後場コメント No.7 オーバル、富士製薬、ジオスター、日本CMK、デンヨーなど

2017/02/09(木) 15:00
★13:42  ゴールドウイン-反発 いちよしが17.3期・18.3期以降の業績予想を引き上げ
 ゴールドウイン<8111.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、今17.3期および来18.3期以降の業績予想も引き上げており、材料視する向きもあるもよう。
 今17.3期業績について、会社側の上方修正値よりやや上方に予想。上方修正された通期の会社計画は4Q(1~3月)業績予想を保守的に見込んでいると考えるため。来18.3期業績予想も引き上げ。今17.3期4Qに大手スポーツ量販店との取引で、アスレチック部門のブランドを委託取引から売上仕入取引への切り替える予定。売上仕入取引への変更によって、直営店を含めた自主管理売場の売上構成が上昇する見込みで、在庫回転の向上による売り上げ増と在庫リスクの削減により、営業利益を伸ばしやすくなると想定。

★13:46  オーバル-3日ぶり急反落 通期営業益を下方修正 高収益性センサーで苦戦
 オーバル<7727.T>が3日ぶり急反落。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.0億円から2.1億円(前期比67.2%減)へと引き下げると発表した。
 収益性の高いセンサー部門の売り上げが軟調となったほか、一部の海外子会社での売り上げ低迷も響いた。
 17.3期3Q累計(4-12月)営業利益は1.7億円(前年同期比61.5%減)だった。

★13:47  AGP-ストップ高 ALSOKと業務提携に基本合意 空港などセキュリティ事業で
 エージーピー<9377.T>がストップ高。同社は2月9日、ALSOK(綜合警備保障)<2331.T>と業務提携に関して基本合意したと発表した。
 空港を中心としたセキュリティ事業の今後の発展に寄与するために、必要に応じて、技術・人材といった相互の経営資源を活用することで、新たな商品・サービスの開発に取り組む予定とした。

★13:49  富士製薬-急騰 1Q営業益52.7%増 研究開発費の減少や売上原価の改善で
 富士製薬工業<4554.T>が急騰。同社は8日に、17.9期の1Q(10-12月)の連結営業利益は12.7億円(前年同期比52.7%増)だったと発表した。研究開発費の減少や売上原価の改善などが寄与した。

★13:54  ジオスター-7日続伸 いちよしが「生産能力引き上げ計画などで中期業績予想引き上げ」
 ジオスター<5282.T>が7日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「生産能力引き上げ計画などを勘案して、中期業績予想を引き上げる」と題したレポートを公表しており、買い材料視する向きもあるようだ。
 今17.3期第3Q累計(4~12月)業績は、売上高217億円(前年同期比37.6%増)、営業利益21億円(前年同期は1.9 億円)となった。シールドトンネル用セグメントの増産が軌道にのり、四半期営業利益は第2Q(7~9月)の5億円(前年同期は0.5億円)から3Q(10~12月)は10億円(前年同期は4億円)に拡大。会社側は3Qの好調を受けて、今17.3期業績計画を上方修正したが、コスト増を慎重に見積もっている。いちよしでは会社計画より強気の予想を継続。

★13:57  日本CMK-3日ぶり急反落 3Q累計営業黒字転換も通期計画据え置きを嫌気
 日本シイエムケイ<6958.T>が3日ぶり急反落。同社は8日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が15.7億円(前年同期は2.2億円の赤字)だったと発表した。通期計画25.0億円(市場予想26.7億円)を据え置いた。
 先進運転支援システム(ADAS)をはじめとした車載分野での販売が大幅に増加した。

★14:05  デンヨー-後場上げ幅拡大 上限15万株・3億円の自己株取得枠を設定
 デンヨー<6517.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時に、上限15万株・3億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2017年2月13日~2017年3月23日。上限15万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.67%となる。


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