後場コメント No.6 アマテイ、京セラ、安川電機、ブイキューブ、マイクロニクスなど

2017/02/08(水) 15:00
★13:39  アマテイ-後場急騰 通期営業益を上方修正 増産による製造コスト削減で
 アマテイ<5952.T>が後場急騰。同社は8日13時30分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の1.3億円から1.6億円(前期比88.1%増)に引き上げると発表した。建設・梱包向において、増産による製造コスト削減が想定以上に奏効したことによる。
 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1.3億円(前年同期比2.3倍)だった。資材価格の安定と生産性の向上による製造原単価の低下や、製造コストの低減効果などが寄与した。

★13:42  京セラ-JPモルガンが目標株価引き上げ 収益改善進むも成長イメージに乏しい
 京セラ<6971.T>が反発。JPモルガン証券では、収益改善は進むものの成長イメージに乏しいとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は5400円→6000円と引き上げた。
 ミックス改善により半導体部品や電子デバイスの収益性が想定以上に改善している点を織り込み、業績予想を上方修正。ここ数年、地道に各事業ごとに進めている事業構造改革の成果が出始めているが、全社利益をけん引する製品がなく成長イメージに乏しいと指摘。

★13:46  安川電機-JPモルガンが目標株価引き上げ 課題はロボットの欧米戦略と採算性改善
 安川電機<6506.T>が反発。JPモルガン証券では、サーボは好調も、課題はロボットの欧米戦略と採算性改善として、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は1400円→1700円と引き上げた。
 3Q業績および取材を経て業績予想を見直し。3Q決算からは、中国受注がスマホや半導体中心に活況な設備投資の動きで増加し、インバータ、ロボットにおいても需要は持ち直している。JPモルガンではサーボ中心に上方修正するが、ロボットは下方修正するとした。

★13:49  ブイキューブ-急反発 前期最終赤字が縮小 売上原価減少や為替差益計上で
 ブイキューブ<3681.T>が急反発。同社は7日、16.12期通期の連結最終損益予想を従来の7.2億円の赤字から5.3億円の赤字(前期は0.9億円の黒字)へと引き上げると発表した。
 売上原価が、アプライアンス・オンプレミス型サービスの売上高の減少に伴って減少した。為替差益の計上も寄与した。

★13:49  日本マイクロニクス-いちよしがフェアバリュー引き下げ プローブカードの回復は鈍い
 日本マイクロニクス<6871.T>が続落。いちよし経済研究所では、プローブカードの回復は想定以上に鈍いと判断。レーティング「C」を継続、フェアバリューは800円→750円と引き下げた。
 今17.9期第1四半期(16年10~12月)決算は、いちよし想定よりもプローブカード事業の回復の遅延していることがうかがわれる内容。同社が主戦場とするDRAM市況は良好なものの、同社のプローブカード需要とは分けて考える必要があるとした。第2四半期(17年1~3月)以降の受注は改善に向かうとの見方に変更ないとしたものの、回復ペースの遅れを反映し、今17.9期以降の業績予想を引き下げ。当面はDRAM用途での新規顧客の量産本格化動向がカギとした。

★13:54  住友不動産販売-急騰 3Q累計営業益9.2%増 取扱高の過去最高更新で
 住友不動産販売<8870.T>が急騰。同社は7日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は105.3億円(前年同期比9.2%増)だったと発表した。
 取扱件数は前年同期並みだったが、都心を中心に取扱単価が大きく上昇したことにより、取扱高が3Q累計期間の過去最高を更新する8449億4000万円(前年同期比7.9%増)となったことなどが寄与した。通期の会社計画158.0億円(前期比2.6%増)は据え置いた。


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