後場コメント No.7 新晃工業、田淵電機、ＴＨＫ、市光工業、シチズンなど
★13:27 タカギセイコー－ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 構造改革計画の活動成果で
タカギセイコー<4242.T>がストップ高買い気配。同社は10日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.7億円から21.0億円（前期比2.5倍）に引き上げると発表した。海外における車両およびOA分野の受注数量の増加や、邦貨換算の増益影響および構造改革計画の活動成果などが寄与する。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は15.0億円（前期比5.4倍）だった。
タカギセイコー<4242.T>がストップ高買い気配。同社は10日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.7億円から21.0億円（前期比2.5倍）に引き上げると発表した。海外における車両およびOA分野の受注数量の増加や、邦貨換算の増益影響および構造改革計画の活動成果などが寄与する。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は15.0億円（前期比5.4倍）だった。
★13:29 新晃工業－いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績予想を下方修正
新晃工業<6458.T>が反落。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続も、業績予想を下方修正し、フェアバリューは2200円→1900円と引き下げた。
今17.3期は売上高373億円（前期比10％減）、営業利益52億円（同14％減）と、会社計画より弱含みの減益を予想。今17.3期では、日本事業は国内の大規模オフィスや商業施設などの竣工案件が少なく、大型空調設備需要の端境期になるとみているほか、アジア事業が中国の景気減速の影響により減収減益が不可避とみるため。国内の端境期は今17.3期4Q（1～3月）も続く見込み。
新晃工業<6458.T>が反落。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続も、業績予想を下方修正し、フェアバリューは2200円→1900円と引き下げた。
今17.3期は売上高373億円（前期比10％減）、営業利益52億円（同14％減）と、会社計画より弱含みの減益を予想。今17.3期では、日本事業は国内の大規模オフィスや商業施設などの竣工案件が少なく、大型空調設備需要の端境期になるとみているほか、アジア事業が中国の景気減速の影響により減収減益が不可避とみるため。国内の端境期は今17.3期4Q（1～3月）も続く見込み。
★13:34 田淵電機－大幅に3日続落 通期営業赤字転落見込む 北米パワーコンディショナで売り上げ遅延
田淵電機<6624.T>が大幅に3日続落。同社は10日、17.3期通期の連結営業損益予想を従来のゼロから26.0億円の赤字（前期は49.2億円の黒字）へと引き下げると発表した。
パワーコンディショナーの海外市場展開、特に注力している北米市場で、州政府や地域電力会社によって異なる規格や顧客の仕様要求の対応に時間を要しており、売り上げの本格化が来期にずれ込む見通しになったという。
17.3期3Q累計（4-12月）営業損益は23.5億円の赤字（前年同期は42.5億円の黒字）だった。
田淵電機<6624.T>が大幅に3日続落。同社は10日、17.3期通期の連結営業損益予想を従来のゼロから26.0億円の赤字（前期は49.2億円の黒字）へと引き下げると発表した。
パワーコンディショナーの海外市場展開、特に注力している北米市場で、州政府や地域電力会社によって異なる規格や顧客の仕様要求の対応に時間を要しており、売り上げの本格化が来期にずれ込む見通しになったという。
17.3期3Q累計（4-12月）営業損益は23.5億円の赤字（前年同期は42.5億円の黒字）だった。
★13:35 ＴＨＫ－続伸 来期大幅増益の確度は高い 「買い」継続
ＴＨＫ<6481.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、来期大幅増益の確度は高いと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は3100円→3200円と引き上げた。
3Q営業利益は57億円とＧＳ予想59億円とほぼ同水準で着地。想定線だが、通期計画営業利益は210億円→240億円とＧＳ従来予想235億円を上回る水準にまで増額修正され、ポジティブ。それ以上に大きなサプライズと考えるのが、前四半期比で大幅に伸長した国内外の受注高。同社は海外子会社決算が3カ月ずれるため、16年10～12月の受注高の改善が売上計上されるのは17年1～3月期が中心、つまり、来18.3期1Q以降。来期大幅増益の確度は高まったと指摘した。
ＴＨＫ<6481.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、来期大幅増益の確度は高いと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は3100円→3200円と引き上げた。
3Q営業利益は57億円とＧＳ予想59億円とほぼ同水準で着地。想定線だが、通期計画営業利益は210億円→240億円とＧＳ従来予想235億円を上回る水準にまで増額修正され、ポジティブ。それ以上に大きなサプライズと考えるのが、前四半期比で大幅に伸長した国内外の受注高。同社は海外子会社決算が3カ月ずれるため、16年10～12月の受注高の改善が売上計上されるのは17年1～3月期が中心、つまり、来18.3期1Q以降。来期大幅増益の確度は高まったと指摘した。
★13:35 市光工業－ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 国内受注増による増収などで
市光工業<7244.T>がストップ高買い気配。同社は10日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の33.0億円から42.0億円（前期比72.9％増）へと引き上げると発表した。国内受注増を主因に増収となったことや、国内工場やアセアン子会社の合理化が想定以上に進ちょくしていることが寄与する。市場コンセンサスは31.0億円。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は27.2億円（前年同期比4.3倍）だった。
市光工業<7244.T>がストップ高買い気配。同社は10日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の33.0億円から42.0億円（前期比72.9％増）へと引き上げると発表した。国内受注増を主因に増収となったことや、国内工場やアセアン子会社の合理化が想定以上に進ちょくしていることが寄与する。市場コンセンサスは31.0億円。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は27.2億円（前年同期比4.3倍）だった。
★13:39 シチズン－大幅反落 底打ちの判断は時期尚早 株価に割安感もない 「中立」継続
シチズン時計<7762.T>が大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、底打ちの見方は時期尚早と判断。株価に割安感もないとして、投資判断「中立」を継続、目標株価は620円→580円と引き下げた。
10～12月期営業利益76億円はＧＳ予想90億円/ブルームバーグコンセンサス89億円を下回った。同社の社内計画比では、時計事業の国内販売およびムーブメント事業が下振れた。ポイントは2点。（1）時計市況が一段と悪化しているわけではない、（2）ただし、来期復調を期待するのは時期尚早。
現株価は来期PER13.4倍（過去5年平均は13倍）と割安感もなく、「中立」の投資判断を継続。ＧＳ業績予想は3Q実績を反映し、時計電子デバイス事業の見通しを引き下げ、今期/来期/再来期の営業利益予想をそれぞれ5％/6％/5％下方修正。
シチズン時計<7762.T>が大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、底打ちの見方は時期尚早と判断。株価に割安感もないとして、投資判断「中立」を継続、目標株価は620円→580円と引き下げた。
10～12月期営業利益76億円はＧＳ予想90億円/ブルームバーグコンセンサス89億円を下回った。同社の社内計画比では、時計事業の国内販売およびムーブメント事業が下振れた。ポイントは2点。（1）時計市況が一段と悪化しているわけではない、（2）ただし、来期復調を期待するのは時期尚早。
現株価は来期PER13.4倍（過去5年平均は13倍）と割安感もなく、「中立」の投資判断を継続。ＧＳ業績予想は3Q実績を反映し、時計電子デバイス事業の見通しを引き下げ、今期/来期/再来期の営業利益予想をそれぞれ5％/6％/5％下方修正。
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