前場コメント No.14 アシックス、東急不動産、マキタ、伊藤園、シップヘルスケアなど
★10:08 三菱マテリアル－野村が目標株価引き上げ 超硬工具の低迷が気がかり
三菱マテリアル<5711.T>が大幅続落。野村証券では、超硬工具の低迷が気がかりとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3450円→3600円と引き上げた。
16年10～12月期決算では、営業利益の通期の会社計画が下方修正された。超硬工具を中心とする加工部門の会社の下方修正は、同業他社で回復傾向にある決算が発表されていたため、予想外であるとコメント。会社は鉱山配当の増額で通期の経常利益予想を上方修正したが、株式市場では円安や銅価格の上昇などで、営業利益ベースでもある程度の会社計画の超過達成を期待していたと考えられ、短期的には若干ネガティブな株価反応が予想される。野村では、超硬工具が中心となる加工部門を中心に業績予想を引き下げ。
三菱マテリアル<5711.T>が大幅続落。野村証券では、超硬工具の低迷が気がかりとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3450円→3600円と引き上げた。
16年10～12月期決算では、営業利益の通期の会社計画が下方修正された。超硬工具を中心とする加工部門の会社の下方修正は、同業他社で回復傾向にある決算が発表されていたため、予想外であるとコメント。会社は鉱山配当の増額で通期の経常利益予想を上方修正したが、株式市場では円安や銅価格の上昇などで、営業利益ベースでもある程度の会社計画の超過達成を期待していたと考えられ、短期的には若干ネガティブな株価反応が予想される。野村では、超硬工具が中心となる加工部門を中心に業績予想を引き下げ。
★10:09 アシックス－続伸 チリとペルーに現地法人を設立 南米で販売強化
アシックス<7936.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は2月9日の大引け後に、チリおよびペルーにおける商品の販売強化を目的とした現地法人を設立したと発表した。
同地域におけるアシックス商品の販売は、これまで北米および南米地域の統括会社であるアシックスアメリカコーポレーション（米国カリフォルニア州）を通じ、現地販売代理店との取引によって拡大してきた。今回の現法設立により、同地域での営業強化を図り、取引先を広げる方針。
アシックス<7936.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は2月9日の大引け後に、チリおよびペルーにおける商品の販売強化を目的とした現地法人を設立したと発表した。
同地域におけるアシックス商品の販売は、これまで北米および南米地域の統括会社であるアシックスアメリカコーポレーション（米国カリフォルニア州）を通じ、現地販売代理店との取引によって拡大してきた。今回の現法設立により、同地域での営業強化を図り、取引先を広げる方針。
★10:13 東急不ＨＤ－5日ぶり反落 3Q累計11％営業減益 住宅で土地一括売却が減少
東急不動産ホールディングス<3289.T>が5日ぶり反落。同社は9日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が421億円（前年同期比10.9％減）だったと発表した。
住宅事業での土地の一括売却の減少に加え、都市事業の投資家向けのビル等売却収益の減少などが響いた。
東急不動産ホールディングス<3289.T>が5日ぶり反落。同社は9日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が421億円（前年同期比10.9％減）だったと発表した。
住宅事業での土地の一括売却の減少に加え、都市事業の投資家向けのビル等売却収益の減少などが響いた。
★10:13 マキタ－ＣＳが「OP」へ引き上げ 業績再加速に向けて押し目の好機到来
マキタ<6586.T>が反発。クレディ・スイス証券では、業績再加速に向けて、押し目の好機到来と判断。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を8000円→9000円と引き上げた。
業績予想を増額修正。機械セクターを代表する安定成長・高収益企業。在庫調整が完了、増産に転じているが、PLへの顕在化遅れを主因に今3Q決算は弱めに終わり、株価下落が見られている。しかし、現地通貨ベースの新興国需要が前年比プラスに転じ始めているうえ、TOB（株式公開買い付け）により上場廃止となる日立工機からシェア獲得による国内シェア上昇が期待可能。今4Q以降は業績再加速が見込まれるうえ、円高ヘッジ銘柄としても有効と指摘した。
マキタ<6586.T>が反発。クレディ・スイス証券では、業績再加速に向けて、押し目の好機到来と判断。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を8000円→9000円と引き上げた。
業績予想を増額修正。機械セクターを代表する安定成長・高収益企業。在庫調整が完了、増産に転じているが、PLへの顕在化遅れを主因に今3Q決算は弱めに終わり、株価下落が見られている。しかし、現地通貨ベースの新興国需要が前年比プラスに転じ始めているうえ、TOB（株式公開買い付け）により上場廃止となる日立工機からシェア獲得による国内シェア上昇が期待可能。今4Q以降は業績再加速が見込まれるうえ、円高ヘッジ銘柄としても有効と指摘した。
★10:16 伊藤園－堅調 ポケモンGOと提携 自販機やタリーズがゲーム拠点に
伊藤園<2593.T>が堅調。10日付の日経新聞朝刊で、同社がスマートフォンゲーム「ポケモンGO」と提携すると報じられた。
10日から同社の自動販売機や傘下のタリーズコーヒージャパンが展開するカフェ店舗の一部が、ゲームに使う道具が得られたり、他のプレーヤーと戦ったりする拠点になるという。ゲームのプレーヤーを自販機や店舗に呼び込み、販売増につなげる狙いのもよう。
伊藤園<2593.T>が堅調。10日付の日経新聞朝刊で、同社がスマートフォンゲーム「ポケモンGO」と提携すると報じられた。
10日から同社の自動販売機や傘下のタリーズコーヒージャパンが展開するカフェ店舗の一部が、ゲームに使う道具が得られたり、他のプレーヤーと戦ったりする拠点になるという。ゲームのプレーヤーを自販機や店舗に呼び込み、販売増につなげる狙いのもよう。
★10:16 シップヘルスケア－野村が目標株価引き上げ 病院の設備投資厳しくとも介護・調剤成長
シップヘルスケアホールディングス<3360.T>が続伸。野村証券では、病院の設備投資環境は厳しいが、介護や調剤が成長していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4200円→4700円と引き上げた。
10～12月期の業績は堅調。地域医療構想関連など病院のリモデル案件の受注が増え、中期的に大学病院のリモデなど大型案件の検収も見込める。TPP（トータルパックプロデュース）は前期比20.7％減収だが、プロジェクトの検収は1～3月に集中するためネガティブではない。病院が医療機器など買い替えに慎重な姿勢なこと、手術室施工の価格競争激化やメディカルサプライでの先行費用がかさむため、野村予想は若干引き下げ。
シップヘルスケアホールディングス<3360.T>が続伸。野村証券では、病院の設備投資環境は厳しいが、介護や調剤が成長していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4200円→4700円と引き上げた。
10～12月期の業績は堅調。地域医療構想関連など病院のリモデル案件の受注が増え、中期的に大学病院のリモデなど大型案件の検収も見込める。TPP（トータルパックプロデュース）は前期比20.7％減収だが、プロジェクトの検収は1～3月に集中するためネガティブではない。病院が医療機器など買い替えに慎重な姿勢なこと、手術室施工の価格競争激化やメディカルサプライでの先行費用がかさむため、野村予想は若干引き下げ。
★10:17 インフォテリア－3日ぶり反発 3Q累計営業益2億円 ビッグデータ分析向けソフトの使用増
インフォテリア<3853.T>が3日ぶり反発。10日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）連結営業利益は、国際会計基準で2億円前後（前年同期は日本基準で1億6300万円）となったようだと報じられた。
主力のデータ連携ソフトをビッグデータの分析に使う用途が増え、保守契約も伸びたという。
インフォテリア<3853.T>が3日ぶり反発。10日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）連結営業利益は、国際会計基準で2億円前後（前年同期は日本基準で1億6300万円）となったようだと報じられた。
主力のデータ連携ソフトをビッグデータの分析に使う用途が増え、保守契約も伸びたという。
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