前場コメント No.3 キユーピー、SMC、ダイキン工業、トヨタ、SUMCOなど
★9:02 キユーピー-続伸 合理化と中国市場開拓で安定増益を積み上げる 新規「買い」
キユーピー<2809.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、合理化と中国市場開拓で安定増益を積み上げていると判断。投資判断「買い」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
合理化投資によるコスト改善効果の発現と、マヨネーズ/ドレッシング市場の立ち上がりによる中国事業の拡大で、今後5年間のOP CAGRは+10%とカバレッジ平均(8%)を上回る利益成長が見込まれ、これまでの原料/製品市況変動によりボラティリティが高く利益成長も低位にとどまっていた局面から、大きく転換する見込み。安定成長を背景に、同業他社に対して付与されていたバリュエーション(20%)のディスカウントは修正される余地が大きいと考えるとした。
キユーピー<2809.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、合理化と中国市場開拓で安定増益を積み上げていると判断。投資判断「買い」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
合理化投資によるコスト改善効果の発現と、マヨネーズ/ドレッシング市場の立ち上がりによる中国事業の拡大で、今後5年間のOP CAGRは+10%とカバレッジ平均(8%)を上回る利益成長が見込まれ、これまでの原料/製品市況変動によりボラティリティが高く利益成長も低位にとどまっていた局面から、大きく転換する見込み。安定成長を背景に、同業他社に対して付与されていたバリュエーション(20%)のディスカウントは修正される余地が大きいと考えるとした。
★9:02 ルネサス-売り気配 MSMUFGが「EW」へ引き下げ 17~18年頃までの成長期待をほぼ織り込んだ
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が売り気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、株価は17~18年頃までの成長期待をほぼ織り込んだとみて、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」と引き下げた。目標株価は920円→1050円と引き上げた。
10~12月期業績は半導体売上高1614億円(前四半期比+9%)、Non-GAAP粗利益率45.6%(同+3.1%ポイント)、Non-GAAP営業利益227億円。熊本地震の影響が終息したことなどから、粗利益率が回復した。営業利益はMSMUFGの予想241億円を下回ったが、開発案件の期ずれなどによるものであり、さほど懸念する必要はないと判断。車載デバイス市場にはシクリカルな減速リスクがあることなどから、アップサイドポテンシャルとダウンサイドリスクはきっ抗しているとみて、投資判断は「EW」へ引き下げ。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が売り気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、株価は17~18年頃までの成長期待をほぼ織り込んだとみて、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」と引き下げた。目標株価は920円→1050円と引き上げた。
10~12月期業績は半導体売上高1614億円(前四半期比+9%)、Non-GAAP粗利益率45.6%(同+3.1%ポイント)、Non-GAAP営業利益227億円。熊本地震の影響が終息したことなどから、粗利益率が回復した。営業利益はMSMUFGの予想241億円を下回ったが、開発案件の期ずれなどによるものであり、さほど懸念する必要はないと判断。車載デバイス市場にはシクリカルな減速リスクがあることなどから、アップサイドポテンシャルとダウンサイドリスクはきっ抗しているとみて、投資判断は「EW」へ引き下げ。
★9:02 SMC-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計2.7%減益着地
SMC<6273.T>が買い気配。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の1220億円から1300億円(前期比3.2%減)へと引き上げると発表した。
3Q累計(4-12月)の営業利益は1006億円(前年同期比2.7%減)だった。円高が響くことで減収減益となった。
SMC<6273.T>が買い気配。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の1220億円から1300億円(前期比3.2%減)へと引き上げると発表した。
3Q累計(4-12月)の営業利益は1006億円(前年同期比2.7%減)だった。円高が響くことで減収減益となった。
★9:03 ダイキン工業-反発 3Q累計営業益11.8%増 販売数量増加と粗利率改善で
ダイキン工業<6367.T>が反発。同社は8日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1863億円(前年同期比11.8%増)だったと発表した。日本・中国・アジアなど各地域での販売数量増加とコストダウンによる粗利率改善が寄与した。通期の会社計画2220億円(前期比1.9%増)は据え置いた。
ダイキン工業<6367.T>が反発。同社は8日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1863億円(前年同期比11.8%増)だったと発表した。日本・中国・アジアなど各地域での販売数量増加とコストダウンによる粗利率改善が寄与した。通期の会社計画2220億円(前期比1.9%増)は据え置いた。
★9:03 トヨタ-TIWが「2」へ引き下げ 通期計画は上方修正も期待を下回る内容
トヨタ自動車<7203.T>が反落。投資情報会社のTIWでは、通期計画は上方修正も期待を下回る内容と判断。投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。
今17.3期3Q累計(4~12月)決算発表で通期計画を上方修正したが、為替でのプラス影響を除けば金融事業の見通し悪化などにより、実質下方修正とも言える内容。新予想はアナリストコンセンサスも大きく下回った。加えて、米国、中国2大市場で販売苦戦が目立つことなどから、いったん投資評価を引き下げ。
トヨタ自動車<7203.T>が反落。投資情報会社のTIWでは、通期計画は上方修正も期待を下回る内容と判断。投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。
今17.3期3Q累計(4~12月)決算発表で通期計画を上方修正したが、為替でのプラス影響を除けば金融事業の見通し悪化などにより、実質下方修正とも言える内容。新予想はアナリストコンセンサスも大きく下回った。加えて、米国、中国2大市場で販売苦戦が目立つことなどから、いったん投資評価を引き下げ。
★9:03 SUMCO-買い気配 野村が「Neutral」へ引き上げ ハイエンド製品での生産性改善が予想以上
SUMCO<3436.T>が買い気配。野村証券では、ハイエンド製品での生産性改善が予想以上と判断。レーティングを「Reduce」→「Neutral」、目標株価を1000円→1780円と引き上げた。
今17.12期の野村営業利益予想を188億円引き上げ。内訳は微細化ウエハーなどの生産性改善効果で95億円改善、円安(103→114円/ドルで88億円改善、ウエハーの価格上昇で75億円改善(300ミリウエハーの販売価格を従来の前期比5%上昇から10%上昇に、200ミリウエハーの販売価格を同0→1%上昇)、修繕費や労務費などのコスト増で70億円悪化。同業大手に比べ、同社は微細化ウエハーの生産性が低かったと考えているとしたが、生産の習熟が予想以上に進展していると指摘。
SUMCO<3436.T>が買い気配。野村証券では、ハイエンド製品での生産性改善が予想以上と判断。レーティングを「Reduce」→「Neutral」、目標株価を1000円→1780円と引き上げた。
今17.12期の野村営業利益予想を188億円引き上げ。内訳は微細化ウエハーなどの生産性改善効果で95億円改善、円安(103→114円/ドルで88億円改善、ウエハーの価格上昇で75億円改善(300ミリウエハーの販売価格を従来の前期比5%上昇から10%上昇に、200ミリウエハーの販売価格を同0→1%上昇)、修繕費や労務費などのコスト増で70億円悪化。同業大手に比べ、同社は微細化ウエハーの生産性が低かったと考えているとしたが、生産の習熟が予想以上に進展していると指摘。
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