前場コメント No.15 ヨネックス、セコム、バロー、ダイキン、インフォテリアなど

2017/02/09(木) 11:30
★10:14  ヨネックス-いちよしがフェアバリュー引き下げ 中国事業の高成長が続くと予想
 ヨネックス<7906.T>が続落。いちよし経済研究所では、中国事業の高成長が続くとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは6600円→6300円と引き下げた。
 今17.3期以降の営業利益予想を下方修正し、フェアバリューをやや引き下げるが、直近の株価が下落したことで、割安感が高まったと判断。中国のバドミントン市場の拡大を図る過程で、中期的には中低価格品の販売構成の上昇が見込まれる。これを考慮し、粗利益率の改善基調を見込んだ従来予想を見直すが、中国のバドミントン事業の高成長が同社の業績をけん引するとの見方を継続するとした。

★10:21  大和証券G-CSが「NEUTRAL」へ引き上げ リテール事業の利益水準が上昇
 大和証券グループ本社<8601.T>が小幅反落。クレディ・スイス証券では、リテール事業の利益水準が上昇していると判断。投資評価を「UNDERPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を522円→723円と引き上げた。
 昨年11月以降、個人投資家のリスクアピタイトが回復している。非常に好調であった12月の状況が続いているわけではないが、業界全般にリテール部門の利益水準は上昇しており、同社の利益水準が急に低下するリスクは低いと想定。株式委託手数料や投信販売エクイティトレーディングおよび投資部門の見通しを上方修正し、業績予想を引き上げ。

★10:21  セコム-反落 3Q累計小幅営業増益との観測 地合い悪く売り
 セコム<9735.T>が反落。9日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が前年同期比3%増の950億円前後になったようだと報じられた。
 同期間としては7年連続で最高になるという。マンション販売が増え、データセンターの利用も好調だったとみられる。主力の警備事業は契約件数が初めて300万件に乗せるなど利用者を伸ばし、安定した利益を確保したもよう。しかし株価は、地合いの悪いなかで下落している。

★10:21  バローHD-大和が目標株価引き下げ 決算はネガティブも成長性を見直すほどではない
 バローホールディングス<9956.T>が続落。大和証券では、決算はネガティブだが、成長性を見直すほどではないとして、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は3700円→3600円と引き下げた。16年度3QはSMの粗利益率が悪化し、想定を下回る内容。SMは大衆魚の市況高騰などが響いた格好。ドラッグストアとHCは改善も、大和利益予想は減額。

★10:24  ダイキン工業-野村が目標株価引き上げ 中国では住宅用マルチエアコンと業務用で拡販
 ダイキン工業<6367.T>が買い先行も伸び悩む展開。野村証券では、中国では住宅用マルチエアコンと業務用で拡販と注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を12000円→13000円と引き上げた。
 16年10~12月期決算を踏まえ、野村では今17.3期以降の業績予想をやや増額修正。野村予想は主に、17年1~3月期以降の為替前提の見直し(103→114円/ドル)や、国内外の空調機器の拡販を考慮。16年10~12月期も空調機器の拡販により円高影響を吸収、来18.3期にはアジア、米国市場中心の拡販から営業利益で前期比11%増益が見込まれるとした。

★10:25  インフォテリア-もみ合い 「Handbook」がレコモット「moconavi」とアプリ連携
 インフォテリア<3853.T>がもみ合い。同社は2月8日の大引け後に、レコモット(東京都千代田区)のアプリとの連携を行うと発表した。
 のmoconavi (モコナビ)とHandbookのシングルサインオン(SSO)を実現する連携を行う。ユーザー認証をmoconaviに統合することで、Handbook利用者の利便性を向上させながら、より強固なセキュリティを実現するとした。
 レコモットが開発したmoconaviは、Office365やSalesforceなどのパブリッククラウドや、オンプレミスのExchangeやNotes/Dominoをスマートデバイスから安全に利用可能なセキュアMAMサービス。


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