前場コメント No.9 フライトHD、高千穂交易、Nフィールド、Eガーディアン、第一精工など

2017/02/10(金) 11:30
★9:26  フライトHD-大幅に3日続伸 通期営業益を上方修正 Apple Pay開始の特需で
 フライトホールディングス<3753.T>が大幅に3日続伸。同社は9日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.1億円から5.1億円(前期は0.9億円の赤字)へと引き上げると発表した。
 Apple Payの国内サービス開始に伴う特需で、多機能モバイル決済端末Incredistの大口受注があったという。
 3Q累計(4-12月)営業利益は4.5億円(前年同期は3.6億円の赤字)だった。

★9:28  モブキャスト-ストップ高買い気配  前期営業赤字縮小 広告宣伝費や人件費の抑制で
 モブキャスト<3664.T>がストップ高買い気配。同社は9日に、16.12期通期の連結営業損益は2.2億円の赤字(15.12期通期は4.5億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは300万円の黒字。
 ブラウザゲーム市場の縮小に伴うブラウザゲーム売上高の減少および海外ライセンス契約売上高が減少したことにより減収となったが、広告宣伝費および人件費の抑制を中心とする販管費の削減により赤字幅は縮小した。

★9:28  高千穂交易-続伸 店舗運営におけるデータ統合管理プラットフォームなど販売開始
 高千穂交易<2676.T>が続伸。同社は2月9日の大引け後に、世界的なファストファッション大手に採用された米国Tyco Retail Solutionsのデータ管理統合プラットフォーム“TrueVUE(トゥルービュー)”、および、より拡張性の高い万引き・ロス対策を可能にした次世代型商品監視システム(EAS)“Sensormatic SYNERGY(センソマチックシナジー)”の本格販売を開始したと発表した。同社では初年度Sensormatic SYNERGYを500セット、TrueVUEを30ライセンスの販売を目指すとした。

★9:29  Nフィールド-丸三が目標株価引き上げ 費用先行期は終わり利益拡大局面に移る
 N・フィールド<6077.T>が4日続落。丸三証券では、費用先行期は終わり、利益拡大局面に移ると想定。投資判断「買い」を継続、目標株価は1700円→2100円と引き上げた。
 精神科患者(統合失調症、うつ病など)の早期退院、在宅医療・支援など、社会復帰に向けて訪問看護のニーズは今後も高まると予想。会社側は中長期的な目標として2020年をメドに全国300拠点の設置を目指しており、今17.12期は25拠点の開設を予定。ただし、需要に応じてプラスαも想定されることから、丸三では今17.12期に35拠点程度の開設を予想しているとした。

★9:31  Eガーディアン-反発 子会社のHASHコンサルティングがロックオンと協業
 イー・ガーディアン<6050.T>が反発。同社は2月9日の大引け後に、子会社であるHASHコンサルティング(東京都港区)が、ロックオン<3690.T>と協業すると発表した。
 ロックオンが運営するECオープンソース「EC-CUBE」のユーザー向けに、構築されたECサイトの脆弱性を診断する「EC-CUBE セキュリティ診断サービス」を提供する。これは、セキュリティ専門企業HASHコンサルティングとEC-CUBE開発元のロックオンが強みを活かし、EC-CUBEに特化した精度の高いセキュリティ診断を行うサービス。これにより、各店舗はセキュリティに関する高度な知識の習得や費用面での大きな負担なくECサイトのセキュリティ向上が図られるとした。

★9:33  第一精工-一時ストップ高 今期営業益5倍増見込む 前期76.7%減益着地
 第一精工<6640.T>が一時ストップ高。同社は9日、17.12期通期の連結営業利益予想を20.0億円(前期比5.0倍)とすると発表した。
 電気・電子部品事業のアンテナ用超小型RF同軸コネクタや細線同軸コネクタで、今後市場の拡大が見込めるロボットや医療分野をはじめ、IoT関連の新規需要取り込みを進める。
 16.12期通期の営業利益は4.0億円(前の期比76.7%減)だった。ノートパソコンの販売不振やスマートフォンの成長鈍化などで、それらに使用されるコネクタの需要が減少したほか、急激な為替変動も影響した。


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