前場コメント No.12 沢井製薬、タカタ、大気社、フォーサイド、旭硝子など
★9:50 沢井製薬－反落 ピタバスタチン錠の医薬品簡略承認申請で米ＦＤＡから承認取得
沢井製薬<4555.T>が4日ぶり反落。同社は2月10日の大引け後に、子会社であるサワイＵＳＡ（米国デラウェア州）を通じて2013年8月に申請していた、HMG-CoA還元酵素阻害剤「Pitavastatin Tablets, 1mg, 2mg and 4mg」について、米国食品医薬品局（ＦＤＡ）から承認を取得したと発表した。当該製品は、Kowa Pharmaceuticals AmericaのLIVALO（原発性高コレステロール血症、脂質異常症の患者を対象とする医療用医薬品）のジェネリック医薬品。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
沢井製薬<4555.T>が4日ぶり反落。同社は2月10日の大引け後に、子会社であるサワイＵＳＡ（米国デラウェア州）を通じて2013年8月に申請していた、HMG-CoA還元酵素阻害剤「Pitavastatin Tablets, 1mg, 2mg and 4mg」について、米国食品医薬品局（ＦＤＡ）から承認を取得したと発表した。当該製品は、Kowa Pharmaceuticals AmericaのLIVALO（原発性高コレステロール血症、脂質異常症の患者を対象とする医療用医薬品）のジェネリック医薬品。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★9:53 タカタ－急騰 通期経常益を上方修正 市場コンセンサスを上回る
タカタ<7312.T>が急騰。同社は10日に、17.3期通期の連結経常利益予想を従来の290億円から440億円（前期比25.0%増）へと引き上げると発表した。売上高および営業利益が主に為替影響で前回予想を上回る見込みとなったことや、3Qにおいて為替差益が発生したため。市場コンセンサスは330億円。
連結純損益については、従来の200億円の黒字から640億円の赤字（前期は131億円の赤字）に引き下げた。米国司法省との間で合意した司法取引に関連した損失を司法取引関連損失引当金繰入額として特別損失に計上することが響く。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結経常利益は371億円（前年同期比26.2％増）だった。
タカタ<7312.T>が急騰。同社は10日に、17.3期通期の連結経常利益予想を従来の290億円から440億円（前期比25.0%増）へと引き上げると発表した。売上高および営業利益が主に為替影響で前回予想を上回る見込みとなったことや、3Qにおいて為替差益が発生したため。市場コンセンサスは330億円。
連結純損益については、従来の200億円の黒字から640億円の赤字（前期は131億円の赤字）に引き下げた。米国司法省との間で合意した司法取引に関連した損失を司法取引関連損失引当金繰入額として特別損失に計上することが響く。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結経常利益は371億円（前年同期比26.2％増）だった。
★9:54 大気社－野村が「Neutral」へ引き下げ 塗装事業の悪化が続いている
大気社<1979.T>が大幅反落。野村証券では、塗装事業の悪化が続いていると判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3290円→3070円と引き下げた。
16年10～12月期決算は塗装システムの損益の悪化が継続したこと、海外空調が引き続き減収となったことで、営業利益は20億円と前年同期の47億円を大きく下回った。野村では特に塗装システムでの施工トラブルによる損益悪化が継続した点、これまで海外の悪化を下支えしてきた国内の産業空調の受注モメンタムが鈍化した点を考慮し、投資判断を引き下げ。
従来は下期から塗装システムの損益が会社予想と同様に改善するとともに、海外空調の悪化を国内が補う状況が継続すると考えていたとしたが、10～12月期決算の内容を考慮するとリスクは高まっており、株価の上昇は当面見込みづらいと考えたとしている。
大気社<1979.T>が大幅反落。野村証券では、塗装事業の悪化が続いていると判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3290円→3070円と引き下げた。
16年10～12月期決算は塗装システムの損益の悪化が継続したこと、海外空調が引き続き減収となったことで、営業利益は20億円と前年同期の47億円を大きく下回った。野村では特に塗装システムでの施工トラブルによる損益悪化が継続した点、これまで海外の悪化を下支えしてきた国内の産業空調の受注モメンタムが鈍化した点を考慮し、投資判断を引き下げ。
従来は下期から塗装システムの損益が会社予想と同様に改善するとともに、海外空調の悪化を国内が補う状況が継続すると考えていたとしたが、10～12月期決算の内容を考慮するとリスクは高まっており、株価の上昇は当面見込みづらいと考えたとしている。
★9:55 フォーサイド－続伸 景品企画のブレイクを買収 アドアーズから3.15億円で
フォーサイド<2330.T>が続伸。同社は2月10日の大引け後に、アミューズメント機器用景品の企画・製作・販売を行う、ブレイク（東京都港区）の全株式を取得すると発表した。
取得先はアドアーズ<4712.T>で、取得価格は3億1500万円。スマートフォンアプリ開発・運営事業において、ブレイクのオリジナル景品企画・販売を加えることにより、これまでに培って来たコンテンツ企画に、アミューズメント施設向け景品制作・販売のノウハウとリソースを保有するできるとした。
フォーサイド<2330.T>が続伸。同社は2月10日の大引け後に、アミューズメント機器用景品の企画・製作・販売を行う、ブレイク（東京都港区）の全株式を取得すると発表した。
取得先はアドアーズ<4712.T>で、取得価格は3億1500万円。スマートフォンアプリ開発・運営事業において、ブレイクのオリジナル景品企画・販売を加えることにより、これまでに培って来たコンテンツ企画に、アミューズメント施設向け景品制作・販売のノウハウとリソースを保有するできるとした。
★9:58 旭硝子－野村が目標株価引き上げ 化学事業はさらなる拡大が期待できる
旭硝子<5201.T>が続伸。野村証券では、化学事業はさらなる拡大が期待できるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を870円→1100円と引き上げた。
塩化ビニールは東南アジアで需要拡大が続く一方、新規参入・増設が難しいことから、当面は高めの収益性が続く見込。中長期的には増設という展開もあり得ると想定。塩ビ/苛性ソーダの市況上昇、買収事業の新規連結などを踏まえて、業績予想を上方修正。構
造改革費用の一巡でEPSの回復が見込まれるなか、配当と自己株取得で総還元性向50％以上を継続実施する方針は株価にプラスと指摘。
旭硝子<5201.T>が続伸。野村証券では、化学事業はさらなる拡大が期待できるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を870円→1100円と引き上げた。
塩化ビニールは東南アジアで需要拡大が続く一方、新規参入・増設が難しいことから、当面は高めの収益性が続く見込。中長期的には増設という展開もあり得ると想定。塩ビ/苛性ソーダの市況上昇、買収事業の新規連結などを踏まえて、業績予想を上方修正。構
造改革費用の一巡でEPSの回復が見込まれるなか、配当と自己株取得で総還元性向50％以上を継続実施する方針は株価にプラスと指摘。
★9:58 倉庫精練－小動き 為替差損が2.08億円→1.77憶円と減少
倉庫精練<3578.T>が小動き。同社は2月10日の大引け後に、今17.3期第2四半期連結累計期間（2016年4月1日～9月30日）において、為替差損2億0800万円を計上していたが、その後の為替相場の変動により、第3四半期連結累計期間（2016年4月1日～12月31日）では、為替差損は1億7700万円に減少したと発表した。主に2016年12月末時点でグループが保有する外貨建資産・負債を評価替えした結果。
倉庫精練<3578.T>が小動き。同社は2月10日の大引け後に、今17.3期第2四半期連結累計期間（2016年4月1日～9月30日）において、為替差損2億0800万円を計上していたが、その後の為替相場の変動により、第3四半期連結累計期間（2016年4月1日～12月31日）では、為替差損は1億7700万円に減少したと発表した。主に2016年12月末時点でグループが保有する外貨建資産・負債を評価替えした結果。
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