〔Market Flash〕 東洋紡は211円を上抜くと二段目の上昇波動入りか~SMBC日興

2017/02/10(金) 12:45
【12:45】東洋紡は211円を上抜くと二段目の上昇波動入りか~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルレポートでは、東洋紡(3101)を取り上げている。株価は1989年11月の高値1040円からの下落波動が、2012年9月の安値80円で下げ止まった。その後の上昇で2009年8月の戻り高値192円を上抜いたことから、中期的な底を打ち、上昇局面に移行した可能性が高まっていると指摘している。2013年2月以降のレンジ相場が続いているが、昨年7月の211円を上抜くと二段目の上昇波動入りの可能性が高まり、まずは226円どころか276~292円どころへ上昇すると予想している。さらに中期的には、352円どころか366円どころまで上昇波動が拡大する可能性があると考えている。 【10:50】日本マイクロニクスにとって競合製品台頭の影響には注視が必要~CS  クレディ・スイス証券では、日本マイクロニクス(6871)の競合企業であるプローブカードメーカー最大手のフォームファクターの決算を受けて、マイクロニクスへの影響について考察している。決算では、ロジック・DRAM・車載関連がけん引する前提により、4Q実績や1Qガイダンスなどがコンセンサスを上回った。CSでは、マイクロニクスにとって競合製品台頭の影響には注視が必要とみている。一方で、直近のマイクロニクスの決算で遅れがみられた微細化投資による多ピン製品への切り替えについて、17年のDRAMプローブカードの需要見通しが18/20nm微細化投資により拡大基調にあることを確認できた点は追い風と考えている。また、フォームファクターではロジックでの需要は16年に続き17年も高水準が続くとみている一方、マイクロニクスでは17.9期1Q時点では業績拡大がみられておらず、ロジック向けプローブカードがマイクロニクスの業績をけん引するには依然として時間を要すると考えている。 【10:15】12月機械受注 目先の設備投資の調整は短期的なものとなると予想~野村  野村証券では、2016年12月の機械受注統計を受けてリポートしている。12月のコア機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比+6.7%と増加した。10-12月期全体では前期比-0.2%とやや停滞感のある結果だったが、昨年末の減速は想定比で穏やかなものになったと評価している。また、11月調査ではコア機械受注の範囲で大型案件受注が0件となっていたが、今回の12月調査では2件みられた。野村では、企業が先行きの不確実性を強く意識していた場合には、12月も大型案件が手控えられる可能性があるとみていたが、ひとまず悲観的な見方を取る必要のない結果になったと考えている。12月調査の日銀短観で見られた通り、企業の「様子見」姿勢が2016 年度末にかけて続く可能性はあるが、設備投資の減速は2017年1-3月期を中心とした短期的なものになると予想している。 【9:40】1月国内タイヤ販売は巡航速度維持~SMBC日興  SMBC日興証券では、日本自動車タイヤ協会(JATMA)発表の国内タイヤ販売動向を受けてリポートしている。1月の国内タイヤ販売は769万本、前年同月比+3.5%と3カ月連続で増加した。前月(+1.2%)よりは幾分伸び率が拡大しており、2014年以来1月としては最も高い伸びとなった。内訳では、市販用が403万本(+4.1%)、新車用が366万本(+2.9%)となった。年初から日本全土で厳しい寒さは続いてはいるが、いわゆるタイヤ特需につながる非降雪地域での降雪はなく、昨年の関東大雪以来、市販用のスタッドレスタイヤにまとまった販売特需は現れていないとコメントしている。 【9:15】総合不動産は決算発表を景気に株価は再び上昇基調へ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、 ヒューリック(3003)や東京建物(8804)の17.12期ガイダンス発表、および三菱地所(8802)の17.3期通期営業利益計画の上方修正など、決算発表を契機にデベロッパー株に再び反発の兆しが出ていると指摘している。好決算は、ビル売却や分譲マンションが想定以上であることが主因となっている。三菱UFJMSでは、2017年前半は、ドル高・円安や米長期金利上昇の再開をきっかけにインフレ期待が高まり、実質金利などの実質的な資金調達コストが下がることで、デベロッパー株に上昇余地があると考えている。 【8:45】2月限SQ算出日、寄り前気配はリゾートトラ、キョーリン、CTCなどが高い気配値  きょうは2月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。  主力株の寄り前気配では、リゾートトラ (4681) +4.04%、キョーリンH (4569) +3.64%、CTC(4739) +2.84%、ニプロ(8086) +2.79%、ローソン(2651) +2.67%、ニッパツ(5991) +2.43%、東海理化(6995) +2.34%、マツダ(7261) +1.97%、タダノ(6395) +1.94%、三菱UFJ(8306) +1.74%などが高い気配値。  一方、メディパル(7459)-21.72%、アルフレッサ (2784)-20.81%、北洋銀行(8524)-17.14%、八十二(8359)-14.43%、スズケン(9987)-10.93%、ネクソン(3659)-10.01%、ホトニクス(6965) -5.71%、グローリー(6457) -5.43%、豊通商(8015) -5.12%、Fマート(8028) -5.09%などが安い気配値となっている。
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