落。同社は7日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が130億円（前年同期比1.1％減）だったと発表した。既存店の全面改装や出店を加速させるも、会社全体で減収となった。
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