後場コメント No.4 大成建設、ロイヤルＨＤ、サンドラッグ、日本電子、ＤＭＧ森精機など
★12:44 大和工業－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.3期は北米の持ち分法寄与が減少
大和工業<5444.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.3期は北米の持ち分法寄与が減少しているとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3130円→3200円と引き上げた。
3Q決算を受けて、北米持ち分法収入が想定以上によくないことや、韓国の失速などを考慮し、来18.3期以降の利益予想は減額修正。特に、（1）トランプ新政権の政策恩恵、（2）安定収益を生み出すなどの要因により、北米持ち分法は期待感が高かった。持ち分法寄与が減益となることから、同社のグロース性もやや頭打ちとなっているとみているとした。
大和工業<5444.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.3期は北米の持ち分法寄与が減少しているとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3130円→3200円と引き上げた。
3Q決算を受けて、北米持ち分法収入が想定以上によくないことや、韓国の失速などを考慮し、来18.3期以降の利益予想は減額修正。特に、（1）トランプ新政権の政策恩恵、（2）安定収益を生み出すなどの要因により、北米持ち分法は期待感が高かった。持ち分法寄与が減益となることから、同社のグロース性もやや頭打ちとなっているとみているとした。
★12:48 大成建設－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 17.3期以降の業績予想を増額修正
大成建設<1801.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.3期以降の業績予想を増額修正し、投資判断「Overweight」を継続した。エクイティリスクプレミアム上昇により、目標株価は1020円→1010円と引き下げた。
ゼネコン業界全体の3Q決算は好決算であったと評価。決算発表後の株価がポジティブに反応した企業に共通していることは、2Q（7～9月）から3Q（10～12月）にかけて営業利益モメンタムが改善し、完工総利益率が上昇したことが挙げられる。同社も同様な状況であり、3Q営業利益は2Q実績に対して42.3％増加し、完工総利益率は土木、建築ともに大きく改善した。また、株主還元については、連結配当性向25％以上をコミットメントしており、大手ゼネコンのなかでは最も投資家目線を持ち合わせている印象が強い。今17.3期配当に関しては決算数値が固まった段階で見直すものとみているとした。
大成建設<1801.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.3期以降の業績予想を増額修正し、投資判断「Overweight」を継続した。エクイティリスクプレミアム上昇により、目標株価は1020円→1010円と引き下げた。
ゼネコン業界全体の3Q決算は好決算であったと評価。決算発表後の株価がポジティブに反応した企業に共通していることは、2Q（7～9月）から3Q（10～12月）にかけて営業利益モメンタムが改善し、完工総利益率が上昇したことが挙げられる。同社も同様な状況であり、3Q営業利益は2Q実績に対して42.3％増加し、完工総利益率は土木、建築ともに大きく改善した。また、株主還元については、連結配当性向25％以上をコミットメントしており、大手ゼネコンのなかでは最も投資家目線を持ち合わせている印象が強い。今17.3期配当に関しては決算数値が固まった段階で見直すものとみているとした。
★12:49 ロイヤルＨＤ－続伸 前期4％経常増益との観測 「リッチモンド」ブランドのホテル好調
ロイヤルホールディングス<8179.T>が続伸。11日付の日経新聞朝刊で、同社の16.12期の連結経常利益が前の期比4％増の52億円程度だったようだと報じられた。
従来予想（12％増の56億円）には届かなかったが、8期連続で増益になったとみられる。「リッチモンド」ブランドのホテルが好調で、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」など外食の苦戦を補ったという。
ロイヤルホールディングス<8179.T>が続伸。11日付の日経新聞朝刊で、同社の16.12期の連結経常利益が前の期比4％増の52億円程度だったようだと報じられた。
従来予想（12％増の56億円）には届かなかったが、8期連続で増益になったとみられる。「リッチモンド」ブランドのホテルが好調で、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」など外食の苦戦を補ったという。
★12:51 サンドラッグ－いちよしがフェアバリュー引き下げ 最高益更新は続こう
サンドラッグ<9989.T>が反発。いちよし経済研究所では、今17.3期予想も下方修正だが最高益更新は続くとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは10200円→9700円と引き下げた。
今17.3期第3四半期累計（4～12月）決算は営業微増益に終わり、会社計画比でも売上高・営業利益ともに未達であった。ネガティブな印象は否めないが、増収営業増益を継続させており、同社の利益コントロール力を示した形。中期的にドラッグストア事業およびディスカウントストア事業が車の両輪となってけん引すると見方に変化はないとした。実績を踏まえて、いちよしの今17.3期予想を減額修正。
サンドラッグ<9989.T>が反発。いちよし経済研究所では、今17.3期予想も下方修正だが最高益更新は続くとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは10200円→9700円と引き下げた。
今17.3期第3四半期累計（4～12月）決算は営業微増益に終わり、会社計画比でも売上高・営業利益ともに未達であった。ネガティブな印象は否めないが、増収営業増益を継続させており、同社の利益コントロール力を示した形。中期的にドラッグストア事業およびディスカウントストア事業が車の両輪となってけん引すると見方に変化はないとした。実績を踏まえて、いちよしの今17.3期予想を減額修正。
★12:54 日本電子－反落 電子顕微鏡など使った受託分析サービスを開始
日本電子<6951.T>が反落。11日付の日経新聞朝刊で、同社が電子顕微鏡などを使った受託分析サービスを始めると報じられた。
本社工場（東京都昭島市）に設置している機器で試料を分析できるという。使用時間で課金するので、利用企業は高額な分析機器を購入せず済むとされる。中小企業などの利用を見込んでおり、同社はサービス事業で需要を開拓し、収益性の拡大を目指す考えのもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
日本電子<6951.T>が反落。11日付の日経新聞朝刊で、同社が電子顕微鏡などを使った受託分析サービスを始めると報じられた。
本社工場（東京都昭島市）に設置している機器で試料を分析できるという。使用時間で課金するので、利用企業は高額な分析機器を購入せず済むとされる。中小企業などの利用を見込んでおり、同社はサービス事業で需要を開拓し、収益性の拡大を目指す考えのもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★12:56 ＤＭＧ森精機－急騰 今期営業益11.2倍見込む 受注環境の堅調推移で
ＤＭＧ森精機<6141.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業利益予想を220
億円（前期比11.2倍）と発表した。日本・米州・欧州の各地域ともに受注環境は引き続き堅調に推移すると見込むため。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は19.6億円だった。同社は、2015年12月期より決算日を3月31日から12月31日に変更したため、前期比較はできない。DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTとの協業提携から、2016年に完全経営統合を行う過程において事業および資産の見直しを行い、重複資産の整理やノンコアビジネスからの撤退に伴う一時費用を計上したことが響いた。
ＤＭＧ森精機<6141.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業利益予想を220
億円（前期比11.2倍）と発表した。日本・米州・欧州の各地域ともに受注環境は引き続き堅調に推移すると見込むため。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は19.6億円だった。同社は、2015年12月期より決算日を3月31日から12月31日に変更したため、前期比較はできない。DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTとの協業提携から、2016年に完全経営統合を行う過程において事業および資産の見直しを行い、重複資産の整理やノンコアビジネスからの撤退に伴う一時費用を計上したことが響いた。
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