前場コメント No.13 TOWA、キヤノン電子、テルモ、ユーザベース、セコムなど

2017/02/13(月) 11:30
★9:59  TOWA-いちよしがフェアバリュー引き上げ 17.3期第3四半期も減速感なし
 TOWA<6315.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、今17.3期第3四半期も減速感はなく、業績見通しを引き上げ。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1400円→1900円と引き上げた。
 今17.3期第3四半期(16年10~12月)決算からは、収益、受注ともに減速感はうかがわれなかったとコメント。日本、韓国、中国などでの装置需要が旺盛と見られ、この流れは外部環境の著しい変化が生じない限りは持続性のあるものとなりそう。いちよしでは、今17.3期以降の業績予想を上方修正した。

★9:59  川田TECH-大幅続伸 通期営業益を上方修正 鉄構・土木工事の設計変更が順調
 川田テクノロジーズ<3443.T>が大幅続伸。同社は10日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から53.0億円(前期比73.6%増)へと引き上げると発表した。鉄構セグメントと土木セグメントでの大型工事の設計変更獲得が順調に行われているという。
 3Q累計(4-12月)営業利益は48.8億円(前年同期比5.3倍)だった。

★10:00  テラ-もみ合い 「TLP0-001」の治験製品提供に関する進ちょくを発表
 テラ<2191.T>がもみ合い。同社は2月10日の大引け後に、連結子会社であるテラファーマ(東京都新宿区)が2016年12月7日に和歌山県立医科大学と医師主導治験の実施に関する契約を締結し、1月10日に医薬品医療機器総合機構に治験の計画を届け出た件に関し、治験計画届出書に関する調査が終了したと発表した。テラファーマは樹状細胞ワクチン(TLP0-001)の治験製品について、当初の計画通りに治験製品を提供する。

★10:01  キヤノン電子-続伸 JAXAがミニロケットを年内に再度打ち上げ IHI系と参画
 キヤノン電子<7739.T>が続伸。11日付の日経新聞朝刊で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、同社やIHI<7013.T>子会社のIHIエアロスペース(東京都江東区)が参画するミニロケットを年内にも再度打ち上げる方針を決めたと報じられた。
 1月半ばの打ち上げ失敗の原因となった通信途絶の調査を完了し、関連機器・部品などに対策を施せば再実験できるとの見通しが立ったという。

★10:03  テルモ-大和が目標株価引き下げ 減額修正に意外感も実態に大きな変化はない
 テルモ<4543.T>が3日ぶり反発。大和証券では、減額修正に意外感も、実態に大きな変化はないとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は4710円→4670円と引き下げた。
 3Q(3カ月間)の営業利益は前年同期比22%減となり。いまひとつの印象は残るとコメント。会社は見通しを減額したが、意外感があったものの、買収関連費用の影響は大きいと判断。実態に大きな変化は生じていないとして「強気」判断を継続。

★10:06  ユーザベース-急騰  今期営業益99.2%増見込む SPEEDA事業の契約ID数増などで
 ユーザベース<3966.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業損益予想を5.0億円の黒字(前期比99.2%増)と発表した。「SPEEDA」事業において国内および海外ともに契約ID数が増加すると見込んでいることや、「NewsPicks」事業において利用者拡大を見込んでいるため。
 併せて発表した16.12期通期の連結営業損益は2.5億円の黒字(前期は3.3億円の赤字)だった。「SPEEDA」事業において国内外で販売が堅調に推移したことや、「NewsPicks」事業においてユーザー数が順調に増加し、有料課金売上が増加したことが寄与した。

★10:09  セコム-大和が目標株価引き上げ 主力のセキュリティサービス事業が業績をけん引
 セコム<9735.T>が続伸。大和証券では、主力のセキュリティサービス事業が業績をけん引していると判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は7700円→8200円と引き上げた。3Q累計実績は前年同期比7.6%増収、同4.8%営業増益。セキュリティサービス事業に加え、保険、情報通信、不動産・その他も順調。


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