後場コメント No.5 共英製鋼、ＫＬａｂ、ヒューリック、小田急、リンテックなど
★13:13 共英製鋼－後場マイナス転換 通期営業益を下方修正 鉄スクラップ価格上昇などで
共英製鋼<5440.T>が後場マイナス転換。同社は10日13時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の101.0億円から80.0億円（前期比42.0％減）に引き下げると発表した。原材料である鉄スクラップ価格は引き続き上昇基調で推移することが予想されるほか、エネルギー費についても円安や原油価格の上昇により増加が見込まれるため。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は66.6億円（前年同期比39.9％減）だった。
共英製鋼<5440.T>が後場マイナス転換。同社は10日13時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の101.0億円から80.0億円（前期比42.0％減）に引き下げると発表した。原材料である鉄スクラップ価格は引き続き上昇基調で推移することが予想されるほか、エネルギー費についても円安や原油価格の上昇により増加が見込まれるため。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は66.6億円（前年同期比39.9％減）だった。
★13:15 ＫＬａｂ－急反発 前期営業益を下方修正も市場予想上振れ
ＫＬａｂ<3656.T>が急反発。同社は9日、16.12期通期の連結営業利益予想を従来の13.8億円から12.7億円（前期比42.0％減）へと引き下げると発表した。しかし市場は10.0億円を想定していたことで、買いが向かっている。
協業タイトル開発支援金やイベント事業関連費用の計上で外注費と業務委託費が増加したという。
ＫＬａｂ<3656.T>が急反発。同社は9日、16.12期通期の連結営業利益予想を従来の13.8億円から12.7億円（前期比42.0％減）へと引き下げると発表した。しかし市場は10.0億円を想定していたことで、買いが向かっている。
協業タイトル開発支援金やイベント事業関連費用の計上で外注費と業務委託費が増加したという。
★13:21 ヒューリック－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 収益物件の仕入れを見極めたい
ヒューリック<3003.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.12期上期中の収益物件の仕入れ進ちょくを見極めたいとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1140円→1200円と引き上げた。
前16.12期は不動産賃貸、J-REITなど向け不動産売上の両方が伸長し、前の期比+27.0％の営業利益533億円と好決算。一方、物件売却が進み、前16.12期末の仕掛を含む販売用不動産は957億円（15.12期末1075億円）に減少しており、固定資産からの振替281億円を除くと実質では676億円に減少した。今17.12期営業利益計画600億円を達成し、かつ今17.12期末に同水準の販売用不動産残高を維持するには、期中のなるべく早い段階で販売用不動産約1000億円、固定資産約2000億円を新たに取得する必要があると試算するが、三菱ＵＦＪＭＳではややハードルが高いと考え、今17.12期営業利益は小幅ながら計画未達を予想するとした。
ヒューリック<3003.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.12期上期中の収益物件の仕入れ進ちょくを見極めたいとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1140円→1200円と引き上げた。
前16.12期は不動産賃貸、J-REITなど向け不動産売上の両方が伸長し、前の期比+27.0％の営業利益533億円と好決算。一方、物件売却が進み、前16.12期末の仕掛を含む販売用不動産は957億円（15.12期末1075億円）に減少しており、固定資産からの振替281億円を除くと実質では676億円に減少した。今17.12期営業利益計画600億円を達成し、かつ今17.12期末に同水準の販売用不動産残高を維持するには、期中のなるべく早い段階で販売用不動産約1000億円、固定資産約2000億円を新たに取得する必要があると試算するが、三菱ＵＦＪＭＳではややハードルが高いと考え、今17.12期営業利益は小幅ながら計画未達を予想するとした。
★13:23 小田急－後場上げ幅縮小 通期営業益を上方修正も市場予想より依然弱い
小田急電鉄<9007.T>が後場上げ幅縮小。同社は10日13時15分、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の475億円から491億円（前期比7.2％減）へと引き上げると発表した。しかし市場は497億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
運輸業での箱根方面観光輸送の改善や、流通業での百貨店業の売り上げの想定上振れを見込んでいるという。3Q累計（4-12月）の営業利益は421億円（前年同期比0.9％減）だった。
小田急電鉄<9007.T>が後場上げ幅縮小。同社は10日13時15分、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の475億円から491億円（前期比7.2％減）へと引き上げると発表した。しかし市場は497億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
運輸業での箱根方面観光輸送の改善や、流通業での百貨店業の売り上げの想定上振れを見込んでいるという。3Q累計（4-12月）の営業利益は421億円（前年同期比0.9％減）だった。
★13:27 リンテック－後場マイナス転換 3Q累計営業益9.9％減 円高の影響で
リンテック<7966.T>が後場マイナス転換。同社は10日13時に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益が129億円（前年同期比9.9％減）だったと発表した。電子・光学関連セグメントが売上高、営業利益ともに円高による大きな目減り影響を受けたことなどが響いた。通期の会社計画170億円（前期比3.9％減）は据え置いた。
リンテック<7966.T>が後場マイナス転換。同社は10日13時に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益が129億円（前年同期比9.9％減）だったと発表した。電子・光学関連セグメントが売上高、営業利益ともに円高による大きな目減り影響を受けたことなどが響いた。通期の会社計画170億円（前期比3.9％減）は据え置いた。
★13:29 ＡＮＡ－ドイツ証が「Hold」へ引き下げ ＪＡＬは「Buy」継続
ドイツ証券では、日本航空<9201.T>、ＡＮＡホールディングス<9202.T>ともに業績予想を下方修正。ＪＡＬとＡＮＡの株価がそれぞれこの3カ月で11.8％、14.0％上昇しており、同期間の東証株価指数12.9％の上昇率と比較し、ＡＮＡについては上値を追わず、レーティングを引き下げるとした。
従来よりも円安の見通しをさらに円安へ強めるとともに、国際線旅客イールドへの圧力は続くと想定。ＪＡＬについても、上値余地は従来ほど期待できないとの見方を示した。
コード 銘柄 レーティング 目標株価
--------------------------------------------------------
9201 ＪＡＬ Buy継続 3860円→3700円
9202 ＡＮＡ Buy → Hold 329円→327円
ドイツ証券では、日本航空<9201.T>、ＡＮＡホールディングス<9202.T>ともに業績予想を下方修正。ＪＡＬとＡＮＡの株価がそれぞれこの3カ月で11.8％、14.0％上昇しており、同期間の東証株価指数12.9％の上昇率と比較し、ＡＮＡについては上値を追わず、レーティングを引き下げるとした。
従来よりも円安の見通しをさらに円安へ強めるとともに、国際線旅客イールドへの圧力は続くと想定。ＪＡＬについても、上値余地は従来ほど期待できないとの見方を示した。
コード 銘柄 レーティング 目標株価
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9201 ＪＡＬ Buy継続 3860円→3700円
9202 ＡＮＡ Buy → Hold 329円→327円
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