前場コメント No.18 ネクソン、共英製鋼、石原産業、ＷＡＳＨハウス、豆蔵ＨＤなど
★10:56 ネクソン－野村が目標株価引き上げ 「アラド戦記」が非常に好調
ネクソン<3659.T>が大幅に4日続伸。野村証券では、「アラド戦記」が非常に好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2100円→2300円と引き上げた。
野村予想を上方修正。主な理由は中国「アラド戦記」の底上げ。モバイルゲーム事業も、野村予想をやや上回って推移。同社は個別財務諸表における特別損失計上により、前16.12期末を無配とする一方で、1年間で約100億円の自己株取得方針を発表している。配当は今17.12期上期より再開の予定。
なお、野村では同社が「アラド戦記」以外に複数の収益の柱をもつべきだと考えているとしたが、まだ道半ばの印象とコメント。モバイルゲームの継続性もやや物足りないと指摘。
ネクソン<3659.T>が大幅に4日続伸。野村証券では、「アラド戦記」が非常に好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2100円→2300円と引き上げた。
野村予想を上方修正。主な理由は中国「アラド戦記」の底上げ。モバイルゲーム事業も、野村予想をやや上回って推移。同社は個別財務諸表における特別損失計上により、前16.12期末を無配とする一方で、1年間で約100億円の自己株取得方針を発表している。配当は今17.12期上期より再開の予定。
なお、野村では同社が「アラド戦記」以外に複数の収益の柱をもつべきだと考えているとしたが、まだ道半ばの印象とコメント。モバイルゲームの継続性もやや物足りないと指摘。
★11:00 共英製鋼－野村が目標株価引き下げ 短期業績を小幅引き下げ
共英製鋼<5440.T>がもみ合い。野村証券では、短期業績予想を小幅引き下げ。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2190円→2185円と引き下げた。
会社は今17.3期通期の営業利益予想を101億円から80億円まで下方修正した。QUICKコンセンサスは89億円であり、投資家から若干ネガティブに受け止められる可能性はあるが、2月10日の株価が前日比で1.6％下落しており、おおむね織り込まれたと判断。野村では、今17.3期についてはベトナム事業の見方を下方修正し、来18.3期以降では国内事業の見方を小幅に引き下げたが、中期業績の見方を大きく変えるほどではないと判断。
共英製鋼<5440.T>がもみ合い。野村証券では、短期業績予想を小幅引き下げ。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2190円→2185円と引き下げた。
会社は今17.3期通期の営業利益予想を101億円から80億円まで下方修正した。QUICKコンセンサスは89億円であり、投資家から若干ネガティブに受け止められる可能性はあるが、2月10日の株価が前日比で1.6％下落しており、おおむね織り込まれたと判断。野村では、今17.3期についてはベトナム事業の見方を下方修正し、来18.3期以降では国内事業の見方を小幅に引き下げたが、中期業績の見方を大きく変えるほどではないと判断。
★11:06 石原産業－大幅続伸 通期営業益を上方修正 3Q累計20％増益着地
石原産業<4028.T>が大幅続伸。同社は10日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から74.0億円（前期比11.0％減）へと引き上げると発表した。為替変動の影響を織り込んだもの。
3Q累計（4-12月）営業利益は29.3億円（前年同期比19.8％増）だった。有機化学事業で、農薬の国内販売が、新規の園芸殺菌剤や天敵農薬を市場に投入するなど積極的な営業活動を展開し、売り上げが伸びた。
石原産業<4028.T>が大幅続伸。同社は10日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から74.0億円（前期比11.0％減）へと引き上げると発表した。為替変動の影響を織り込んだもの。
3Q累計（4-12月）営業利益は29.3億円（前年同期比19.8％増）だった。有機化学事業で、農薬の国内販売が、新規の園芸殺菌剤や天敵農薬を市場に投入するなど積極的な営業活動を展開し、売り上げが伸びた。
★11:11 ＷＡＳＨハウス－急騰 今期営業益27.2％増見込む FC店舗中心とした積極的な出店で
ＷＡＳＨハウス<6537.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業利益予想を3.7億円（前期比27.2％増）と発表した。FC店舗を中心に積極的な出店を行うことが寄与する。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は2.9億円（前期比34.4％増）だった。「WASHハウスコインランドリーシステム一式」の販売が15.12期比で33店舗増加したことなどが寄与した。なお、前期のFC新規出店は105店舗と過去最多の出店となった。前期末のFC出店数は361店舗。
ＷＡＳＨハウス<6537.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業利益予想を3.7億円（前期比27.2％増）と発表した。FC店舗を中心に積極的な出店を行うことが寄与する。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は2.9億円（前期比34.4％増）だった。「WASHハウスコインランドリーシステム一式」の販売が15.12期比で33店舗増加したことなどが寄与した。なお、前期のFC新規出店は105店舗と過去最多の出店となった。前期末のFC出店数は361店舗。
★11:15 豆蔵ＨＤ－5日ぶり急反落 3Q累計5.7％営業増益も通期計画据え置きを嫌気
豆蔵ホールディングス<3756.T>が5日ぶり急反落。同社は10日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が13.3億円（前年同期比5.7％増）だったと発表した。通期計画20.0億円（市場予想21.8億円）を据え置いた。
情報サービス事業で、案件を整理することで高利益率案件へのシフトを進めた。また、プロジェクト管理の手法を一部子会社で見直した。
豆蔵ホールディングス<3756.T>が5日ぶり急反落。同社は10日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が13.3億円（前年同期比5.7％増）だったと発表した。通期計画20.0億円（市場予想21.8億円）を据え置いた。
情報サービス事業で、案件を整理することで高利益率案件へのシフトを進めた。また、プロジェクト管理の手法を一部子会社で見直した。
★11:21 セイノーＨＤ－急落 3Q累計営業益2.3％増も通期計画据え置きを嫌気
セイノーホールディングス<9076.T>が急落。同社は10日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益が207億円（前年同期比2.3％増）だったと発表した。
新規荷主獲得を中心とした貨物輸送量確保や各種実費の収受に注力したほか、さらなる輸送の効率化と費用管理および安全活動に取り組んだことが奏功した。通期の会社計画265億円（前期比1.2％増）は据え置いた。市場コンセンサスは270億円と上振れを見込んでおり、通期据え置きを嫌気して株価は売りが優勢となっている。
セイノーホールディングス<9076.T>が急落。同社は10日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益が207億円（前年同期比2.3％増）だったと発表した。
新規荷主獲得を中心とした貨物輸送量確保や各種実費の収受に注力したほか、さらなる輸送の効率化と費用管理および安全活動に取り組んだことが奏功した。通期の会社計画265億円（前期比1.2％増）は据え置いた。市場コンセンサスは270億円と上振れを見込んでおり、通期据え置きを嫌気して株価は売りが優勢となっている。
★11:24 イード－大幅に4日続伸 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くしで
イード<6038.T>が大幅に4日続伸。同社は10日、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の3.4億円から0.8億円（前期比73.8％減）へと引き下げると発表した。
PV数・運用型広告売上高が想定ほどの上昇傾向が見られず、当初予想値に達するまでには時間を要するものと判断したという。
17.6期上期（7-12月）営業利益は0.6億円（前年同期比57.0％減）だった。しかし株価は、悪材料出尽くしから大きく上昇している。
イード<6038.T>が大幅に4日続伸。同社は10日、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の3.4億円から0.8億円（前期比73.8％減）へと引き下げると発表した。
PV数・運用型広告売上高が想定ほどの上昇傾向が見られず、当初予想値に達するまでには時間を要するものと判断したという。
17.6期上期（7-12月）営業利益は0.6億円（前年同期比57.0％減）だった。しかし株価は、悪材料出尽くしから大きく上昇している。
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