前場コメント No.16 不二製油、日本空港ビルデング、野村ＨＤ、東海東京、京進など
★10:25 ドンキホーテ－みずほが目標株価引き上げ 2Qの粗利益率悪化は一過性と判断
ドンキホーテホールディングス<7532.T>が続伸。みずほ証券では、2Qの粗利益率悪化は一過性と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は4700円→4800円と引き上げた。
今17.6期上期（7～12月）業績は、売上高は好調に推移したものの、ドン・キホーテ単体での粗利益率の悪化などにより、みずほの利益予想を下回った。アクリーティブ（8423）が下期より連結子会社から持ち分法適用関連会社に移行する影響も含め、みずほの利益予想を下方修正。売上高は順調に推移しているため、3Q以降の利益モメンタムは改善するとの見方に変更はなし。
GMSなどの大手小売企業の閉店増加により、出店立地が増加しており、今後も現場への権限委譲と個店主義の徹底によるシェア獲得が続くと予想。現行株価水準には割安感があるとの見方を維持するとした。
ドンキホーテホールディングス<7532.T>が続伸。みずほ証券では、2Qの粗利益率悪化は一過性と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は4700円→4800円と引き上げた。
今17.6期上期（7～12月）業績は、売上高は好調に推移したものの、ドン・キホーテ単体での粗利益率の悪化などにより、みずほの利益予想を下回った。アクリーティブ（8423）が下期より連結子会社から持ち分法適用関連会社に移行する影響も含め、みずほの利益予想を下方修正。売上高は順調に推移しているため、3Q以降の利益モメンタムは改善するとの見方に変更はなし。
GMSなどの大手小売企業の閉店増加により、出店立地が増加しており、今後も現場への権限委譲と個店主義の徹底によるシェア獲得が続くと予想。現行株価水準には割安感があるとの見方を維持するとした。
★10:27 不二製油Ｇ－急騰 3Q累計営業益24.5％増 パーム油・チョコレート用油脂の販売数量増で
不二製油グループ本社<2607.T>が急騰。同社は8日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は156.5億円（前年同期比24.5％増）だったと発表した。
国内市場向けフライ油・製菓用油脂などのパーム油・チョコレート用油脂の販売数量が増加したことや、国内市場向け業務用チョコレート・冷菓用チョコレートの販売が伸長したことなどが寄与した。通期の会社計画196.0億円（前期比16.4%増）は据え置いた。
不二製油グループ本社<2607.T>が急騰。同社は8日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は156.5億円（前年同期比24.5％増）だったと発表した。
国内市場向けフライ油・製菓用油脂などのパーム油・チョコレート用油脂の販売数量が増加したことや、国内市場向け業務用チョコレート・冷菓用チョコレートの販売が伸長したことなどが寄与した。通期の会社計画196.0億円（前期比16.4%増）は据え置いた。
★10:28 空港ビル－大幅続伸 3Q累計26.7％営業減益も悪材料出尽くしで
日本空港ビルデング<9706.T>が大幅続伸。同社は8日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が72.6億円（前年同期比26.7％減）だったと発表した。
爆買いの終息で物品販売業の売り上げが前年同期を下回ったという。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。
日本空港ビルデング<9706.T>が大幅続伸。同社は8日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が72.6億円（前年同期比26.7％減）だったと発表した。
爆買いの終息で物品販売業の売り上げが前年同期を下回ったという。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。
★10:30 野村ＨＤ－ＣＳが目標株価引き上げ 安定的に確保できるROEが上昇
野村ホールディングス<8604.T>が反落。クレディ・スイス証券では、安定的に確保できるROEが上昇していると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は615円→795円と引き上げた。
好調な市場環境による上乗せ分が3Qにあったと仮定しても、リテール、グローバルマーケッツともに、継続できる利益の水準は上昇していると判断。グローバルマーケッツ、特に海外事業は、フィクストインカムを中心に安定して利益を計上できている。経費削減効果も大きい。米州、欧州など海外は巨額の繰越欠損を抱えているため、安定した海外利益は税率を引き下げることになる。リテールは、市場環境の変化を背景に、個人投資家のリスクアぺタイトが回復した効果が大きい。以上から、業績予想を上方修正するとした。
野村ホールディングス<8604.T>が反落。クレディ・スイス証券では、安定的に確保できるROEが上昇していると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は615円→795円と引き上げた。
好調な市場環境による上乗せ分が3Qにあったと仮定しても、リテール、グローバルマーケッツともに、継続できる利益の水準は上昇していると判断。グローバルマーケッツ、特に海外事業は、フィクストインカムを中心に安定して利益を計上できている。経費削減効果も大きい。米州、欧州など海外は巨額の繰越欠損を抱えているため、安定した海外利益は税率を引き下げることになる。リテールは、市場環境の変化を背景に、個人投資家のリスクアぺタイトが回復した効果が大きい。以上から、業績予想を上方修正するとした。
★10:33 東海東京－ＣＳが目標株価引き上げ 利益は回復しているが株価はそれ以上に回復
東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、利益は回復しているが、株価はそれ以上に回復しているとして、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は410円→530円と引き上げた。
個人投資家の市場参加、外国株の取引増加に加え、保有投資の評価益などで利益水準は回復。来18.3期以降も、この個人投資家のリスクアペタイトの回復を背景に、業績予想を上方修正。業績予想の上方修正、ERPの低下により目標株価を引き上げるとしたが、株価は利益回復以上に戻っていると指摘。
東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、利益は回復しているが、株価はそれ以上に回復しているとして、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は410円→530円と引き上げた。
個人投資家の市場参加、外国株の取引増加に加え、保有投資の評価益などで利益水準は回復。来18.3期以降も、この個人投資家のリスクアペタイトの回復を背景に、業績予想を上方修正。業績予想の上方修正、ERPの低下により目標株価を引き上げるとしたが、株価は利益回復以上に戻っていると指摘。
★10:33 京進－4日続伸 中国・中軽グループと業務提携 介護人材の日本語教育支援を開始
京進<4735.T>が4日続伸。同社は2月8日の大引け後に、北京に本部を置く中国国営企業「中国中軽国際控股公司」（中軽グループ）と業務提携し、日本に派遣される介護分野の技能実習生を対象として、中国における日本語教育を支援すると発表した。
これまでグループ全体で5000人以上に日本語教育を行ってきた実績を活かし、介護分野の技能実習生への日本語教育を、日本と中国、両国の社会に貢献できる事業として行う方針。2017年の初年度は500名程度の候補者の日本語教育を目指しており、2018年には1000名、将来的に1万人規模での日本語教育実施を目指すとした。
京進<4735.T>が4日続伸。同社は2月8日の大引け後に、北京に本部を置く中国国営企業「中国中軽国際控股公司」（中軽グループ）と業務提携し、日本に派遣される介護分野の技能実習生を対象として、中国における日本語教育を支援すると発表した。
これまでグループ全体で5000人以上に日本語教育を行ってきた実績を活かし、介護分野の技能実習生への日本語教育を、日本と中国、両国の社会に貢献できる事業として行う方針。2017年の初年度は500名程度の候補者の日本語教育を目指しており、2018年には1000名、将来的に1万人規模での日本語教育実施を目指すとした。
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