後場コメント No.1 ローム、デジタルガレージ、金下建設、三菱電機、JCコムサなど

2017/02/10(金) 15:00
★12:30  ローム-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 第2次高成長時代の幕開け
 ローム<6963.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、第2次高成長時代の幕開けと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を6800円→8300円と引き上げた。
 3Q(10~12月)売上高は前年同期比9%増と5四半期振りプラス転換で、為替影響を除けば実質ベースで同17%増と試算できる。車載・産機向け全般が堅調に伸びたことに加え、スマホ向けセンサモジュールなどの採用拡大も寄与した。月次売上高も例年の季節性に反して11月、12とも増加し、コンシューマ向けを主体とした季節変動パターンから脱却しつつある印象とコメント。成長をけん引する車載向けでは、ADAS搭載、電動車両、コネクティッドカーなどの恩恵が18年度より本格的に発現する見込。来18.3期は中長期的な成長の土台を作る重要な年度と指摘。

★12:30  Dガレージ-後場買い気配 上期営業益9.1億円 スマホ向け広告販売伸びる
 デジタルガレージ<4819.T>が後場買い気配。同社は10日前引け後、17.3期上期(7-12月)の連結営業利益が9.1億円だったと発表した。なお、決算期の変更で前年同期との比較はできない。
 マーケティングテクノロジー事業で、前期に続きスマートフォン向けの広告販売が増加し、売上高が順調に拡大したという。

★12:31  金下建設-底堅い 上限20万株・1億4000万円の自己株取得枠を設定
 金下建設<1897.T>が底堅い。同社は10日、上限20万株・1億4000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は2月14日~3月31日。上限20万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.40%。

★12:32  東洋エンジ-後場マイナス転換 通期営業益を下方修正 エチレン製造設備プロジェクトコスト増で
 東洋エンジニアリング<6330.T>が後場マイナス転換。同社は10日11時30分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の125億円から0億円(前期は111億円)に引き下げると発表した。米国向けエチレン製造設備プロジェクトにおける工事コストの大幅増加による収支悪化が響く。想定為替レートについては、前提を1米ドル105円から112円に変更した。市場コンセンサスは120億円となっている。
 併せて発表した17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は15億円の赤字(前年同期は47億円の黒字)だった。

★12:32  三菱電機-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 見通しは明るい
 三菱電機<6503.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、見通しは明るいと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1700円→1900円と引き上げた。
 グローバルに競争力のある製品事業を軸にソリューションを展開するビジネスモデルの強さと、経営陣の戦略執行力の高さに対するポジティブな見方は変更なし。景気変動を乗り越える成長力に注目。
 見通しは明るい。足元ではFA(Factory Automation)やパワー半導体の市況は底入れし、回復感が強まっている。また、自動車機器や空調機器は堅調さを維持している。一方、公共や電力などでシステム構築案件の不採算頻発は課題だが、受注管理の強化など対策を取り始めており、過度に懸念する必要はないと見ているとした。

★12:33  JCコムサ-後場買い気配 通期営業益を上方修正 原材料費の低減や製造コストの減少などで
 ジェーシー・コムサ<2876.T>が後場買い気配。同社は10日12時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.0億円から9.5億円(前期比26.5%増)に引き上げると発表した。食料品事業での原材料費の低減や生産効率の向上による製造コストの減少、外食事業での不採算店舗の閉店などが寄与する。
 併せて発表した17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は8.9億円(前年同期比30.3%増)だった。


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