前場コメント No.13 遠藤製作所、ワコム、東京テアトル、ブラザー、パラマウントベッドなど
★10:02 遠藤製作－一時ストップ高 通期営業益を上方修正 アイアンヘッド受注伸びる
遠藤製作所<7841.T>が一時ストップ高。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の10.4億円から13.4億円（前期比50.1％増）へと引き上げると発表した。ゴルフ事業でのアイアンヘッドの受注増加や構造改革の効果などが寄与している。
3Q累計（4-12月）の営業利益は12.3億円（前年同期比35.6％増）だった。
遠藤製作所<7841.T>が一時ストップ高。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の10.4億円から13.4億円（前期比50.1％増）へと引き上げると発表した。ゴルフ事業でのアイアンヘッドの受注増加や構造改革の効果などが寄与している。
3Q累計（4-12月）の営業利益は12.3億円（前年同期比35.6％増）だった。
★10:03 サイバネット－大幅続伸 半導体メーカーと有機ELディスプレイ向けムラ補正ICを開発
サイバネットシステム<4312.T>が大幅続伸。同社は2月8日の大引け後に、有機ELディスプレイ向けのムラ補正機能IPを含むディスプレイドライバーICを、複数の大手半導体メーカーと共同開発したと発表した。
これにより、サイバネットが独自開発したムラ補正機能IPを、ディスプレイドライバーIC へ最適化して組み込むことができる。ディスプレイメーカーは優れたムラ補正機能を容易に採用することができ、また、サイバネットが提供する自動ムラ補正装置FPiSシリーズを同時に用いることで、品質向上や歩留まりの改善による安定した生産を行うことも可能。
サイバネットシステム<4312.T>が大幅続伸。同社は2月8日の大引け後に、有機ELディスプレイ向けのムラ補正機能IPを含むディスプレイドライバーICを、複数の大手半導体メーカーと共同開発したと発表した。
これにより、サイバネットが独自開発したムラ補正機能IPを、ディスプレイドライバーIC へ最適化して組み込むことができる。ディスプレイメーカーは優れたムラ補正機能を容易に採用することができ、また、サイバネットが提供する自動ムラ補正装置FPiSシリーズを同時に用いることで、品質向上や歩留まりの改善による安定した生産を行うことも可能。
★10:05 ワコム－大幅に3日続伸 3Q累計で営業黒字に浮上 通期売上高も上方修正
ワコム<6727.T>が大幅に3日続伸。スマートフォンやタブレットで使用するタッチペンなどの製造・販売を手がける同社は8日に、17.3期3Q決算を発表。累計（4-12月）の連結営業利益は6.3億円（前年同期比87.1％減）となった。円高や製品サイクル移行期の影響で、売り上げが世界的に伸び悩んだ。一方で、新興地域向けの低価格エントリー商品などでは新規ユーザーの急速な拡大なども見られるとのこと。大幅減益ではあるが、上期（4-9月）の着地は9億円の赤字で、3Q（10-12月）の業績は大きく改善した。
併せて、為替レートの変更などを考慮して、通期の売上高見通しを従来の703億円から715億円（前期比7.8％減）に引き上げた。利益見通しは据え置き。想定為替レートは1米ドル103円→110円、1ユーロ114円→120円としている。
ワコム<6727.T>が大幅に3日続伸。スマートフォンやタブレットで使用するタッチペンなどの製造・販売を手がける同社は8日に、17.3期3Q決算を発表。累計（4-12月）の連結営業利益は6.3億円（前年同期比87.1％減）となった。円高や製品サイクル移行期の影響で、売り上げが世界的に伸び悩んだ。一方で、新興地域向けの低価格エントリー商品などでは新規ユーザーの急速な拡大なども見られるとのこと。大幅減益ではあるが、上期（4-9月）の着地は9億円の赤字で、3Q（10-12月）の業績は大きく改善した。
併せて、為替レートの変更などを考慮して、通期の売上高見通しを従来の703億円から715億円（前期比7.8％減）に引き上げた。利益見通しは据え置き。想定為替レートは1米ドル103円→110円、1ユーロ114円→120円としている。
★10:05 東京テアトル－急落 3Q累計営業益49.0％減 飲食事業の待遇改善や不動産の修繕投資増で
東京テアトル<9633.T>が急落。同社は8日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は2.0億円（前年同期比49.0％減）だったと発表した。飲食事業において人員確保のための待遇改善や来年度に予定していた改装を前倒しで実施したこと、さらに不動産賃貸事業において保有不動産の修繕投資が増加したことが響いた。通期の会社計画2.5億円（前期比43.0％減）は据え置いた。
東京テアトル<9633.T>が急落。同社は8日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は2.0億円（前年同期比49.0％減）だったと発表した。飲食事業において人員確保のための待遇改善や来年度に予定していた改装を前倒しで実施したこと、さらに不動産賃貸事業において保有不動産の修繕投資が増加したことが響いた。通期の会社計画2.5億円（前期比43.0％減）は据え置いた。
★10:07 ブラザー工業－野村が目標株価引き上げ 「為替なかりせば、前年並みの利益を確保」
ブラザー工業<6448.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、「為替なかりせば、前年並みの利益を確保」とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価を1838円→2164円と引き上げた。
16年10～12月期売上高は1666億円（前年同期比8.1％減収）、日本基準の営業利益に近い事業セグメント利益は147億円（同18.8％減）となった。円高影響を控除すれば、売上は同2.9％の増収となり、事業セグメント利益はほぼ前年同期水準で、さらに未実現利益の消去の影響を除くと同10％の増益。決算を受けて、野村の業績予想を引き上げたが、株価に割安感はないと判断。
ブラザー工業<6448.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、「為替なかりせば、前年並みの利益を確保」とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価を1838円→2164円と引き上げた。
16年10～12月期売上高は1666億円（前年同期比8.1％減収）、日本基準の営業利益に近い事業セグメント利益は147億円（同18.8％減）となった。円高影響を控除すれば、売上は同2.9％の増収となり、事業セグメント利益はほぼ前年同期水準で、さらに未実現利益の消去の影響を除くと同10％の増益。決算を受けて、野村の業績予想を引き上げたが、株価に割安感はないと判断。
★10:08 パラマウントベッド－みずほが目標株価引き上げ 上限価格制のスキーム案は厳しい
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、トレンドに変化はないが、導入予定の上限価格制のスキーム案は想定よりもずっと厳しいと判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は3800円→4200円と引き上げた。
費用が未消化を主因に利益予想を上方修正。医療施設向けベッド販売台数は伸び悩む傾向だが、大きな変化はなし。レンタル卸事業が業績をけん引。注目点は18年10月導入予定の福祉用具レンタルの上限価格制度の影響。「平均価格+1標準偏差」に設定の可能性高く、株式市場が想定している「外れ値排除」よりもずっと厳しい。このスキームの場合は上限価格がしだいに引き下げられる可能性があるとし、19.3期業績への影響を懸念するとした。
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、トレンドに変化はないが、導入予定の上限価格制のスキーム案は想定よりもずっと厳しいと判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は3800円→4200円と引き上げた。
費用が未消化を主因に利益予想を上方修正。医療施設向けベッド販売台数は伸び悩む傾向だが、大きな変化はなし。レンタル卸事業が業績をけん引。注目点は18年10月導入予定の福祉用具レンタルの上限価格制度の影響。「平均価格+1標準偏差」に設定の可能性高く、株式市場が想定している「外れ値排除」よりもずっと厳しい。このスキームの場合は上限価格がしだいに引き下げられる可能性があるとし、19.3期業績への影響を懸念するとした。
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