前場コメント No.6 ナノキャリア、いすゞ、ＮＥＣ、共立メンテナンス、富士重工業など
★9:08 ナノキャリア－反発 NC-6004のすいがんを対象とした第3相臨床試験の進ちょくを発表
ナノキャリア<4571.T>が反発。同社は2月9日の大引け後に、実施中である局所進行性・転移性すいがんを対象とした第3相試験において、中間解析が実施され、試験の継続が認められたと発表した。
NC-6004とゲムシタビンの併用療法と、ゲムシタビン単独療法を比較する多施設共同比較試験（検証試験）であり、承認を得るための最終段階の試験。試験に関し、第三者機関であるデータ安全性モニタリング委員会が開催され、委員会が実施した有効性および安全性に関する中間解析の結果、試験を継続する旨の勧告を受けたとした。
ナノキャリア<4571.T>が反発。同社は2月9日の大引け後に、実施中である局所進行性・転移性すいがんを対象とした第3相試験において、中間解析が実施され、試験の継続が認められたと発表した。
NC-6004とゲムシタビンの併用療法と、ゲムシタビン単独療法を比較する多施設共同比較試験（検証試験）であり、承認を得るための最終段階の試験。試験に関し、第三者機関であるデータ安全性モニタリング委員会が開催され、委員会が実施した有効性および安全性に関する中間解析の結果、試験を継続する旨の勧告を受けたとした。
★9:09 いすゞ自動車－ＴＩＷが「2+」へ引き上げ 業績に底打ち感あり
いすゞ自動車<7202.T>が反発。投資情報会社のＴＩＷでは、業績に底打ち感ありと判断。投資評価を「2（Neutral）」→「2+（Outperform）」と引き上げた。
今17.3期3Q累計（4～12月）決算では、（1）3Q（10～12月）のみで6四半期ぶりに増益に転じた、その背景でもあるが、（2）海外主要市場のアジアでタイを中心とした商用車およびピックアップトラックのビジネスがともに底を打ち上向き始めたことが確認できたことなどがポジティブ。会社は4Q（1～3月）に前年同期比14％営業減益と再び鈍化を予想し、通期計画を据え置いているが、4Q為替前提が1米ドル100円のままであり、計画上ぶれの余地があるとの見方を示した。
いすゞ自動車<7202.T>が反発。投資情報会社のＴＩＷでは、業績に底打ち感ありと判断。投資評価を「2（Neutral）」→「2+（Outperform）」と引き上げた。
今17.3期3Q累計（4～12月）決算では、（1）3Q（10～12月）のみで6四半期ぶりに増益に転じた、その背景でもあるが、（2）海外主要市場のアジアでタイを中心とした商用車およびピックアップトラックのビジネスがともに底を打ち上向き始めたことが確認できたことなどがポジティブ。会社は4Q（1～3月）に前年同期比14％営業減益と再び鈍化を予想し、通期計画を据え置いているが、4Q為替前提が1米ドル100円のままであり、計画上ぶれの余地があるとの見方を示した。
★9:09 ＮＥＣ－反発 長期格付けを「BBB-」に1ノッチ引き下げ
ＮＥＣ<6701.T>が反発。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は2月9日の大引け後に、長期格付けを「BBB-」に1ノッチ（段階）引き下げたと発表した。
格下げは、（1）17.3期に主力事業の売り上げ減などにより利益水準と収益性が一段と低下し、主要財務指標がＳ＆Ｐの従来の想定を下回る見通しとなった、（2）コスト削減効果を考慮してもEBITDA（償却前営業利益）は低水準にとどまるとの見方から、主要財務指標が今後数年間で「BBB」の格付けに見合う水準まで回復する可能性は低いと判断したため。来18.3期以降はコスト削減により収益性が緩やかながら回復するとともに、有利子負債の削減が進むことで、主要財務指標は緩やかに改善するとの見方に基づき、長期会社格付けのアウトルックは「安定的」とした。
ＮＥＣ<6701.T>が反発。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は2月9日の大引け後に、長期格付けを「BBB-」に1ノッチ（段階）引き下げたと発表した。
格下げは、（1）17.3期に主力事業の売り上げ減などにより利益水準と収益性が一段と低下し、主要財務指標がＳ＆Ｐの従来の想定を下回る見通しとなった、（2）コスト削減効果を考慮してもEBITDA（償却前営業利益）は低水準にとどまるとの見方から、主要財務指標が今後数年間で「BBB」の格付けに見合う水準まで回復する可能性は低いと判断したため。来18.3期以降はコスト削減により収益性が緩やかながら回復するとともに、有利子負債の削減が進むことで、主要財務指標は緩やかに改善するとの見方に基づき、長期会社格付けのアウトルックは「安定的」とした。
★9:09 共立メンテ－大幅反発 1：2の株式分割を実施
共立メンテナンス<9616.T>が大幅反発。同社は9日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。3月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。
共立メンテナンス<9616.T>が大幅反発。同社は9日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。3月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。
★9:09 共立メンテ－大幅反発 長期保有株主優待を導入 優待割引券を贈呈
共立メンテナンス<9616.T>が大幅反発。同社は9日、長期保有株主優待制度を新設すると発表した。毎年3月31日現在、同社株式1単元（100株）以上を3年以上保有する株主を対象に、優待割引券を贈呈する。
共立メンテナンス<9616.T>が大幅反発。同社は9日、長期保有株主優待制度を新設すると発表した。毎年3月31日現在、同社株式1単元（100株）以上を3年以上保有する株主を対象に、優待割引券を贈呈する。
★9:10 富士重工業－ＴＩＷが「2+」へ引き下げ 計画上方修正額はコンセンサスを下回る
富士重工業<7270.T>が反発。投資情報会社のＴＩＷでは、会社計画上方修正額は想定以上の諸費用の増加により、コンセンサスを下回っていると判断。投資評価を「1（Buy）」→「2+（Outperform）」と引き下げた。
今17.3期3Q累計（4～12月）決算が発表されたが、（1）通期計画の上方修正幅はコンセンサスを下回った、（2）背景には北米でのインセンティブ増加や品質関連費用の増がある、（3）米国新政権政策への不透明感が強い中、米国への輸出比率が高いことが懸念されるとして、投資評価を引き下げ。ただし、インセンティブ増加は金利上昇影響が大きく、品質関連費用の増は為替換算影響が主因であるなど、足もとの費用増に大きな懸念はないとの見方を示した。
富士重工業<7270.T>が反発。投資情報会社のＴＩＷでは、会社計画上方修正額は想定以上の諸費用の増加により、コンセンサスを下回っていると判断。投資評価を「1（Buy）」→「2+（Outperform）」と引き下げた。
今17.3期3Q累計（4～12月）決算が発表されたが、（1）通期計画の上方修正幅はコンセンサスを下回った、（2）背景には北米でのインセンティブ増加や品質関連費用の増がある、（3）米国新政権政策への不透明感が強い中、米国への輸出比率が高いことが懸念されるとして、投資評価を引き下げ。ただし、インセンティブ増加は金利上昇影響が大きく、品質関連費用の増は為替換算影響が主因であるなど、足もとの費用増に大きな懸念はないとの見方を示した。
★9:10 初値決定－安江工務店（JQ）は4％高の1300円 名証は1262円
東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場にきょう上場した安江工務店<3477.T>の初値は、公開価格の1250円を4.00％上回る1300円で付いた。
初値出来高は21万5500万株で、売買代金は約2.8億円。親引けを差し引いた公開株式数に対する売却率は38.23％だった。ベンチャーキャピタルの保有株はない。
なお、名古屋証券取引所の第2部にも重複上場しており、JASDAQより先に0.96％高の1262円で初値が付いた。ただし出来高は100株のみだった。
東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場にきょう上場した安江工務店<3477.T>の初値は、公開価格の1250円を4.00％上回る1300円で付いた。
初値出来高は21万5500万株で、売買代金は約2.8億円。親引けを差し引いた公開株式数に対する売却率は38.23％だった。ベンチャーキャピタルの保有株はない。
なお、名古屋証券取引所の第2部にも重複上場しており、JASDAQより先に0.96％高の1262円で初値が付いた。ただし出来高は100株のみだった。
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