後場コメント No.6 ぐるなび、JUKI、GDO、タカトリ、マツモトキヨシなど
★13:14 ぐるなび-いちよしがフェアバリュー引き下げ 先行投資負担を見直し
ぐるなび<2440.T>が反発。いちよし経済研究所では、ARPU前提、新規事業に関する先行投資負担を見直し。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2300円→2200円と引き下げた。
今17.3期3Q(10~12月)決算は主力の飲食店販促サービスが想定を下回り、いちよし予想を下回る着地となった。いちよしでは、従来予想を下回った3Q実績に加え、新規事業開発に関する投資強化の可能性を考慮し、今17.3期以降の業績予想を下方修正。
会社側は、新規事業として主に生産者やメーカーと外食店とを結ぶ食材の紹介サービスや、旅行先の観光・アクティビティの情報メディア「ぐるたび」、訪日観光客向け観光情報メディア「LIVE JAPAN」等の立ち上げに注力。ただし、いずれも現時点での収益寄与は僅少であるとの見方を示した。
ぐるなび<2440.T>が反発。いちよし経済研究所では、ARPU前提、新規事業に関する先行投資負担を見直し。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2300円→2200円と引き下げた。
今17.3期3Q(10~12月)決算は主力の飲食店販促サービスが想定を下回り、いちよし予想を下回る着地となった。いちよしでは、従来予想を下回った3Q実績に加え、新規事業開発に関する投資強化の可能性を考慮し、今17.3期以降の業績予想を下方修正。
会社側は、新規事業として主に生産者やメーカーと外食店とを結ぶ食材の紹介サービスや、旅行先の観光・アクティビティの情報メディア「ぐるたび」、訪日観光客向け観光情報メディア「LIVE JAPAN」等の立ち上げに注力。ただし、いずれも現時点での収益寄与は僅少であるとの見方を示した。
★13:17 JUKI-急騰 前期営業益34.6%減も会社計画を上回る
JUKI<6440.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業利益予想を48.0
億円(前期比3.2%増)と発表した。前提為替レートは1米ドル105円としている。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は46.5億円(前期比34.6%減)だった。縫製機器事業が中国などでの売り上げ低迷や前期に比べて円高で推移したことにより減益となったこと。また、産業装置事業が中国や米国での売り上げ減少や競争による利益率の低下などで減益となったことが響いた。なお、通期の会社計画は42.0億円だったので上振れての着地となった。
JUKI<6440.T>が急騰。同社は10日に、17.12期通期の連結営業利益予想を48.0
億円(前期比3.2%増)と発表した。前提為替レートは1米ドル105円としている。
併せて発表した16.12期通期の連結営業利益は46.5億円(前期比34.6%減)だった。縫製機器事業が中国などでの売り上げ低迷や前期に比べて円高で推移したことにより減益となったこと。また、産業装置事業が中国や米国での売り上げ減少や競争による利益率の低下などで減益となったことが響いた。なお、通期の会社計画は42.0億円だったので上振れての着地となった。
★13:18 GDO-いちよしがフェアバリュー引き下げ 成長性に対する評価は不変
ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>が続落。いちよし経済研究所では、成長性に対する評価は不変とし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは1400円→1200円と引き下げた。
前16.12期は期末にかけてリテールビジネスを中心に急減速。リテール事業の売上高をより慎重に見直すほか、ITインフラなどへの投資を織り込むことで、今17.12期以降の業績予想を下方修正。しかし、ゴルフ業界におけるEC化率の上昇などを背景に同社の送客シェア、ゴルフ用品販売シェアの拡大が続くとの見方に変更はないとした。
ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>が続落。いちよし経済研究所では、成長性に対する評価は不変とし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは1400円→1200円と引き下げた。
前16.12期は期末にかけてリテールビジネスを中心に急減速。リテール事業の売上高をより慎重に見直すほか、ITインフラなどへの投資を織り込むことで、今17.12期以降の業績予想を下方修正。しかし、ゴルフ業界におけるEC化率の上昇などを背景に同社の送客シェア、ゴルフ用品販売シェアの拡大が続くとの見方に変更はないとした。
★13:20 タカトリ-8日ぶり急反落 1Q営業赤字転落 電子機器が全般軟調
タカトリ<6338.T>が8日ぶり急反落。同社は10日、17.9期1Q(10-12月)の連結営業損益が1.5億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)だったと発表した。
電子機器事業で、MWS(マルチワイヤーソー)の販売額は増加したが、全体的に低調に推移した。競争激化に伴う採算の悪化や、受注機会の逸失なども響いた。
タカトリ<6338.T>が8日ぶり急反落。同社は10日、17.9期1Q(10-12月)の連結営業損益が1.5億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)だったと発表した。
電子機器事業で、MWS(マルチワイヤーソー)の販売額は増加したが、全体的に低調に推移した。競争激化に伴う採算の悪化や、受注機会の逸失なども響いた。
★13:23 マツモトキヨシ-野村が目標株価引き上げ 新たなけん引役が課題
マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が続伸。野村証券では、店舗閉鎖の増益局面は終盤で、新たなけん引役が課題として、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は6000円→6200円と引き上げた。
子会社の戦略的閉店が足元も続いており、子会社は合理化成果により来18.3期も増益継続が見込める。ただし、不採算店閉鎖による増益局面は終盤で、焦点が徐々に売上成長に移るなか、事業会社マツモトキヨシ(単体)の日本人客回復が課題。ネット販促と化粧品PB、調剤、サプリメントのカスタマイズなどの専門サービス強化を組み合わせて集客向上に努めており、成果発揮が待たれるとした。
マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が続伸。野村証券では、店舗閉鎖の増益局面は終盤で、新たなけん引役が課題として、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は6000円→6200円と引き上げた。
子会社の戦略的閉店が足元も続いており、子会社は合理化成果により来18.3期も増益継続が見込める。ただし、不採算店閉鎖による増益局面は終盤で、焦点が徐々に売上成長に移るなか、事業会社マツモトキヨシ(単体)の日本人客回復が課題。ネット販促と化粧品PB、調剤、サプリメントのカスタマイズなどの専門サービス強化を組み合わせて集客向上に努めており、成果発揮が待たれるとした。
★13:26 ミマキエンジニアリング-大幅続伸 いちよしが「個々の分野での健闘が光る」
ミマキエンジニアリング<6638.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「競争環境は厳しいものの、個々の分野での健闘が光る」と題したレポートを公表しており、材料視されているようだ。
今17.3期第3四半期(16年10~12月)業績は、為替要因を除いても健闘の目立つ内容。SG(サイングラフィック)を中心に競争環境は厳しいものの、新製品投入、M&Aなどによる拡販が期待され、いちよしでは今17.3期以降の業績見通しを上方修正。新製品投入と円安により業績を伸ばしてきた15.3期以降の低迷ののち、同社は再び成長軌道を取り戻した可能性もあるとした。
ミマキエンジニアリング<6638.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「競争環境は厳しいものの、個々の分野での健闘が光る」と題したレポートを公表しており、材料視されているようだ。
今17.3期第3四半期(16年10~12月)業績は、為替要因を除いても健闘の目立つ内容。SG(サイングラフィック)を中心に競争環境は厳しいものの、新製品投入、M&Aなどによる拡販が期待され、いちよしでは今17.3期以降の業績見通しを上方修正。新製品投入と円安により業績を伸ばしてきた15.3期以降の低迷ののち、同社は再び成長軌道を取り戻した可能性もあるとした。
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